聖母哀傷(羅:mater dolorosa)は、カトリック教における「マリア7つの悲しみ」(13世紀までは5つの悲しみ)のことであり、とりわけ、イエスが十字架刑を言い渡されてから、処刑され、十字架からおろされるまでの間のマリアの心境に関する宗教上、芸術上のテーマのことをさす。
14世紀頃に登場したピエタ(あるいは「悲しみの聖母」)からはじまるカトリックにおける大テーマの一つ。ピエタの図像は、息絶えたイエスを膝の上に抱いたマリアの彫像としてまず現れ、西ヨーロッパの悲観的な情勢ともあいまって急速にひろまっていった。
このピエタのひろまりとともに、マリア信仰や神秘主義的な聖痕信仰にあわせ絵画・彫刻・音楽などの芸術もひろまっていった。
カトリックの世界では、長い間、目前でわが子を失ったマリアの深い悲しみに激しく共感し、また自らの不幸を重ね合わせることで、自分らに対する神の救済を強く願っていたのである。
なお、カトリック聖歌の『スターバト・マーテル』は歌詞冒頭の"Stabat mater dolorosa"(悲しみの聖母は佇みぬ)を省略したものである。
掲示板
1 ななしのよっしん
2016/12/21(水) 18:34:39 ID: k0rgx0UhCu
http://k
横スカ事変でこの構図がパロられた可能性が微レ存…?
2 ◆CBGbQXRNEo
2022/01/09(日) 18:22:07 ID: CchnEm0/jj
急上昇ワード改
最終更新:2025/04/05(土) 22:00
最終更新:2025/04/05(土) 22:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。