薫り立つ小麦亭とは、チョコパイPが製作しているSW2.0の卓m@s動画、
呑気屋達の珍妙な冒険に登場する冒険者の店の名前である。
簡潔に言うと涼がGMをやる動画であり、参加者のPLは従姉の律子を除くと全員がSW2.0未体験というTRPG初心者中心の卓である。効率優先の卓ではなく、PLがやりたいキャラクター作りを優先としたのんびりとした卓である。ネタからシリアスまで幅広い作りで難易度も程よく、親しみやすい雰囲気を作っているのが特徴。ただしPTの方向性はそんな雰囲気とは真逆で、どちらかといえば日陰者のイメージの方が強い。よく言えば人間臭いといったところである。
他の卓m@sと異なる点として、本来TRPGなら当たり前ではあるのだが、PLの素とは異なるRPを行っているのも連載当初としては珍しい卓の一つであり、実際に春香以外は本来の口調とは異なるRPをしている。一方でPLとPCの本質は後述するスピンオフ元の超能力系アイドル!を見ていれば納得のいく設定であることもわかる。
余談ではあるが、同作者の超能力系アイドル!のスピンオフ作品でもあり、登場アイドルの設定はそちらに準拠している。そちらを見なくても本編の視聴に支障はないものの、時々入る小ネタなどはそちらを見ているとより楽しめる設定になっている。EDやアイキャッチ・CMはそちらでやっていた形式をスライドさせたものとも言える。
連載開始から2年強ほど掛け、セッション13を持って第1部が完結。第2部は第1部から6年後の時間軸でスタートした。作者によれば少なくとも第3部までは構想があるとのこと。ここに包囲網を作ろうとか言ってはいけない。
PT名が"MOON LIGHT OF ∀"とセッション10クリア後に決定した。
『全てを包み込む月光』の意だが、リーダー以外にまったく当てはまらないという奇特な名称である。
第二部は第一部部終了から6年後を描いた物語で、年齢は(第一部→第二部)である。
PL:秋月律子
種族:ナイトメア
自由同盟都市(ドランバル)出身のナイトメアの女性。自身を賦術で強化しつつ戦う前衛。真語魔法やセージも取得している知識人でもある。
ドワーフの集落でいじめられながら育ち、20代で男性のドワーフと付き合うが、その男性のドワーフの両親に反発され斧などを投げられる大惨事になり、双方の幸せのために分かれることになり、その後に冒険者になるという凄惨な過去を持つ。
ナイトメア専用とも言える魔法剣「魔乗」をある一件で習得していたり、「穢れの酒」に躊躇なく手を出すなど、PT加入後に能力が最も変わったPCである。
第1期のEDに登場するアバターはドミニクの記憶がイメージとのことなので、第1期では実質的なPC1と言ってよい。
第2期では幼馴染のドワーフの男性と結婚、一子を儲けている。そのためか母親や女性的な面をPTにも良く見せるようになった。
PL:天海春香
種族:エルフ
奇妙な予言(というかデュラハンの宣告)を受けて旅立ったフェンデイル出身のエルフの繰霊術士で典型的なウィザードの女性。エルフの中ではやや若年。……なのだが卓m@sのエルフPCは10代が多いので、それに比べれば割と年を食っているほうである。
目標としている魔法の師がおり、その人物に追いつくために冒険者になった。
実力を増して魔法を習得するにつれて「魔術師らしい」性格に染まっていき、ある意味で冒険者稼業を始めてから一番危険人物になったキャラクターでもあり、6年たった第2期ではその傾向がさらに強まっている。
PL:如月千早
種族:グラスランナー
PT唯一の男性キャラで、気ままに旅をしているグラスランナー。メインスカウト兼回避盾。
テラスティアでは数少ないサンダーバードのライダーとして、ある意味でとても有名になっている。
実はカナリアという姉がおり、姉の方はグラランらしく優秀なバードであることが第2期で判明している。
近所の芸術家にドラゴンを見せてやるー、といって旅立ったが、本人は既にキッカケ以外としては考えていないと思われる、グラランだし……。見た目はマスコット、経歴も普通のグラランだが、チョコパイ時空の痴作が完全に漏れており、隙あらばセクハラを狙うエロガキになっており、PTである意味警戒されているキャラである。だったのだがある1件もあってもっぱらアンジェに懐いている。その影響か若干セクハラ率が下がっている模様(当社比的な意味で)
第1期でラミアのレイカに気に入られており、当初は嫌がっていた面もあったが、6年たった第2期では年貢を納めたのかいつの間にやら相思相愛に。そのこともあってエロガキな面はかなり影を潜めるようになっている。
PL:四条貴音
種族:ドレイク
ファイターと錬技を持つ典型的な前衛で、PTの盾ともいえる役割を持つ女性のドレイク。
以前は存分に蛮族としての行動を尽くしていたが、気紛れで助けた人族の男性に一目ぼれ、人族に対する思いやりを知ったが、それが上司にばれその男性が殺害される。そのことに絶望して自身の角をへし折り、魔剣も叩き折ったという過去を持つ。その後は義妹と判明したアンジェと旅を続けていた。
第2期ではルキスラの軍に席を置いている以外は、第1期のころとさほど変わっていない。しかしアンジェ同様に愛する男性を失ったことは記憶の深層にトラウマとして刻まれており、そのことを蛮族から振られると普段とは似つかないほど感情をむき出しにすることも。
PL:我那覇響
種族:人間
シーンの神官の女性で、後に妖精使いとしての才能も開花させる。PTの生命線を担う。
ロシレッタ近郊の小さな村の出身で、夫とともに幸せに暮らしていたが、村が魔物に襲撃され夫は殺害される。自身も危うかったが、マーキュリーに助けられる。実はマーキュリーの恋人だった男性とアンジェの夫は兄弟であり、以後居場所を失った二人は安心して暮らせる場所を探す旅に出ている。
典型的なシーン神官で、非常に優しい性格かつ常識人。そのため癖や訳ありのPCばかりが集ったこのPTでは名目上のリーダーとなっており、実質的な最終決定権を持っている。またハンがある出来事以降、急速に懐いたこともあって、彼に非常に甘いところがある模様。
第2期では敬虔なシーン神官だったことが裏目に出てか、月神シーン様から直接啓示をうけたのはまだしも、ルキスラのアサシン教団の名目上のトップにされたり、セフィリアの惨状によって過大なストレスを受けて情緒不安定になるなど非常に危うい状態になっていたが、精神状態に関してはドミニクの母と会ったことで、ある程度快復している。ちなみに第1期の頃から既に兆候があったが、セフィリアからの帰国後は少年愛の兆候が顕在化しつつある。
ここよりもずっと詳しい情報が書かれているので、もっと知りたい人はこちらを推奨。
その2ではスピンオフ元である超能力系アイドル!に関しても記述あり。
掲示板
13 ななしのよっしん
2015/08/04(火) 17:55:15 ID: tPT5I5Abb0
ハンの名前が『ハン・スーロ』になってます。プレミアム会員の人いましたら『ハン・スーロー』に訂正お願いします。
ミドルネームを入れるなら『ハン・A(アンジェリカ)・B・スーロー』ですが、そのへんは編集される方に任せます。
……“B”って何のイニシャルでしたっけ?
14 ななしのよっしん
2016/03/06(日) 11:25:57 ID: 2D9tF4RQTI
良くも悪くも視聴者に媚びない御人だ。自分の作りたいように作っていらっしゃる。
でも、PCはともかくPLの口調くらい元のキャラ設定に則れよ、とも思う。
思っちゃう。
15 ななしのよっしん
2016/03/07(月) 07:29:08 ID: QJHnTMh16P
更新頻度が安定してる
演出良し
話良し
いいよね
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最終更新:2024/04/23(火) 19:00
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