荒波翔単語

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荒波翔(あらなみ しょう、1986年1月25日-)とは、神奈川県出身の元プロ野球選手外野手)である。現在神奈川フューチャードリームスの球団アドバイザー兼コーチ

概要

横浜高校では1年からセンターレギュラーとして活躍。同級生成瀬善久がいた。

東海大学では右膝の靱帯断裂という大怪に見舞われるが復帰し、世界大学選手権でベストナイン入りするなど活躍。このときからドラフト補に挙げられるが大学卒業時は名されず、社会人トヨタ自動車に就職。

トヨタでも1年からセンターとして活躍するが、ドラフト名解禁の2年は大不振で名されず。3年2010年ドラフト会議で、地元の横浜ベイスターズから3位で名され入団した。

横浜・DeNA時代

2011年二軍で外野のレギュラーとなり20盗塁マーク9月に一軍昇格すると、センターレギュラーとして起用され、28試合に出場。打率.256、6盗塁記録した。


2012年は開幕戦に7番センター先発出場。4月15日読売ジャイアンツ戦で1番を任されると、5月からはそのままリードオフマンに定着。好調を維持し一時は打率3割を越え首位打者にもなった。最終的には141試合に出場し打率.268、25打点リーグ2位の24盗塁記録9月25日にはナゴヤドーム岩田慎司からプロホームランを放った。その足の速さから守備範囲は広くファインプレーも多かったのだが、盗塁成功率があまり良くなかったり三振数が多いなど課題も残した。ちなみに3塁打の数はリーグトップである(7本)。


2013年4月17日広島東洋カープ戦で右を負傷し、手術を受ける。復帰後は打撃不振に陥り、中畑清監督に何かと酷評されることが多かったシーズンとなった。


2014年内野手だった梶谷隆幸筒香嘉智外野手に転向。2人の経験の浅さを補う、外野の守りの要として活躍。が、以降は怪で離脱しがちになり、その間に桑原将志が台頭したことで出番を失ってしまった。


2015年もたびたび怪に悩まされる。更に桑原に加えて乙坂智関根大気中堅手としての実績を積み始め、ポジション争いはさらに化した。


2016年は梶の不在時の出場という起用法だったため、36試合の出場に留まった。


2018年は11試合に終わり、戦力外通告を受けた。

DeNA退団後

2019年はメキシカリーグのモンタレイ・サルタンズと契約。47試合に登板して打率.293、12盗塁の成績だったが、打高のメキシカリーグでは決して優秀な成績とは言えず、6月25日に戦外となる。その後は現役続行をしたがオファーはなく、8月31日に自身のインスタグラムで現役引退を表明した。

引退後

2019年9月1日、古巣のDeNAベースボールアカデミーコーチに就任した。

2020年からは、BCリーグに新規参入した神奈川フューチャードリームスの球団アドバイザーに就任(後にコーチも兼任)。背番号4。また、並行してtvkなどでDeNA戦の解説者を務めるほか、DeNAでのベースボールアカデミーコーチの職も続ける。8月新型コロナウイルス感染が判明した。

プレースタイル

トヨタ自動車での同僚である荻野貴司が「一緒に走るとベース1周で1ぐらい差をつけられる」と評する俊足が最大の武器2011年シーズン終盤のみの出場にもかかわらず、すぽると!の「プロ野球選手100人が選ぶ1/100企画の走塁部門で7票を集め5位にランクインした。

その俊足を活かした外野守備範囲の広さは敵チーム泣かせ。肩の強さも武器である。

こうした身体の高さにべると、技術面はやや粗があるのが難点。打撃に関しては打ちが立つタイプで、四球や進塁打を選ぶ事は少な。また前述のように盗塁成功率にも難があり、リーグの俊足の持ちながら年間最高は24盗塁2012年)に留まっている。

応援歌

球団 レス No プレイヤー
横浜
DeNA
応援歌のピコカキコ一覧#6 8008
8008

成績

年度別打撃成績

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺打 打率 出塁率
2011年 横浜
DeNA
28 92 86 11 22 1 1 0 1 6 5 0 1 0 23 0 .256 .264
2012年 141 550 504 53 135 16 7 1 25 24 16 2 23 5 90 2 .268 .305
2013年 126 490 445 65 115 23 3 2 30 19 4 2 37 2 96 9 .258 .317
2014年 63 206 188 30 51 8 2 3 18 9 4 0 13 1 28 1 .271 .322
2015年 70 207 188 29 56 15 2 4 14 4 1 1 16 1 26 2 .298 .354
2016年 36 96 87 8 17 2 1 0 7 0 1 0 7 1 17 1 .195 .263
2017年 47 65 62 8 14 5 0 0 1 0 0 0 2 1 16 1 .226 .262
2018年 11 13 11 1 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 4 0 .000 .154
NPB:8年 522 1719 1571 205 410 70 16 10 96 62 31 5 101 11 300 16 .261 .309

通算守備成績

機構 守備位置 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率
NPB 外野手 430 877 29 10 7 .989

初記録

初出場 2011年9月11日 中日ドラゴンズ22回戦 ナゴヤドーム
安打 中日ドラゴンズ22回戦
マキシモ・ネルソンから
盗塁 2011年10月4日 読売ジャイアンツ21回戦
越智大祐から
東京ドーム
打点 2011年10月19日 阪神タイガース22回戦
岩田稔から
阪神甲子園球場
本塁打 2012年9月25日 中日ドラゴンズ20回戦
岩田慎司から
ナゴヤドーム

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最終更新:2024/03/29(金) 04:00

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