起源は明治時代に政府の要人がビーグルなどの洋犬を持ち帰って、これを薩摩犬と交配したことで生まれた犬種である。ただ、多くの犬種の血が加わったことから多くの系統が存在しており、姿形はそれぞれ違った。これらの多くは戦火などによって淘汰されていき、最終的に生き残った川内系と呼ばれるバセット・ハウンドに似た姿の犬が現在の薩摩ビーグルの原型となった。
優れた猟犬として愛用されてきたが、戦後にビーグルやプロット・ハウンドなどの猟犬が輸入されるようになると次第に数が減っていき、それに伴い他の犬種との交配より雑種化も進んだ。追い打ちをかけるかのように高齢化で猟師も減少して、原産地の鹿児島県ではほぼ壊滅状態で絶滅の危機に瀕した。
しかし、愛好家の努力によって絶滅の危機は逃れ、頭数を回復しつつある。現在は活動の中心地は四国に移り、保存会も結成されている。
ビーグルと名は付いているが、姿はバセット・ハウンドに近い。体高は雄48-53cm、雌43-48cm。体重は雄18-23kg、雌13-18kg。毛色はトライカラーである。
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最終更新:2026/10/15(木) 20:00
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