セイントセイヤメイオウシンワ
聖闘士星矢 冥王神話とは、『週刊少年チャンピオン』で連載中の『聖闘士星矢』本編から243年前の物語である。
『聖闘士星矢』本編における前聖戦が舞台である。原作者車田正美本人が執筆する『NEXT DIMENSION』と、手代木史織が描く『THE LOST CANVAS』の二作が存在する。
『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』はかつて『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『聖闘士星矢』の続編となる漫画。
『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』はその派生作品である。
ネクストディメンション、NDと呼ばれることが多い。
かつて『週刊少年ジャンプ』にて連載され人気を博した『聖闘士星矢』の完全「新作」が、『週刊少年チャンピオン』にて連載されるということで往年のファンに衝撃を与えた漫画。袋とじオールカラーという異例の形の新連載だった。
2006年4月27日発売の『週刊少年チャンピオン』22・23合併号にプロローグとなる聖闘士星矢ハーデス編のリメイクが掲載。
2006年8月3日発売の『週刊少年チャンピオン』36・37合併号に第一話が掲載され連載が始まったが、次の38号にて「全話オールカラー連載という週刊少年誌史上初の豪華絢爛な連載スタイルを実現するため」という理由で「随時休みながら不定期に掲載を進めるランダム連載」という連載形式になることが告知された。
鳴り物入りで始まったものの、数ページ載った後に数ヶ月休むフルカラー袋とじ漫画というスタイルのせいもあり、チャンピオンの看板ではなく「謎の漫画」的なポジションに収まり、袋とじ時代は評判も今一つであった。後に袋とじではなくなり、フルカラー掲載も廃止されることになった(単行本はフルカラーである)。
その後1年程の長い休載を経て連載再開した2009年2月5日発売の『週刊少年チャンピオン』10号より「星矢の正統なる続編!」というアオリ文がつくようになり、『聖闘士星矢』の「新作」ではなく「続編」として扱われるようになる。ストーリーも原作『聖闘士星矢』の終了直後の話が描かれるようになった。
童虎とシオンは黄金聖闘士に昇格し、聖戦勃発を阻止するためハーデスが降臨する以前にアローンを殺めようとする。アローンは親友である天馬星座の聖闘士・天馬により一度は救われるが、天馬が二人の黄金聖闘士に相対する隙にパンドラを名乗る女性の言うがままに覚醒の証・冥王の剣を引き抜き、アローンはハーデス城へ連れ去られてしまう。
「続編」として再開後は再び注目度が上昇し、人気を博するようになった。年に数回しか載らない連載形態は変わっていないが、長らく看板漫画だった『範馬刃牙』が終了したこともあり今『週刊少年チャンピオン』で一番売り上げが良い作品となっている。
ロストキャンバス、LCと呼ばれることが多い。
NDのランダム連載化の告知とともに「もう一つの星矢」として週刊連載が予告された派生作品。いわば穴埋め企画である。「史上初のマルチアングルデュアル連載 、二つのアングル二つの小宇宙で、一つの冥王神話が描かれる!!」というアオリとともに始まったが、二つの物語の接点は少なくその内容は完全に別物であった。
2006年8月24日発売の『週刊少年チャンピオン』39号から連載開始。NDが『聖闘士星矢』の正統続編というスタンスであるのに対し、LCは原作『聖闘士星矢』の大ファンである手代木史織が彼女なりの視点であくまでも原作の過去の前聖戦を描く歴史物語となっている。
企画当初は長期連載の予定ではなかったが、好評を得て約4年半の長きにわたり連載することとなった。
2011年4月7日発売の『週刊少年チャンピオン』19号にて連載終了。全25巻。
テンマは黄金聖闘士・天秤座の童虎に才能を見いだされ修行の末、天馬星座の聖闘士となった。また、聖域で幼なじみの少女・サーシャと再会し、彼女がこの時代のアテナであることを知る。テンマの故郷がハーデス軍の襲撃に遭いその迎撃に向かうが、そこで冥王ハーデスの正体がサーシャの兄で幼馴染の親友・アローンであることを知り大きな衝撃を受ける......。
アニメ化され、2009年にOVA第1章、2011年に第2章が発売されている。内容としては単行本11巻ぐらいまでであり、未完となっている。
本編連載終了後、人気のあった黄金聖闘士12人それぞれにスポットを当てた『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話外伝』を『週刊少年チャンピオン』2011年25号より2012年22・23合併号まで連載の後、『別冊少年チャンピオン』に連載の場を移し、2012年7月号より2016年4月号まで連載。全16巻。
『プリンセスGOLD』2009年11+12月号に掲載された(LC外伝14巻に収録)ほか、『チャンピオンRED』において現在に至るまで何度か新作読み切りが掲載されている(単行本未収録)。
掲示板
365ななしのよっしん
2022/04/29(金) 22:12:44 ID: DDw9BYHi5o
そういう想像の流れで、神話の時代に神聖衣を発現させてハーデスの肉体に傷付けたという初代天馬星座の聖闘士は
多分ベレロフォンなんだろうなと考えたことはある
アテナから天馬を操る手綱を与えられ、数々の敵や魔物を討ち倒し英雄と呼ばれるも
やがて増長して天に上ろうとし、神々の怒りを買って地に堕とされるとか
実際の神話での活躍そのまま落とし込めそうなくらい噛み合ってる
366ななしのよっしん
2022/04/29(金) 22:49:34 ID: hNMhuiXaLx
アルテミスがアテナの妹でなく姉になったりするから
神話の通りには行かないような気もする
ペガサスとクリュサオルが兄弟だったなんてあの漫画からは全く読み取れなかった……
367ななしのよっしん
2022/06/18(土) 22:45:37 ID: DDw9BYHi5o
>>366
神話を下敷きにしてるシリーズなのは確かだし、ちゃんと神話通りの部分もあるから、全く参考にならないわけではあるまい
氷河とアイザックよろしく、当時も兄弟弟子が敵味方に分かれて戦ったこともあるとかなら、むしろ実に車田的展開だし
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最終更新:2023/01/28(土) 10:00
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