「菅野美穂(淫夢)」とは、とあるビデオに登場する何ともはっきりしない音声の通称である。
1999年7月20日に発売された男性同性愛者向けアダルトビデオ『Babylon Stage 27 誘惑のラビリンス』のうち、 「第三章 空手部・性の裏技」で流れるもの。「かんのみほ」と聴こえるような聴こえないような曖昧な音声である。
この「第三章 空手部・性の裏技」では役名「鈴木」「三浦」「木村」という3名の男性が登場する。この3名が風呂場で入浴するシーン、「三浦」の股間を洗っている「木村」がアップになる瞬間においてこの音声が聴こえる。
男性同性愛者向けアダルトビデオをネタとして弄り回す者たち、通称「真夏の夜の淫夢」(略して「淫夢」)の界隈においては、この音声が通称「菅野美穂」と呼ばれている。ちなみに「菅野美穂」とは実在する女優の名前。
「何と言っているのかはっきりしない」「菅野美穂と聴こえなくもないが、このシーンで女優の名前を口に出すのは余りにも脈絡が無く不自然であるため、何か他の台詞であろうと思わせる」などといった事情から、「この音声が実際には何と言っているのか」について「考察」の名のもとに弄り回され続けている。
「淫夢七不思議の一つ」などと言われることもある。
この音声の直後に「鈴木」が「なんか木村嬉しそうじゃないかよー」といった台詞を発しており、音声の響きがその声と似ているため「おそらく鈴木を演じる男優が発した声であろう」という点は概ね受け入れられている(別の説を唱える人物も皆無ではないが)。
この音声をスペクトログラム化(周波数の時間的変化を画像化)して検討するという手法(いわゆる「声紋分析」的な手法)を用いた結果、やはり「三浦」や「木村」よりも「鈴木」の声と最も類似していた、とする検証動画[1]を作成している者もいる。
ちなみに「鈴木」は「淫夢」の界隈で「野獣先輩」と通称されている男優が演じているのだが、この「野獣先輩」は界隈内でもトップクラスに弄り倒されている人気男優である。この音声が界隈内で有名になったことには、彼の人気も影響したと推測される。
「結局のところ何と言っているのか」については諸説あるが、2024年現在のところおそらく最も有力と思われる説は「実際に「菅野美穂」と言っている」というものである。
「上で「脈絡が無く不自然」と書いてあるのに話が違うじゃないか」と感じる方もいるかもしれない。確かに「作中のストーリー的には」余りにも脈絡が無く不自然である。
だが、「収録中に野獣先輩がふざけて「菅野美穂」と言った」「制作サイドのミスで、そのおふざけの発声が残されてしまった」と考えるなら、作中の脈絡の有無は関係がなくなる。
そして撮影当時の時代背景情報を考慮すると、入浴中の野獣先輩がふざけて「菅野美穂」と発声したとしてもそこまでおかしくはない(詳細は以下の動画を参照されたい)。
他には「ああいい風呂」など「作中のストーリーに沿った台詞」と推定する説や、「ちゃんと見ろ」など「撮影現場における指示的な台詞が誤って収録された」と推定する説、「やんほぬ」など意味が通らなくてもなんらかのツールに自動判定させたフレーズをそのまま信用する説などが存在する。
以下は、音声認識ソフトに音声を認識させる試みで出力された結果の一覧。
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最終更新:2024/03/29(金) 16:00
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