蒙古タンメン中本とは (モウコタンメンナカモトとは) [単語記事]

蒙古タンメン中本とは、東京都板橋区に本店を構えるラーメン店である。
蒙古タンメン中卒ではない。

概要

元々は先代店主の中本正（2014年 3月6日死去）が東武東上線上板橋駅付近に開店させた個人経営の「ボルシチの店中本」（後に「中国料理中本」に改名）が前身である。当初は通常の中華料理をメインに提供していたが、元々中本が辛い料理が大好物ということもあって辛いメニューも提供し始めたところ客から好評で、時が経つに連れメニューの大半が辛いものへと変わっていった。また、独特なメニュー構成なこともあって多くの常連客を抱えていたが、中本の体調不良のために1998年 12月28日をもって中国料理中本は閉店した。

当時の中本ファンは中国料理中本に代わる店・味を探し求めたがなかなか見つからずにいた。そんな中で中本の常連客でもあった現代店主の白根誠が一念発起し中本正に師事することを熱望、修行の後に2000年 2月10日に「蒙古タンメン中本」として再オープンさせた。

現在、白根が代表取締役社長を務める株式会社誠フードサービスが運営し、チェーン店化され東京を中心に神奈川・埼玉・千葉・栃木・群馬に店舗を構えるが、一部店舗は誠フードサービスの元社員による暖簾分けの独立店も存在する。2023年には山梨、2024年には宮城と少しずつ関東外へも開店してきている。なお、一時大阪出店の噂が立った件について中本の道の管理人が社長に聞いたところ、大阪への出店も検討しており一度は契約寸前まで行ったものの、換気の関係で白紙になったとのこと。