胸囲測定とは (キョウイソクテイとは) [単語記事]

胸囲測定とは、ある意味女子にとっての公開処刑である。

概要

身体測定の一環などとして、胸囲をはかる事。あるいは服を仕立てる際の採寸などのために胸囲をはかる事。

どちらにせよメジャーを胸部に回して測る方法が一般的であり、一人だけでは正確に測ることは難しく、計測する人が別に必要な事が多い。また、身体測定の時など多数の人間の胸囲をはからなくてはならないときは測定をスムーズに進めるため計測者の他に記録者も必要になる。

このとき、計測者は数値を読み上げて記録者に伝えることになるが、十分なスペースが確保されていなければその数値は列に並んで計測を待つ人にも聞こえてしまう事になる。胸の大きさにコンプレックスを持つ女性にとってはかなり恥ずかしいだろう。

戦後に定められた学校健康診断の必須項目として「胸囲」が含まれており、身長体重座高と並んで成長の目安の一つとされてきた。

しかし、1995年に学校健康診断の必須科目から、胸囲の項目は削除されている。従って、上記のような胸囲を聞かれて恥ずかしいと言った光景はもう学校では見られないだろう。

ただし、「必須項目ではなくなった」だけなので、学校によってはそのまま継続しているところもあるかもしれない。

身体測定の際にはかられる胸囲は胸の一番高い部分、つまりトップバストのことであるが、バストサイズを考える場合、乳房の下部の長さであるアンダーバストも測る。トップバストとアンダーバストの差がカップ数の目安になる。

身体測定時にはアンダーバストまで測る必要はないので、こちらはランジェリーショップや衣装の採寸などで測ることになるだろう。

当たり前だが、胸囲測定をするときには体操服やブラジャーのみの姿になる。現実世界ではもう行われていない学校での胸囲測定などではその姿の女性がたくさん並ぶことになるので、男性にとってはまさに秘密の花園となる。

創作では普段男性が見ることができない女性の胸囲測定の描写を入れることでサービスシーンとなるのに加えて、女性キャラクター同士の反応を見せることでキャラ付けにも使うことができる。

また、集団での胸囲測定でなくとも、女性が男性を挑発したり、誘う方法として自らの胸囲を測らせるという方法を取ることがある。