虫かぶり姫とは (ムシカブリヒメとは) [単語記事]

虫かぶり姫とは、アイリス NEOより刊行された由唯著のライトノベル作品、および同作品を原作としたコミカライズ、TVアニメ作品である。

概要

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 https://twitter.com/mushikaburihime/status/1486989000359710720

小説
虫かぶり姫
作者	由唯
イラスト	椎名咲月
出版社	一迅社
レーベル	アイリス NEO
刊行期間	2016年 7月-
巻数	既刊7巻（2022年 10月時点）
漫画
作画	喜久田ゆい
出版社	一迅社
レーベル	ZERO-SUM COMICS
掲載	コミックZERO-SUM
掲載期間	2018年 8月-
巻数	既刊8巻（2023年 5月時点）
小説・漫画テンプレート

小説投稿サイト『小説家になろう』にて2015年 9月13日から連載しているWEB小説作品で、ストーリーに合わせて『見せかけの婚約者編』『婚約者奮闘編』『婚約者陰謀編』と展開されている。

2016年 7月に商業ノベル発売、2019年には商業コミカライズコミックスが発売、2022年 10月から12月までテレビアニメが放送されている。

ストーリー

サウズリンド王国の侯爵家の末席、ベルンシュタイン家は三度の飯より本が好きな血筋。そんなベルンシュタイン家の娘エリアーナ・ベルンシュタインもまた美しい宝石などには目もくれずに本を読むことが好きな為『虫かぶり姫』と呼ばれていた。

そんなエリアーナは14歳の時に互いの利益のためにサウズリンド王国第一王位継承者であるクリストファー殿下に婚約を持ちかけられ、彼と婚約をすることとなる。
しかし、クリストファーから提示された利益『王宮書庫室への貸出持出を含めた出入りの自由』の権限で日々本を読み続けたエリアーナは感じていた。これは仮初めの婚約でクリストファーの想い人が現れれば自分は役目を終えて王宮を去ることになると――

4年経過しエリアーナが18歳になった頃、子爵令嬢であるアイリーンとクリストファーが仲良く談義しているところをエリアーナは目撃してしまう。そして、自身のクリストファーへの想いを自覚するとともに、その後の出来事でサウズリンド王国の内政に表立った形で巻き込まれていく。

登場人物

エリアーナ・ベルンシュタイン

CV：上田麗奈

3度の飯より本が好きなベルンシュタイン家の女性。母親が幼い頃に亡くなった為、父兄と共に暮らしていた。おっとりとした性格でクリストファーに対しては恩義を感じているものの、恋心はなかったがアイリーンの存在をきっかけにクリストファーへの恋心を自覚するようになる。

クリストファー・セルカーク・アッシェラルド

CV：木村良平

サウズリンド王国の王太子でエリアーナの婚約者。エリアーナに対して婚約を持ちかけてきた彼の利益は『ベルンシュタイン家という派閥にも権力争いにも害をなさない（興味を持っていない）家の娘であること』『王妃や周りからのクリストファーの婚約者決定の強い願望を抑え込むこと』らしいが…

アレクセイ・シュトラッサー

CV：内山昂輝

クリストファーの片腕ともいえる公爵令息。女性に対しても冷たい物言いをするため『氷の貴公子』と言われている。

グレン・アイゼナッハ

CV:内田雄馬

クリストファー護衛の近衛兵小隊長。裏表がない感情豊かな男性。

テオドール・ウォーレン・アッシェラルド

CV：羽多野渉

クリストファーの叔父（現国王の実弟）。王宮書庫室の管理責任者である為かエリアーナとは話が合う模様。

アイリーン・パルカス

CV：七瀬彩夏

パスカル家の子爵令嬢。エリアーナとは異なり年頃の女の子らしい立ち振舞をしており、クリストファー近辺の人々と着実に仲を紡いでいっているようだが…

アラン・フェレーラ

CV：佐藤元

宮廷楽師の青年。アイリーンと仲が良いのか共に行動している。

テレビアニメ

2022年 10月よりTOKYO MX他にて放送開始。全12話。

主なスタッフ

主題歌

Prologue - オープニングテーマ: 歌：井口裕香 / 作詞：PA-NON / 作曲：吉木絵里子 / 編曲：華原大輔・吉木絵里子
革表紙 - エンディングテーマ: 歌：伊藤歌詞太郎 / 作詞・作曲：伊東歌詞太郎 / 編曲：横山裕章

各話リスト

話数	サブタイトル	動画
第1話	見せかけの婚約者
第2話	一人芝居
第3話	そして二人は
第4話	星の旅人
第5話	王子と彼女の宝物
第6話	狩猟祭と孤独な公務
第7話	エイデルの亡霊
第8話	花守り虫と祈りを捧げる使者
第9話	真珠姫からの手紙
第10話	蝶々たちの思惑
第11話	お邪魔虫
第12話	蝶々たちの踊る聖夜の祝宴