萌士(もののふ)とは、戦国時代において自らの萌えを超え、その先にある「無我の境地」を見出した武士のことである。
アニメやゲーム、漫画や小説などの創作物や、それらをもとに作られた二次創作などにおいての発言や行動によってカップリング(男女のカップル、BL、百合など)ができるのはある意味自然現象的な流れになりつつある今、そういったカップリング等の論議は尽きることがない。むしろ尽きる気配すらない。
(中には一般人の常識で考えられないようなカップリング話をする人も実際にいる。ありえん(驚)。)
また、お気に入りのキャラを「~は俺の嫁」という人も増えてきており、中には二次設定や妄想をいろんな形で具現化してしまう猛者(例:咲夜さんが好き過ぎる人や萃香の夫氏など)も出てきており、人間の妄想力はまさしく無限大である。
『~は俺の嫁』、『○○□□は俺のジャスティス』という言葉があちこちで飛び交い、果てにはカップリングの派閥まで出来る今日において、そういった派閥同士の争いというのは少なからず存在する。
所詮、人間は争い勝ち取っていくことを本能として根ざしているのかもしれない。
しかし、自分にとっての考えを相手に対して押し付ける行為は、相手に深い悲しみと不快感を背負わせる。
別に『~は俺の嫁』や『~は俺のジャスティス』を唱えること自体は悪いことではない。
それも一種の自己主張であり、自分の内面の一部を表現する手段の一つでもある。
しかし、昔の人曰く『過ぎたるは尚及ばざるが如し』という言葉があるように、行き過ぎた自己主張やカップリング論争は、かえって相手に不快感しか生み出さないということを覚えていてほしいのである。
「萌え」には最も大切なことがある。
それは、どんな萌えであろうとも、どんなカップリングであろうとも、根底にあるのはそのキャラに対しての「愛情」であり、その気持ちは誰しもが少なからず持っているものである。
全てのものを享受し、すべてのものを信じ、そして何よりもキャラに対して全身全霊の「萌え」を感じることができたとき、その武士は武士を超えた武士の存在…「無我の境地」の扉を開く者…すなわち「萌士(もののふ)」となるのである。
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最終更新:2024/03/29(金) 16:00
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