腐敗と掛け算の女神コトリサバスとは (モウソウガオシゴトとは) [単語記事]

卓m@sなどテーブルトークRPG（TRPG）界で主に登場するタグだが、現世界にも存在している。

なるべくTRPG界隈と現世に於けるコトリサバスを分割して説明できればと思う。

概要（共通）

「汝の掛けたいように掛け算するがよい」

フォーセリアやラクシアなど、あらゆる世界に存在するらしい（SNE非公認の）始祖神の１柱であり、一説によればルミエル系・イグニス系・カルディア系の上位に位置すると言われて、現世でもマイナー宗教として存在する。

迷子のあずささん並に 空間・世界の壁を越えてフェンディルやアルディオン、オールドワールド、現世などドコにでも教祖や信者が存在する不思議な神である。某世界の魔王アンゼロットが唯一信仰・崇拝（崇廃？）する神という噂すらもあるが。

司るものは「腐敗した思考」または妄想と、それを加速させるための概念「掛け算（×）」である。

その加護の範囲で「コトル（小鳥る）・ピヨる・又は小鳥インフルエンザ」といった特有の腐治の病が発生する事と、コトリサバスという名前の類似性から腐敗の女神ブラグザバスの系譜ともされる。しかし、どちらかと言えば加護というよりも試練を与える存在である事、信仰者が少ない（表立って信仰することが憚れる、または抱く妄想がコトリサバスの供物となっていることを知らない）事から、あまり名は知られていないが、種族を問わず人族やバルバロスにも信仰者がいる。

冒険者、冒険者の宿の主人、妄想の魔女コトリーチェ等々、自覚・無自覚問わず数々の分神を持つらしい。しかし、周囲の人々が分神を見つけることは、たとえその名に「コトリサバス」との類似性があったとしても「気づきたくない」という生物的防衛本能により遮断されるため困難である。

コトリサバスに見込まれた冒険者は試練を与えられて遭遇する敵の強さが跳ね上がる傾向がある。それを乗り越えて絆の強さを深くした冒険者達の絡みやりとりをコトリサバスは供物としている様子。さらにコトリサバスは、信者の妄想だけでなく自らの妄想をも力に換えられる事から、神の中では稀有な自己発電型ではないかとも言われている。

掛け算の対象は多種多様だが、主に試練を与えた冒険者達が犠牲対象になる。掛け算の概念については、どちらを前にする、後ろにするといった執着はなく、どちらも大好物のようだ。これを交換法則という。他には3つ以上のものを対象として分配法則・結合法則も成立するといわれている。

なお、その思考パターンについては多元世界の一つ、801と名付けられた文字と妄想に彩られた次元の存在群（まさに群れ）と似通っている。数少ない記録からは人物や性別はおろか、無機物、有機物、はたまた概念や神まで「掛け算」を行う事が判明しているため関連が示唆されるが、接触を試みた研究者が尽く発狂（または思考汚染）しているため、研究は遅々として進んでいない。

解説（共用）

「リバカプでの腐協和音は厳禁！」

よしわかった、掛け算しよう。

卓ゲm@ster作品群におけるGM員（じむいん）こと、音無小鳥が時折耽る妄想タイムの事と、意図的か否かはともかくとして時折起きるキャラクター同士（またはプレイヤー同士）の掛け合いに妄想を加速させる小鳥さんの事である。

呼び名がザバスとサバスがあるのは、元ネタであるブラグザバスに近い名と、小鳥さん（コトリサン）寄りの名がある事に由来する。また、腐女子の魔窟的意味で、魔女集会の「Sa bbath（サバト）」にも語源があるのかもしれない。

設定上、作品は基本的にソード・ワールド無印及び2.0を題材した動画に限られると思われていたが、現世を含めてあらゆる世界に信者が居ることが発覚した、恐るべき神である。

聖印／性印／聖淫（共用）

ペンダントやネックレスタイプが一般的ではあるが、コトリサバスに関しては薄い本やインカム型の物も存在する。これは『インカム』と（コトリサバスの大好物である）『淫Come』を掛けている為である。

掛け算だけでなく、淫を…もとい韻を踏む、言葉掛けも若干は嗜んでいるようだ。

聖印装備の効果

SRPGやRPGでは知力＋20・計算力＋10、 TRPGでは知力＋２・精神力＋２の能力値が加算される。

ただし、計算力がプラスになっても掛け算・割り算にのみ発揮され、足し算や引き算では計算ミスをすることが多くなる。

（※割り算は分子・分母をひっくり返しての掛け算で計算できる為、脳内ではリバ掛け算として処理される）

信者になる為には…（逸般斜壊人）

「お盆と年末に必ず３日ずつ休むのは義務だ！」

妄想するようになったら、既に信者になっていると思われ。

im@sに関係なくてコトリサバス的思考（嗜好）が出来るようになれば…おめでとう、キミは立派な上級者だ！

信者になる為には…（TRPG）

プリースト技能が無くとも信者にはなれる。また、"信者になるだけ"であれば他のプリースト技能を持っている者でもなる事が出来る。嫉妬深いとも言われる大神Ｓ様も実は信者であったため黙認している。（※ 詳細は後述）

特徴

コトリサバスのプリーストLv.1を習得するとセージ技能が無くとも『みさくら語（読／話）』が使用可能言語に加わる。また、特殊技能として『妄想／イマジン』『妄想腐敗／ミィッター』を自動習得、またプリーストLv.3で特殊技能『妄想具現化／ピヨブック』、Lv.5（SW1.0)／Lv.7(SW2.0）で特殊技能『腐系参観／イマジネーション・シェアリング／ビーエール』を自動習得する。

（特殊技能名前は上記のように『Ａ／Ｂ』など２つ以上あるが、システムや世界観などを元にＧＭ判断でどちらを使うか決めて良い）

他のプリーストとは異なり、SW無印ではエルフやグラスランナーでもプリーストになれ、SW2.0ではタビットやルーンフォークでもなれる。

最大の特徴としては『経験点Ｂ』で会得できるという事だろう。（但し、無印のエルフ、グララン、2.0のルンフォ、タビット。以上の種族の男はLv1を会得する際のみ経験点1500を要するだが、その分（男の信者には加護が強いらしく）特殊神聖魔法以外の神聖魔法は 同性の味方にはＣ値８、異性の味方及び敵にはＣ値９となる。）

大神関係の噂

シーン様とアステリア様は表向きはティダン様の女性関係トラブルで仲が悪くなったと言われているが、それはあくまで表向きの理由。

真相は、元々は仲が良かったコトリサバス傘下の２人（シーン様とアステリア様）だが、サカロス様を交えての飲み会の席（一説によるとBL本即売会の打ち上げとの噂も…）に於いてリバカプ（ティダン様受け派のシーン様と、ティダン様攻め派のアステリア様）が原因で２人の仲は決裂、深い溝を作ってしまったというのが真相とコトリサバス神殿では言い伝えられている。

融合神リルズとの確執

大神にも信者がいるコトリサバス様ではあるが、唯一「天敵」とまで言わしめる存在が融合神リルズである。事の発端は『神ケ』後の打ち上げオフ会で起こった。

　コトリ「次の予定は炎と氷よ。『氷攻めの炎受け』で行こうかしら」

　リルズ「炎と氷？だったら『フレイザード』を作れば良いじゃない」

この一言が『掛け算』と『融合』の対立の発端となったという。俗に言う【第二次元世界大戦Ｇ（God）】の勃発である。

　みさくらリルズ「男と女の融合でフタナリを作ったときは『アナタが神か！』と言っていたくせに…（ブツブツ）」

　コトリサバス様「それとこれとは全く別次元の話よ！」

聖地

コトリサバス様の聖地としては、ファー・ジーアースにある『乙女ロード』、夏と冬に「神ケ」（神界のコミケ）が開催される『▽▽』、更にはとある世界には有ると言う噂がある『音無電気街／ピヨハバラ』などがある。

特殊技能・神聖（神性）呪文

特殊技能『妄想／イマジン』とは？

ＳＷ1.0・2.0共通（消費ＭＰ：３（固定）／対象：本人／時間：18Ｒ／抵抗：不可　効果：精神抵抗＋２・生命抵抗＋２、回避－３）

妄想をして自分の世界に入り浸ります、その集中力から生命抵抗及び精神抵抗が上昇しますがトリップしている為回避値にマイナスペナルティが付きます。

特殊技能『妄想具現化／ピヨブック』とは？

セッション頭の生活費徴収の場面で、描いた絵や本が貴腐人たちに売れた収入を算出できる。（初代SWのバードが歌っておひねりを得て生活資金にしていたのと同じ概念）。但し、作品が必ず当たる（売れる）とは限らない。

収入の算出方法…（ＧＭとの相談によって変更・調整可）

（Lv.3以上のみ適用）2d6をして、プリLv.と同じ偶奇数が出れば収入を得る。（例：Lv3なら2d6で奇数が出ればOK）

（Lv.７以上は更に条件追加）2d6がピンゾロの場合は逆に損失が発生するが、それ以外のゾロ目の場合はいつも以上に売れた事になる。（下記※印計算式参照）

　Lv.1　見習いの為なし
　Lv.2以上　　2d6×日数×プリーストレベル×５　　　　　　　　「商業単行本」の売り上げ"淫税"のようなもの
※Lv.7以上　　2d6×日数×プリーストレベル×８　　　　　　　　（2d6がゾロ目だった場合の計算式）

以上が手取り額となる。（実際はその倍額が手に入っているのだが、半分はコトリサバス様へのお布施として自動的にカットされる）

特殊技能『妄想腐敗／ミィッター』とは？

敵が『かばう』でダメージを受けた際に自動発動し、ターンの最後（後攻フェイズの後、次ターンの先攻フェイズの前）に再行動できるようになる。但し後述の『ヤオインパルス』を除いて【かばった敵】【かばわれた敵】への攻撃は出来ない。（『ヤオインパルス』は２人の関係をハッテンさせるという認識なので許されている。その代わり『妄想腐敗』と『ヤオインパルス』のコンボ発動の際は特等席で見るために（制限移動を無視して）前衛位置まで自動的に移動する事になる。　『妄想腐敗』のみｏｒ『ヤオインパルス』のみ発動の場合は強制移動は発生しない。）

他の敵への攻撃及び味方の回復などは問題なく行える。

特殊技能『腐系参観／イマジネーション・シェアリング／ビーエール』とは？

ＳＷ1.0（消費ＭＰ：３５／対象：起点指定範囲30ｍ／時間：６Ｒ／抵抗：消滅）

SW2.0（消費ＭＰ：７／対象：起点指定30ｍ／時間：６Ｒ／抵抗：達成値差３以上なら消滅、２以下なら１Ｒ有効）

己の妄想を他人に『お裾分け』します。（先に特殊技能『妄想／イマジン』を実行しており、その効果時間内であることが絶対条件）

コトリサバス信者以外の者がこの魔法を受けた場合、アッー！んなモノやこ～んな事が脳裏にちらつく為、各判定に－１のペナルティが付きますが、「これで死ぬのは恥ずかし過ぎる！」との本能で、どれだけオーバーキルであろうと生死判定は自動成功します。

コトリサバス信者はコレをオカズにご飯３杯はいけるので生命抵抗と精神抵抗に＋２されますが、その後１週間分は文字通り食費が嵩んでしまい+10G掛かります。また、「コレで死ねるならホモ…もとい、本望」ということで、生死判定は通常通りの処理になります。

専用魔法『ヤオインサート』とは？

プリーストLv.4で自動習得（開眼）する魔法。

　ＳＷ1.0（消費ＭＰ：20／対象：敵単体（拡大可）／時間：一瞬／抵抗：消滅）

　ＳＷ2.0（消費ＭＰ：６／対象：敵全体／時間：一瞬／抵抗：消滅）

ゴブリンシスターなど、メスには無効。

抵抗に失敗した敵は全て頭を抱えて正座しうずくまってしまう（転倒状態扱い）。それも器用なことに後ろ向きで。つまり、PL側に背（尻）を向けるている事になる。　　うつ伏せに倒れた敵→ or2　　　PL側

敵は転倒状態なので回避ペナルティが付き、一部の武器（※後述）を装備した者が攻撃する際はＣ値-1、ダメージ+5される。その理由は該当武器から自由に推測して欲しい。

※該当する武器：

　≪ソード≫　レイピア・エストック・ファストスパイク・ピアシング
　≪スピア≫　トライデント・パルチザン・コルセスカ以外の全て
　≪ウォーハンマー≫　ピック・マトック・ウォーピック
　≪投擲≫　ソリフェラム・ミスリルダート・アザガイ
　≪ボウ・クロスボウ≫　全て
　【魔法】　エネルギージャベリン

専用魔法『ヤオインパルス』とは？

プリーストLv.7で自動習得（開眼）する魔法。

　SＷ1.0（消費ＭＰ：30／対象：敵単体（拡大可）／時間：一瞬／抵抗：消滅）

　SＷ2.0（消費ＭＰ：９／対象：敵全体／時間：一瞬／抵抗：消滅）

抵抗に失敗した後衛は目の前にいる前衛を押し倒して「ウホッ」「アッー！」な事をする。

押し倒される前衛は回避不能、また転倒状態になると共に「アッー！」による後衛の冒険者Lv × 1d6のダメージを受ける（防御力無視）

抵抗に失敗した前衛は目の前にいる敵で妄想してしまってそのラウンド行動不可になるが、先に後衛に「アッー！」されると現実世界に戻り転倒状態から行動可能になる………が、後衛を信用しなくなる為、事後は後衛にも注意を向けることになり、命中／回避などの達成値がすべて－２される。（【かばう】で【かばわれた】敵には後衛の効果が適用され、【かばわれた】敵の後ろで範囲魔法に巻き込まれた後衛も後衛の効果が適用され「ウホッ」「アッー！」な３（ピ～）以上が発生する）

なお、これも『ヤオインサート』同様に、ゴブリンシスターなどメスには無効だが他が抵抗失敗し、上記シーンが発生した場合はこれに魅入ってしまう為、次のターンは行動不能になると共に腐女子に目覚め『コトリサバス』信者になる。その者は敵であっても『コトリサバス神官』は今後二度と同族を襲わない事を条件に見逃す（放免する）事が出来る。

余談ではあるが、見逃された者が自拠点に戻り、顛末を話した事によってひっそりと蛮族／バルバロスのメスの間にもコトリサバスが浸透して行ったのである。

『コールゴッド』に関して

本来は（SW2.0ならば）全てのプリーストがLv.15で会得できる魔法なのだが…ご本尊自らがあちらこちらに出歩き、ピヨり菌を振り撒いて…もとい、布教活動をに忙しく応じてもらえない。、その為、神聖魔法一覧からも抹消された。

他にもプリーストレベルが上がる事で会得できる（開眼する）特殊神聖呪文があるとの噂だが、まだ解明されていない。

腐敗と掛け算の女神コトリサバス単語

概要（共通）