胡蝶の夢 単語

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コチョウノユメ

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胡蝶の夢(胡蝶之夢)とは、中国戦国時代の思想、荘子(荘周)による逸話である。『荘子』[1]の「斉物論篇」に収められており、荘子の逸話の中では最も有名で、一般的にもよく知られている。

概要

荘子がの中で(胡)になり、生まれながらのとして飛んでいたが、が覚めた。そこで荘子はこれは自分がになったを見たのか、それとも今の自分はが見ているなのか?と考えた、いう逸話。

大雑把に言えば「夢と現実のどちらが真実であるかは問題ではなく、一つのものの変化に過ぎない。人間の自分もの自分も等しく己であり、どちらも肯定して受け入れ、その上でそれぞれの場で満足して生きればよい」ということを説いているもので、荘子の考えである「自然(逍遊)[2]」「一切斉同[3]」が色濃く反映されている。

現在では単に現実の区別がつかないことや、人生さの例えにも使われるようになった。

また、この逸話からは「夢見鳥」と呼ばれるようになったと言われている。

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関連項目

脚注

  1. *書物の名。荘子の著書とされるの文献。
  2. *ありのままの自然にまかせて、手を加えないこと。
  3. *「知」の判断から離れ、無限の立場から見れば、「是と非」「彼と」「生と死」「善と悪」など対立しているように見えても万物は等価であるという思想。
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最終更新:2024/04/25(木) 13:00

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