葵・喜美とは (アオイキミとは) [単語記事]

この記事は、「原作（既刊）」のネタバレ成分を多く含んでいます。
ここから下は自己責任で突っ走ってください。

「フフフ愚弟、姉は手段を選ばない人間よ。目的も選ばないけど。今は揉むことだけを考えなさい！オンリーモミング！」

概要

名前	葵・喜美
所属	武蔵アリアダスト教導院
種族	極東人
HN	賢姉様
特技	エロトーク・ダンス

葵・トーリの実姉であり、トーリとは年子で同じクラス。トーリの事を愚弟と呼ぶ。

エロとダンスの神を信奉しており、術式もそれ関係ばかり。走狗は喜美そっくりの外見に、芸能神ウズメの御面を阿彌陀被りした少女型走狗のウズィ。

基本的に自分中心主義で高圧的で応用的に身勝手。だが気を回し過ぎる面も。長身巨乳で美人であるが、ハイテンションな性格と喋りで、どこでもエロネタや
カラダネタやヨゴレネタを発する頭いいけどバカな狂人。

喜美という名前を気に入っておらず（青い黄身と聞こえるため）様々な通り名をファッションの如く使い回している。

ホラーや妖物・怪異・幽霊の話が苦手でその話を聞いた途端に耳を塞ぎ、震えながらしゃがみ込む。ホラー系能楽や浅間が縁起物として送った蛇神の映像を見た瞬間に気絶するほど苦手。将来の話も苦手な部類。

オパーイをHARD,NORMAL,EASY,HELLで分析し、周りの女衆も乳ネタで弄り倒す。主に幼馴染の浅間・智が被害者。時々浅間に嫁発言やトーリの側室フラグを示したりする。また雅楽バンド「きみとあさまで」を浅間・智とネイト・ミトツダイラとともに結成している。神奏の関係上で奉納するため、音楽は結構得意。体重は48キロをキープしている（代演のため）

弟であるトーリのことはものすごく大切に思っており、「トーリが見ている限りは無敵」と言われるほど。作中トーリが攫われ、無事帰ってきた時に頬を張り、優しく抱きしめて「知らない人についていっては駄目よ？」と諭した。朝はトーリにマッサージや爪磨き、髪を梳かせ、朝食を作らせたりする。起床時にトーリがいるかいないか確認をする癖があり、トーリ依存症患者の一人でもある。

そんな一見すると(しなくても)ダメ人間である喜美だが、トーリの幼馴染である梅組メンバー(別名外道ども)は彼女に頭があがらない。それは過去のとある出来事が関係している。一言で言うなら、「トーリを向こう側に行かせなかった」為。

十年前にホライゾンが事故で亡くなった後、同事故で大けがを負い、治療を受けていた三河から戻っていたトーリは心を閉ざし、学校にも行かず食事を摂らなくなった。丁度その頃は2人の両親の仕事が忙しく、心を閉ざしていたトーリの面倒を看ていたのが喜美であった。

トーリは喜美が促すと食事も食べるがそれすらも後で吐き出し、ついには倒れた。それを抱き上げた喜美はあまりの軽さにゾッとし、襟首を掴んで返事を促した。

そして「ホライゾンは、何ももう感じないんだよ」と応えたトーリに逆上し、外に放り出し馬乗りになって殴りまくったが、それでも応えないトーリに対し、その口に塩を注ぎ込んだ。その後トーリから反応が返って来たのに喜びゾクゾクしながら、タバスコや香辛料をぶち込み刷り込んだ。（胡椒一粒が金貨一枚に値するわとか思いながら。ヤンデレ入ってます。）

その後ようやく泣き出した弟を優しく抱きしめ「泣くように生きなさい。それが出来ない人を救いなさい、それを取り返すために生きなさい。私はそれを手伝ってあげる」と諭しながら一緒に号泣した。このやり取りの中でトーリは“愚弟”と喜美に呼ばれるようになった。この話の後葵姉弟は浅間神社へ行き、今思いつく限りでこれからに必要となる術式の契約を結ぶこととなる。（境ホラブルーレイ5巻オーディオコメンタリーより）

この一件はトーリのその後の生き方を決定づけ、彼がホライゾンの喪失を取り返すために世界と闘うことを選ぶきっかけとなった。

戦闘方法

とはいえ、ガチで殴ったりするわけではない。

高嶺舞
三河大椿神社に祀られる芸能神ウズメ系サダ派の術式。

効果は「高嶺の花で在り続けるが為、己が認めた者以外心無い者や不届き者に手折られる事のないように孤高であり続ける」というもの。

即ち舞や化粧を奉納することで、自分が認めた者以外を遮断し触れられなくする術式。高嶺の花の紋章が記された
表示枠を舞に合わせて多重展開することで他者からの物理、術式干渉を遮断する。奉納する行為は化粧、タップする
などで常時発動が可能。喜美曰く「私が私で在り続けるだけ」で副長クラスの攻撃すらも無効化する。疲労を禊ぎ回復
する効果も併せ持ち、無効化対象をカスタマイズ出来るのでコストの割には効果は絶大である。