ワカガエリ
若返りとは、若い状態に返ること、またはそのシチュエーションである。
一般的な「若返り」とはいわゆるアンチエイジングと呼ばれるものであり、体の機能の老化に抵抗する美容活動や健康活動などを指す。
上記の一般的な「若返り」とは別に創作の仲では実際に肉体年齢が逆行し、大人→子供や老人→若者のようにキャラクターの見た目などが変わることがある。加齢で衰えていた肉体が全盛期を取り戻したり、あるいは子供まで戻ってしまって弱体化したりするが、肉体年齢の変化に伴うキャラクター造形の変化や肉体に合わせて性格まで影響を及ぼすなどのインパクトを与えることができる。
また、萌えシチュエーションとしての「若返り」というジャンルがあり、英語圏では「AR(Age Regression・直訳すると年齢回帰という意味)」と呼ばれる。ARは肉体年齢が若返ること、つまり大人が子供になったり、老人が若者になったりするシチュエーションの事である。
ARの対義語に「AP(Age Progression・年齢進行という意味)」があり、こちらは逆に子供が大人になるシチュエーションを指す。
日本文学における若返りの歴史は古く、昔話「桃太郎」の主人公である桃太郎は「川から流れてきた桃の中から生まれた」ではなく、「川から流れてきた桃を食べて若返ったお爺さんとお婆さんから生まれた」というのが本来のストーリーであるとされている。
二次創作などで「○○をショタ化・ロリ化してみた」という絵が制作されることもあるが、若返る行為そのものにスポットを当てていることが多いARとはちょっと違うようであり、住み分けが必要とされている。他ジャンルで言う所の「TSF」と「女体化・男体化」のような関係であると分かる方もいるのではないだろうか。
俺は高校生探偵、工藤新一。
幼なじみで同級生の毛利蘭と遊園地に遊びに行って、 黒ずくめの男の怪しげな取り引き現場を目撃した。
取り引きを見るのに夢中になっていたオレは、背後から近付いて来る、もう一人の仲間に気付かなかった。
オレはその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら
(↑ここまで新一 ここからコナン↓)
体が縮んでしまっていた!!
工藤新一が生きていると奴らにバレたら、また命を狙われ、まわりの人間にも危害が及ぶ。
阿笠博士の助言で正体を隠すことにしたオレは、蘭に名前を聞かれて、
とっさに江戸川コナンと名のり、奴らの情報をつかむために、
父親が探偵をやっている蘭の家に転がり込んだ。
若返りの方法としては次のようなものが挙げられる
その他にもさまざまな方法があるが、中にはえげつない方法もある。それは他人の肉体を乗っ取ったり、他人の若さを奪ったりするという、実質的に人を死に至らしめる方法である。科学技術を使った方法では脳移植であったり、記憶のコピーであったり、あるいはクローン技術で自らの肉体のスペアを作るなどの手法が取られ、特殊能力では魂を他人に憑依させたり、入れ替わりで他人の肉体を奪ったり、他人の命を奪うことで若いまま生きながらえる能力を持っていたりといった具合である。どれにせよ、決して主人公側が使っていい手法ではなく、主に悪役側が使う手法である。『入れ替わり』『憑依』の記事も参照。
本来加齢する一方であるはずの人間の年齢が退行するというありえない状態がどのように起こるかは様々である。若返りの時間も一瞬だったり徐々に変化していったりなど色々である。
例として20歳の男性が10年若返ったパターンを挙げる。成長期の前まで退行することになるため身長が10歳当時まで縮んだり、筋肉の発達も退行したり、変声期前の高い声色になったり、男の大切な部分が小さくなってしまったりという状況になる。そして若返る直前に全裸になっていない限り服装は20歳当時の格好であるため服のサイズが合わなくなるというシチュエーションも発生する。
肉体の若返りはおおむね5歳から10歳~12歳程度が主流で、ほとんどは幼稚園児から小学生相当まで若返る。中にはさらに年齢を退行させて乳児や胎児レベルにまで若返らせるパターンもある。また、老年と呼ばれる年齢の人間が若返ることで妙齢の若者に変化するというシチュエーションもあり、こちらは場合によっては「ロリババア」「ショタジジイ」と要素を兼ねることもある。
肉体年齢の若返りのほか、頭の中まで若返りが進行することもある。元の年齢で分かった計算ができなかったり、読めた漢字が分からなくなったり知能レベルも年齢相当まで下がるという精神年齢の若返りも進行し、元の年齢とのギャップに恥を感じる…という展開もある。
若返ることで社会的立場も変わってしまうこともある。とっくの昔に卒業した小学校にもう一度入学したり、以前は年下だった存在(妹や弟など)を年上として敬わなくてはいけなかったり…。
年齢という普遍的な要素を使ったシチュエーションなので汎用性も高く、他のジャンルとも組み合わせて若返りのシチュエーションが作られることもある。先述の「ロリババア」「ショタジジイ」もそのうちのひとつである。
また大人の男女のカップルのうち男性が若返ることで「おねショタ」というシチュエーションが完成する。このシチュエーションを完成させるため、おねショタと若返りを組み合わせた作品では女性に一服盛られたり魔法をかけられて若返る男性が後を絶たないとか。
他ジャンルとの組み合わせでは性別が変わるTSFというジャンルともあわせられる事が多い。例えば小学生の女子と大人の男性による入れ替わりでは(男性目線では)小学生への若返りと女子への性転換が同時に発生するため、その手の愛好者には堪らないシチュエーションとなる。
作品名と作者、若返りを経験したキャラクター(年齢が判明している場合は若返り前・後の年齢)、若返りの方法を記載する。
掲示板
1ななしのよっしん
2018/02/05(月) 01:17:19 ID: AA4vo7RcCL
若返りを扱った作品の項は作品ではなくキャラ単位にした方が分かりやすいんじゃないかな
例えば今掲載されてるジョジョ三部で若返りってアレッシー/セト神と戦った際のポルナレフと承太郎だと思うけど、そこまで思い至るのにちょっと悩んだ。
あと、幼児化まで行かない若返りのシチュとして老人が全盛期の肉体に若返るってのも結構多いと思う。
幽遊白書の幻海とか、聖闘士星矢の童虎とか。ドラゴンボールの初代ピッコロ大魔王もドラゴンボールに願って若返りを達成しているし。
ダイの大冒険の大魔王バーンも若返りで全盛期の肉体になってる。
2ななしのよっしん
2022/08/23(火) 17:26:11 ID: YnesRALUD6
ここ数年で現実のものとなりかけているしそうなったら若返りキャラの需要は消滅しそう
若返った爺さん婆さんなんてその辺にいくらでもおるやんって
3ななしのよっしん
2023/01/25(水) 15:23:38 ID: sDZxYb3V0Y
いやーそれはどうだろう。いくらアンチエイジングが進んでいるとは言ってもその辺にいるところまで大衆化が進むとも限らないんじゃない? 基本的に整形外科は保険おりないし
それこそiPS細胞の技術を使うのが当たり前になってるところまで進まないと厳しそうな気がする
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最終更新:2023/01/27(金) 21:00
最終更新:2023/01/27(金) 21:00
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