藍神とは (ディーヴァとは) [単語記事]

藍神とは、アニメ映画「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」ならびにその前日談である週刊少年ジャンプの読み切り「TRANSCEND GAME 遊戯王」に登場するキャラクターである。
担当声優は林遣都。林氏は映画で声優初挑戦。アプリデュエルリンクスでは小林千晃が担当。

キミの概要にボクの記述はあるのかい？

※ネタバレ項目は反転処理を施しています。

武藤遊戯達のクラスメイト。しかし、卒業間近というタイミングでありながら、遊戯達はその存在に違和感を覚える。
同学校の不良である百済木（CV：ケンドーコバヤシ）に絡まれ、彼の被害に遭うが・・・。

[実は童美野町で発生している連続失踪事件の犯人は彼。
その正体は集合的無意識「プラナ」に属する男「ディーヴァ」。彼の持つ「キューブ」の力により、被害者を次元の狭間に送っていったのだった。
「プラナ」は異なる次元にその身を置いており、そのためか現世の場所を僅かな時間で移動することができ、童美野町からエジプトの王家の谷まで瞬時に移動し、これが海馬瀬人に不審を感じさせる理由となっていた。
遊戯や瀬人の前に現れた少女「セラ」は彼の妹であり、同じくプラナの一員。かつては異国にて大人達のために物乞いをさせられていたが、シャーディーとの出会いで救われていた。]

余談だが、百済木の「藍神・・・お前ホント可愛いなぁ」という台詞がやたら印象的なせいで、そのイケメンさを語る時に百済木の台詞が引用されたりする。

作中の経緯（ネタバレ反転）

[プラナ達は、自身らを救った男シャーディー・シンの教えにより高次元に至るために、それを妨げる千年パズル復元の阻止を狙い、アテムとの再戦のためにパズル復元を狙う瀬人とパズルの争奪戦に突入する。
しかしディーヴァには、かつてシャーディーを殺した獏良了への憎悪が根付いており、それが集合意識を乱す原因となっていた。ディーヴァは獏良と対面し、その記憶を掘り起こすが、シャーディー殺害直前に幼い獏良は千年リングに寄生され、乗っ取られた状態にあり、その憎悪は通常の獏良に対しては筋違いのものであることを知ってしまう。その上、憎悪の末路であるかのように、プラナとなる前から一緒であったマニが千年リングに操られ、消滅してしまう。]

[後にディーヴァは、プラナの能力に対策を練られて海馬コーポレーションに捕縛される。パズルのピース争奪の為、公の場でディーヴァを倒そうとする瀬人。しかしディーヴァに捕えられたままの獏良を救うために遊戯がディーヴァとの決闘を申し出る。
必殺のコンボで遊戯に敗れたディーヴァ。消滅するかと思われたが、現れた千年リングに寄生され、名状しがたい醜き姿へと変貌を遂げ、全てを暗黒の次元へと葬り去ろうとしてしまう。遊戯と瀬人はタッグデュエルでそれを止めるために対峙するが―――。]

使用デッキ

「方界」を使用。登場に併せ、「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS MOVIE PACK」にて使用カードの大半が収録される。作中の決闘事情のため、先にパックで効果を呑みこんでおいたほうがデュエルシーンの理解が渋る捗るかもしれない、という意見もある。
[彼との戦いは全て、彼のテリトリーである「次元領域決闘」で行われることとなる。通常召喚の権利と回数を共有し、使用者の精神力でステータスが決まる「次元召喚」、戦闘時戦闘ダメージではなく倒されたモンスターの攻撃力分のダメージが発生するなど、ルールの違いがある。
そのためかディーヴァは、攻撃力0の「方界胤ヴィジャム」を他の「方界」モンスターに取り込ませ、取り込んだ分だけ「方界」の攻撃力を上げる戦法を用いていた。なお、読み切りでセラが使用した《流星方界器デューザ》は使用していない。]