艦載機 単語


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艦載機とは、空母等の軍用艦艇で運用される航空機である。

概要

空母等の軍用艦艇への離着陸・収納を可にした航空機す。
必ずしも固定機・戦闘用途に限らず、ヘリコプター回転機)も含める。

もちろん通常の陸上滑走路への離着陸も可だが、武装満載&燃料満載では重量的に艦上への離着陸が困難/不可能なため、離陸後に空中給油するパターンもある。

対義語としては陸上機、CTOL機(通常離着陸機)あたりだが、そちらはあまり呼ばれない。

大日本帝国海軍では、空母から発進する陸上航空機を「艦上○○機」、空母以外の艦から射出する水上機偵察機等を「艦載機」と区分していた(本記事ではそのような区別は行わない)。

求められるもの

陸上の滑走路へ離着陸する航空機陸上機)と較した場合…

  • 狭小な飛行甲からの離着陸が可な短距離離陸・運動・加速性
  • カタパルトでの射出や、着艦衝撃に何度も耐えうる機体強度。
    • ワイヤーによる着艦の衝撃は強。(失敗に備えほぼ全加速しながら突入するため)
  • 狭い艦内への格納、省スペース、取り回しが容易でなければならない。
  • 上での露係留を含む長期間使用、によって不具合が出るようでは困る。
  • 洋上飛行を行うため、エンジン一つ(単発)では万一の際、不時着できる場所がなく不安。
  • 重すぎれば離着陸が不可能なため、一定サイズに収めつつ頑丈かつなるべく軽量である必要がある。
    • その条件を満たしつつ離陸後、十分に軍事作戦行動が可な性を持っている必要がある。
  • 発着艦時の強・乱流に耐える力安定性。
  • 艦内の限られた整備力を前提とした高い信頼性。
    • 陸上ほど本格的な整備ができないため、小規模整備で確実に飛行可状態を維持できる設計がめられる。
  •  (他にもあれば追加してください)
独自の機体
  • 回転、胴体尾部が折りめる構造になっている物が多い。
  • 基本的に潮される環境のため特に対策がなされる。
  • 固定機においては着艦の衝撃に耐えられるよう、機体や脚部が強化されている。
  • 高さを取りがちな垂直尾翼は、全高を抑えるためにH、逆ハの字になっているものもある。
  • 燃料・部品の共通化のため、E-2C-2など一部は同じコンポーネントを使用している。
  • カタパルトワイヤー等、離着陸のシステム空母 の項を参照。
  • 距離の洋上飛行、被弾やエンジントラブルのため、双発以上のエンジンを積んでいるものが多い。
  • 一部のヘリコプターには上への不時着に備え、展開式のフロートを装備するものもある。(オプション
  • 低速・高迎でも安定する形・操縦特性
    • 空母への着艦は極低速で行う必要があるため、高揚力装置や端設計が陸上機以上に重要になる。
    • 失速しにくく、着艦姿勢でも視界と安定性を確保できることが必須。
  • (他にもあれば追加してください)
ヘリコプター・垂直離着陸機(VTOL)

回転機やVTOLは垂直に離着陸できるため、
カタパルトのような特殊な離着艦艦装置があまり必要ない。

狭い飛行甲回転機の安全速な着陸には着艦拘束装置を用いる場合がある。
ロープを落として機体ごと手繰り寄せてもらったり、プローブを伸ばして噛んでもらう。
(ベアトラップ/HHRSD米海軍海上自衛隊等ではRASTの名称)

ただし荒天時の離着陸は艦自体が上下前後左右へ(傾きも含め)数m以上大きく揺れるため、着艦装置を用いても大きな危険を伴う。(後述の関連動画参照)

あえて着艦せず、ホバリングしたまま艦から空中給油する方法もある。

もちろん、が荒れておらず広い飛行甲を持つ空母等であれば、通常のヘリコプターでも較的容易に離着陸可(輸送訓練等で実際に着艦している)…とはいえ、補給や積み下ろしはできても前述のような機がなければ艦載機とは呼ばない。

「どこでも降りられる」という意味ではVTOL回転機と近い条件を満たしているが、高温高圧のジェット排気が下に吹き付けるため、飛行甲自体がそれに対応していないと溶解したり甲が吹っ飛び危険なため離着陸できない。

主な種別・用途

艦載機の一覧

軍用機全体は 軍用機の一覧 の項を参照。

※記事がなくても結構です 多くなれば分類を分割
番は、それのみ艦載機の場合は必須。
※個別記事がある場合、入れてもらえると助かります。

戦前~戦時中

戦闘・空対空戦闘
対地攻撃
支援・その他
輸送

戦後

固定機・VTOL(垂直離着陸機) ヘリコプター
戦闘・空対空戦闘
対地攻撃
支援・その他
輸送
対潜哨戒機・救難
対地・対戦車攻撃
輸送

1954年KC-130空母に発着艦させるテストが実施されているが、艦載機を全退避させるなど作業が煩雑すぎ、実用には至らなかったので除外。ちなみに全幅40.41m(E-2Cの全幅が17.56m、F-4は11.71m)。→空母に発着艦テストを行うハーキュリーズ(KC-130F) - ニコニコ動画 (nicovideo.jp)exit_nicovideo

関連動画

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関連項目

※記事がなくても、あった方が良いものがあれば追加してください。

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