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アシ

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アシ、もしくはヨシ)とは、イネ科の植物である。

本来の名前アシだが、「悪し」に通じる忌み言葉とされ、ヨシと言い換えられて、こちらの呼び方も定着している。
本記事はどちらの読みにも通用する漢字表記を記事名とする。

曖昧さ回避

概要

辺に群生する多年。高さは1~3mほど。ススキに似た穂をつける。
動物の棲みかや隠れ場としても利用され、また近年では浄化の効果も認められており、環境保全には重要な植物である。

中が洞の茎はすだれ(葦簀)の材料にされる。
また、に加工されたり、屋根材、葦ペン、肥料など様々な用途に使われる。
楽器の振動体であるリード(簧)とは元々この植物の英名(reed)から来たものである。

材料としては丈夫なところが買われているが、言葉としては弱い人間のたとえに用いられている。
例えば、有名なものではブレーズ・パスカルの「人は考える葦である」という言葉がある。
これは、人間自然の中で葦のような弱いものだが、思考するという他の動物とは違った偉大なをもった存在である、ということ。

ちなみに、葦のほかに、、葭、といった漢字表記がある。 かつては以下のように使い分けたが、現在は葦が一般的に用いられる。

  • 葦 - 成熟したもの
  • ) - 全には穂が出っていないもの
  • 葭 - 穂が出ていないもの

漢字として

Unicode
U+8466
JIS X 0213
1-16-17
部首
艹部
画数
12画
𥯤
Unicode
U+25BE4
部首
画数
15画
意味
アシ、とくにその生長したもののこと。〔説文解字・巻一〕に「大葭なり」とある。
字形
符は
音訓
音読みはイ(音、音)、訓読みは、あし、よし。
規格・区分
人名用漢字である。2004年に人名用漢字に採用された。JIS X 0213第一準。
・葦茭・葦・葦席・葦索・葦苕・葦・葦・葦籥

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最終更新:2024/04/20(土) 09:00

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