『花』及び、『花 -a last flower-』とは、ASA-CHANG&巡礼の曲である。
原曲は2001年3月28日に発売された2ndミニアルバム『花』の表題曲。イギリスのバンド・SADE(シャーデー)の「PEARLS」のストリングスのメロディを基調とし、インドの打楽器・タブラの演奏とフルカワミキ(元SUPERCAR、現LAMA)・BOREDOMSのYOSHIMI・MUTE BEATのこだま和文、ロマンポルシェ。のプンクボイ(ロマン優光)らが朗読した声をサンプリングして再構築した斬新な音楽となっている。ちなみに映画「けものがれ、俺らの猿と」のエンディングテーマとして使用された。翌年発売のアルバム『つぎねぷ』にはrei harakamiがリミックスを手がけた『あたらしい花』が収録。
声を「歌」ではなく「音」として使った独特の世界観から日本のみならず海外でも非常に高い評価を受けており、NHK『爆笑問題のニッポンの教養』では坂本龍一がこの曲を紹介した。
『花』発売から12年後の2013年、アニメ『惡の華』のエンディングテーマとしてASA-CHANG自身がリアレンジした『花 -a last flower-』が起用された。原曲と違いこちらはストリングスが無い。2013年6月26日発売のコンセプトCD「惡の花譜」にオープニング4種と共にフルバージョンが収録される。
ニコニコ動画ではアニメ放送以降謎の中毒性によってハマる人が続出、他のアニメに差し替えたもの、歌ってみたもの、歌わせてみたもの、踊ってみたもの、演奏してみたもの、アレンジ・リミックスしたもの、MAD素材に使ったものなど様々な二次創作が作られている。
『花』は私達にとってのラブ・バラードです。クラブ・ユーズの音楽には愛がないのが、つらくて、つらくて…。宇宙感、恍惚感はあっても愛がすくないので『花』をつくりました。(ASA-CHANG)
ASA-CHANG:2001年に『花』というアルバムを出したときに、ダンスカンパニーやコンテンポラリーダンサーの方から「『花』を使わせてくれませんか?」といった使用許諾みたいな問い合わせをたくさんもらったんです。
── なぜ、ダンス界の方たちを惹きつけたと思いますか?
U-zhaan:振付けたくなるような曲だからだと思います(笑)。康本雅子さんなどが『花』のPVで踊ってくれたり、井手茂太さん(イデビアン・クルー主宰)が振り付けをしてくれたりとか。確かにダンスの公演とか見てると分かるような気がしますよね、巡礼の曲につけたくなるだろうなって。
植田慎一郎:一話のラストで流れた時は怖かったですよ(笑)。仲村役の伊瀬(茉莉也)さんも佐伯役の日笠(陽子)さんも、3人とも“うわぁー!”ってなりました
ASA-CHANG:実は俺も怖かった。心が震えるというか、一元的に怖いという意味ではなくて、自分の曲が流れるタイミングだけでこんなに変わってしまう
長濱博史監督:最初に押見修造先生から原曲を聞かせていただいたとき、ウルトラQのOP冒頭の映像が音楽になったような感じがしました。それがうまく被っていったんです。あんまり計算はしていなくて、音を当てたらそうなった
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最終更新:2024/04/18(木) 09:00
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