自殺用ブラックパックンとは、改造マリオにおいて「詰み」が発生しうる場所に不自然に配置されているブラックパックンの通称である。
その名の通り、自殺するために配置されたブラックパックンである。
たった一度のミスで、前進も後退もできなくなる構成をもつステージにおいて、死亡するために必要な要素がタイム以外、一切排除されたところに一つだけ配置されているブラックパックン。
つまり、そういうことである。
自殺などしなくてもタイムアウトで死亡するが、300カウント以上残された時点で詰んだ場合、300カウント以上を無為に過ごさせるのはあまりにかわいそうだ……そんな制作者の良心である。
ブラックパックンをひたすら連続して配置して極端に難易度をあげているものは、クリアできる要素も同時に配置されており、自殺用ブラックパックンとは呼ばない。
クリアできる要素が配置されていないものは、ただの無理ゲーである。
似たような方法に、落ちたら死ねる「穴」をあけるものがある。ただし、この場合当該地形が地面と接していなければならないという制限が出てしまう。ブラックパックンなら配置が自由でお手軽なのである。
改造ではない本家のマリオは、そもそも(バグ技でも使わない限り)「詰み」が発生しないようなステージ構成になっているため、自殺用の手段を用意する必要性はほとんどない。
例外が『スーパーマリオブラザーズ2』の「逆ワープ」である。ここにはワールド3からワールド1に戻ってしまうワープゾーンが存在するが、左端に自殺用の穴がある(ブラックパックンは当時未登場)。やり直したくない、ワールド9[1]に行きたい、という場合はこれを利用するのが手っ取り早い。
ワールド8にも、ワールド5に戻ってしまう逆ワープが存在するが、こちらには自殺用の手段が全くないため、どうしてもというならタイムアップを待つしかない。
改造マリオが公式で作れる『スーパーマリオメーカー』シリーズでは、詰みが発生するステージが登場しうる。しかし、このゲームでは詰んだ場合ポーズをかけて「最初からやり直す」を選べばよいため、自殺用の手段を用意するステージ制作者はほとんどいない。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2025/11/19(水) 13:00
最終更新:2025/11/19(水) 12:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。