花咲つぼみとは、アニメ作品「ハートキャッチプリキュア!」に登場する架空の人物である。
CV:水樹奈々
物語の主人公で、鎌倉から希望が花市に引っ越してきた、明堂学園中等部に通う中学二年生。来海えりかのクラスメートにして、プリキュアとしてのパートナー、キュアブロッサム。
草花を愛する心優しい少女で、将来の夢は植物学者になって砂漠を花畑に変えること。幼少時に仕事が忙しい両親に変わって、祖母が面倒を見ることが多かったため、かなりのおばあちゃん子。その影響か、言葉使いは常に丁寧で時に古めかしい言い回しを用いる。学業優秀な優等生だが、朝に弱いのと少々ドジなところが玉に瑕。
引っ込み思案で恥ずかしがり屋な自分を転校を機に変えたいと思っていたのだが、その出鼻を来海えりかにくじかれてしまう。
だが、砂漠の使徒に襲われて心の花を奪われてしまったえりかを救出するため、プリキュアに変身することを決意する。
軽度の近眼。そのため第一話では眼鏡をかけた冴えない姿だったが、3話以降えりかのアドバイスを受け入れ、眼鏡を外して髪型も変えている。プライベートなときには着用しているところを見ると、外出時はコンタクトを常用している可能性がある。
またかなりの高所恐怖症で、妖精マントで飛行できるようになっても一人ではまともに飛行ができないほど。堪忍袋の緒が切れたり、戦闘でテンションが上がっている状態だと普通に飛行しているが、我に返り自分が空を飛んでいることを認識すると恐怖がぶり返してしまう。
ホレっぽく、第二話より登場している謎の超イケメン(公式名称)を夢に見て、学園の生徒会長明堂院いつき(♀)を意識してほほを染めるなど、その当たりは年相応の女子の側面がある。が、男運が無い。アタックしてもフラれまくる、というタイプではなく、彼女の場合は劇中で惚れた相手は皆、「人間の男性」ではないのだ・・・特に、「謎のイケメンさん」に「お慕いしておりました」と想いをさりげなく伝えるも、彼の正体を知った時は流石に大泣きしてしまった程だった。逆に、自分から意図せず思わせぶりな行動をしたり、彼女へその気になっている男子についてはまったく気づかないという鈍いところもあったりする。
花咲つぼみがココロパフュームを用いて「プリキュア・オープン・マイハート!」と叫ぶ事により、
「キュアブロッサム」へと変身を遂げる。 初代から数えて、16人目のプリキュアに当たる。
※ブロッサムとは開花を意味する英単語”blossom”が由来となっている。
戦闘ではマリンと比べ積極的に前へ出ることは少なく、けん制や追撃に出る傾向にある。しかし、一度堪忍袋の緒が切れるとマリンにも引けをとらない猛攻を見せることがある。
最初のうちはさながら電王のように変身ヒロインとしては頼りなく、「史上最弱のプリキュア」と馬鹿にされてしまう程だったが、戦闘を重ねるごとに徐々に成長しており、主人公らしく決めるときはきちんと決められるようになった。また先に技をいろいろと開発していったマリンをついに追い越してしまい、派生技を含めれば二つも技の数では彼女を上回っている。また、追加プリキュアを除くと歴代プリキュアを通して唯一放送初期から必殺技アイテムを持っているのも特徴。
なお、その「堪忍袋の緒が切れました!」発言であるが、何も彼女がキレやすいというわけではなく、今までのプリキュアたちが、理不尽な敵に対して「絶対許さない!」と怒りをあらわにしてきた歴史があり、彼女はそれを踏襲しているだけである。とはいえ、決め台詞的ではあっても普段は感情を表に出せない内気なつぼみが絶叫するぐらいなので、この台詞を叫ぶ時の憤慨の度合いは非常に高い。
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最終更新:2024/04/25(木) 10:00
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