腸よ鼻よとは、島袋全優による漫画である。
概要
潰瘍性大腸炎で大腸を全摘した作者本人の闘病記録をベースにしたギャグエッセイ漫画。
度重なる入退院や手術、過酷な治療などを、作者持ち前の光属性で波乱万丈かつコミカルに回想録として描く。
ウェブコミック配信サイト『GANMA!』において、2017年6月30日から2023年4月14日まで隔週金曜日更新で連載された。全129話で単行本は全10巻。
2019年に行われた第5回次にくるマンガ大賞のWebマンガ部門において3位にランクインするなど話題を呼んだ。
扉絵などで腸にやさしいレシピを作中のキャラクターが紹介しており、こちらも好評を得ている。
スピンオフとして『腸はなくとも食欲はある!』がある。
あらすじ
漫画家を目指す19歳の沖縄在住の専門学校生・島袋全優は、バイト漬けの毎日の中で突如謎の腹痛に見舞われる。
腸炎と判断され投薬を続けるものの一向に症状は改善しなかったため、全優は自ら内視鏡検査を希望。
その結果、発症原因不明の難病特定疾患・潰瘍性大腸炎だと判明。
ここから全優の厳しく長い闘病生活が始まる。
主な登場人物
- 島袋 全優(しまぶくろ ぜんゆう)
- 19歳で指定難病の潰瘍性大腸炎に罹り、23歳で大腸を全摘した女性漫画家。バーで過去の闘病を回想として語りだす。生まれも育ちも沖縄。四コマ漫画が得意。少女漫画家を目指していたが恋愛経験が皆無なので諦めた。好きなものはオッサンと筋肉。
- ドクターS
- 全優が転院した病院の消化器内科専門医。潰瘍性大腸炎の患者を多く診察している。少々強引だが技術は確かで、出張先からでもカルテを見て研修医に指示を出すほど仕事熱心。見た目が某スネーク風だが、ドクターSの「S」はスネークの「S」ではない。お米信者かつ筋肉信者。
- 第一の担当医
- 腹痛の全優が最初にかかった医者。全優の症状をただの腸炎と軽く見て誤診し症状を悪化させるなど、彼女の心と腸に深い傷を残した。内視鏡の写真を白黒で提出するなど、医者とは思えないほどいい加減。
- 全優の母
- 我が子一番の母。かなりの心配性で、ストレスを受けるたびに感情がおかしくなる。
- 全優の父
- 料理人をしている全優の父。肥満体系だがパッチリ二重で目がキラキラしている。
- 全優の兄
- 全優の四歳違いの兄。普段はお気楽だが家族思いな面も。登場人物の中で一番モデルに近い。アニメ化した際の声優には宮野真守を希望している。
- 全優の姉
- 全優の一歳違いの姉。シスコンで、全優のことを「全くん」と呼ぶ。好きなものはアメコミとひき肉料理とおにぎり。
- マスター
- 現在の全優が通うバーの粋なマスター。モデルとなったマスターがいたバーは既に閉店済み。
- ボブ
- 現在の全優が通うバーの常連。無口だが全優の話を興味深そうに聞いている黒人の米兵。名前は作中では明かされず、人気投票の時に判明した。
- マタヨシ
- 全優と仲がいいフレンドリーな看護師。様々なジャンルに手を出しているガチオタ。全優とは現在も一緒にご飯を食べたりアニメイトに行ったりしている。SNSも相互フォロー中。
- 研修医山田
- 全優が転院した病院にいた、「自分研修医ですが」が口癖の研修医。坊主頭にメガネで無表情と冷徹なイメージを抱かせるが、実際はかなり親身になって全優に対応してくれる。
- S里
- バンドマンっぽい見た目の洋楽好きの男性看護師。
- スーさん
- 全優が通う専門学校でシナリオを専攻している友達思いな同級生。全優の色々な友人をモデルにして生まれた複合型のキャラクター。
- 編集M
- エヴァンゲリオンのようなシルエットで描かれ、片言口調で喋る漫画雑誌「サバイブ」編集部の男性。沖縄に出張編集に来た際に全優が見せた四コマ漫画を気に入り、彼女の最初の担当編集者となる。ネームを食べるなどかなりの変わり者だが、シンプルに全優の描く漫画が好きなため、全力でサポートする。既婚者で子供が二人いる。奥さんは沖縄出身。
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目