肝付良兼とは (キモツキヨシカネとは) [単語記事]

「肝付良兼」（きもつき・よしかね 1535 ～ 1571）とは、チート一族島津家の隣に位置する大隅の戦国大名にして、日向の伊東氏と組んで島津家に対抗した肝付一族最後の勇者。

概要

肝付氏最大の版図を築いた一代の英雄・肝付兼続の嫡男に生まれる。

※20歳以上年の離れた弟は、駄目武将ランキングトップ５に二人とも入っている肝付兼亮と肝付兼護。

肝付家と島津家の仲がまだ良好であった頃、母・御南（阿南）の父である島津忠良を烏帽子親に元服し、「良」の字を賜って肝付良兼と名のった。

父・肝付兼続の隠居により家督を継ぐと、日向の島津忠親と争うようになった事から島津貴久との関係が悪化して南北から攻められる羽目になり、日向の伊東義祐とのの間で娘を娶る等誼を結んで島津家に対抗したが、本城の高山城を島津家の軍勢に落とされると、隠居後も実権を握っていた父・肝付兼続が憤死した為、名実共に肝付家の最高権力者となった。