蚊取り線香(かとりせんこう)とは、カ(蚊)を駆除するために用いられる線香である。
シロバナムシヨケギク(除虫菊)に含まれている殺虫成分「ピレスロイド」を練り込んだ線香で、初期は天然成分を、現在は主に合成成分を用いている。火をつけると線香がじわじわ燃えながら、その熱で殺虫成分が蒸散する。
煙に殺虫効果があると勘違いされがちだが、火が付いた場所より手前から蒸散は始まっているので、煙が当たらないと蚊を駆除できないわけではない。蚊取り線香も、蚊取りマットも、電源式蚊取りも、ワンプッシュ式蚊取りも基本的な成分はほぼ同じで、蒸散の方法が違うだけである。
ピレスロイドは昆虫類などに作用する神経毒で、哺乳類や鳥類には大きな作用を及ぼさない。
蚊取り線香といえば、渦巻き状の形であることが知られているが、これは燃焼時間を長く確保しながらも、小さくまとめるために考案された形状である。
掲示板
14 ななしのよっしん
2020/05/31(日) 22:50:14 ID: g7iiqyceIM
防虫剤の説明書を見て疑問に思うんだが線香型・電気型
液体型・スプレー型にしても
蚊成虫か、ユスリカ&チョウバエのどちらかにしか
対応できないのが多いのは何故?
蚊とユスリカ両方に対処できる器具が作れないとは思えんが
15 ななしのよっしん
2021/07/13(火) 00:52:49 ID: Z/D3jUt4mb
最近は花の香り成分を混ぜた物もあるんだな
16 ななしのよっしん
2021/08/10(火) 13:55:42 ID: TTaEtC4Uft
>>14
成分的に効果が全くない事はないと思うが、虫ごとに細かな耐性や同じ成分でも有効量が違ってくるのが理由の一つだろう。
もう一つは、蚊やダニのような衛生害虫に有効な物は医薬品や医薬部外品として扱われる。つまりその効果を宣伝に使ってパッケージに載せるためには厳密な効果や安全性の審査を受けて厚生労働省の正式な承認が必要になる。この手続きがわりと時間も費用もかかるらしい。
ユスリカやチョウバエは不快害虫で、効かなくても人体に直ちに被害が出るわけではないので、企業が自分で効果があると確認できれば雑品として出せる。
あまり実態とかけ離れていれば消費者庁から怒られるし、効果のない物は売れもしないだろうから手を抜ける訳ではないだろうが、それでも余計な虫に効くと書いて医薬品や医薬部外品としてお役所審査の報告待ちするのとは差が大きいのだろう。
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最終更新:2024/04/25(木) 17:00
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