蟲惑魔単語

コワクマ

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蟲惑魔とは、遊戯王OCGモンスターカードである。

本項では、「蟲惑魔」モンスターや「惑」魔法カードの他、実質的な関連カードである「ホール」「落とし穴」通常についても記述する。

概要

2013年4月20日発売のパック”JUDGMENT OF THE LIGHT”より登場。
可愛い少女イラストを引くテーマであり、の中に佇む少女カードイラスト単体での評価も高い。

可憐なモンスターカードたちであるが、その実態は疑似であり、よく背景を見るとそれぞれが大化した生物食虫植物る習性を持つ類)のモンスターが潜んでいる。本記事では便宜上モンスター態を「本体」として解説するが、ファンの中には『少女が本体で、背景は共生関係の別個体だよ』とする過激派もいる。
を意味する「」。人の心を魅了するという意味の「蠱惑」。男をたぶらかす女性を意味する「小悪魔」の三つの言葉が混ざっているその意をイラストで、プレイングでお分かりいただけるだろう。

デッキの特徴

蟲惑魔の名前の付くモンスターは15枚。すべて地属性昆虫族または植物族である。

通常召喚可モンスターは全て4であり、以下の共通効果を持つ。

このカードモンスターゾーンに存在する限り、「ホール」通常カード及び「落とし穴」通常カードの効果を受けない。

エクシーズモンスターは全てランク4で、以下の共通効果を持つ(《シトリス》は追加で条件付きのモンスター効果耐性もある)。

素材を持っているこのカードカードの効果を受けない。

リンクモンスターリンク1~3があり、以下の共通効果を持つ。

リンク召喚したこのカードカードの効果を受けない。

ほとんどが固有にホール落とし穴に関する効果を持っている。対応するホール落とし穴名前のついた通常現在のところ24枚ある(《ホールティアの蟲惑魔》含む)。中には手札から発動など面い効果もある。《トリオン》等が他デッキでも使用されている。

デッキの特徴としては大雑把に言えば落とし穴カードを最大限に活用するテーマであり、落とし穴を手札に引きこんで相手のターンに備え、相手のターンではカードで機不全を起させ、アドバンテージ差をつけて圧殺するという勝ち筋を理想とする。

一方でモンスターそのものの戦闘力・耐性に欠く。カードなので魔法除去が弱点。カードなのでセットしたターンには使えない=後攻ターンに使えないため、後攻が極めて苦手。…という欠点を抱えている。
が、『自分のターンで稼いだアドバンテージを、相手のターンでの読み合いに活かす』というカードゲームの面い部分をシンプルな挙動で実現できるため、パズル的な長い展開に慣れない初心者論、相手との駆け引きを楽しみたい熟練者も楽しみやすいテーマと言える。

カード説明

以下、遊戯王カードwikiより。

メインデッキのモンスター

アトラ》、《トリオン》、《カズーラ》の3枚が2013年4月20日発売”JUDGMENT OF THE LIGHT”に登場。

アトラの蟲惑魔/Traptrix Atrax
効果モンスター/4/地属性/昆虫族/攻1800/守1000
(1):このカードモンスターゾーンに存在する限り、
ホール」通常カード及び「落とし穴」通常カードの効果を受けない。
(2):このカードモンスターゾーンに存在する限り、
自分は「ホール」通常カード及び「落とし穴」通常カードを手札から発動できる。
(3):このカードモンスターゾーンに存在する限り、
自分の通常カードの発動及びその発動した効果は効化されない。

蜘蛛(Atrax)のモンスター

ホール落とし穴耐性を持ち、手札からホール落とし穴を発動でき、通常効化されないため、通常を特に多用するデッキの軸にも向く。
攻撃も下級としてはそこそこある。

トリオンの蟲惑魔/Traptirx Myrmeleo
効果モンスター/4/地属性/昆虫族/攻1600/守1200
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「ホール」通常カードまたは「落とし穴」通常カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合、
相手フィールド魔法カード1枚を対として発動する。
その相手のカードを破壊する。
(3):このカードモンスターゾーンに存在する限り、
ホール」通常及び「落とし穴」通常カードの効果を受けない。

蟻地獄(Antlion/Myrmeleon)のモンスターホール落とし穴耐性、通常召喚時にホール落とし穴をサーチ、特殊召喚時にサイクロン効果。

サイクロン効果のために、他デッキに採用される。

カズーラの蟲惑魔/Traptix Nepenthes
効果モンスター/4/地属性/植物族/攻 800/守2000
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードモンスターゾーンに存在する限り、
ホール」通常及び「落とし穴」通常カードの効果を受けない。
(2):自分が「ホール」通常または「落とし穴」通常カードを発動した場合に発動できる。
デッキから「カズーラの蟲惑魔」以外の「蟲惑魔」モンスター1体を選び、
手札に加えるか特殊召喚する。

ウツボカズラ(Nepenthes)のモンスターホール落とし穴耐性、一度だけホール落とし穴使用時に蟲惑魔をサーチまたは特殊召喚。

蟲惑魔サーチ効果を持っており、デッキ作成には必要。

ティオの蟲惑魔/Traptrix Dionaea
効果モンスター/4/地属性/植物族/攻1700/守1100
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地の「蟲惑魔」モンスター1体を対として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した時、
自分の墓地の「ホール」通常カードまたは「落とし穴」通常カード1枚を対として発動できる。
そのカードを自分フィールドセットする。
セットしたカードは次の自分ターンエンドフェイズに除外される。
(3):このカードは「ホール」通常カード及び「落とし穴」通常カードの効果を受けない。

2014年2月15日発売"PRIMAL ORIGIN"。

ハエトリグサ(Dionaea muscipula)のモンスターホール落とし穴耐性、通常召喚時に蟲惑魔を蘇生、特殊召喚時にホール落とし穴を1ターンだけ回収セット

蘇生エクシーズ召喚リンク召喚に利用しやすい。なお、守備表示での特殊召喚となるため、《セラ》や《クラリア》などのリンクモンスター蘇生外であるので注意しよう。

ランカの蟲惑魔/Traptrix Mantis
効果モンスター
4/地属性/昆虫族/攻1500/守1300
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「蟲惑魔」モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードモンスターゾーンに存在する限り、
ホール」通常カード及び「落とし穴」通常カードの効果を受けない。
(3):1ターンに1度、自分フィールドセットされた魔法カード1枚を対として発動できる。
そのセットされたカードを持ちの手札に戻す。
その後、自分の手札から魔法カード1枚をセットできる。
この効果は相手ターンでも発動できる。

2017年4月19日発売"CODE OF THE DUELIST"。

共通効果に加え、蟲惑魔を召喚時にサーチできる効果や、フリーチェーンセットされたカードを回収したあとに、手札の魔法などをせなおす効果を持つ。前半は反転召喚や特殊召喚に対応していない分、少々テンポが悪いが、自身もサーチ可

後半の効果は《ツインツイスター》や《ハーピィの羽根帚》などをかわし不発にさせる時などに使えるが、積極的に使うとなると工夫を要するため、サーチ効果をメインに使用するのが難と思われる。
元ネタに擬態して捕食するカマキリ(Mantis)の一種、ハナカマキリ(別称ランカマキリ)。

リセの蟲惑魔/Traptirx Genlisea
効果モンスター
4/地属性/植物族/攻1200/守1600
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードモンスターゾーンに存在する限り、
ホール」通常カード及び「落とし穴」通常カードの効果を受けない。
(2):このカードリリースして発動できる。
自分のデッキ及び墓地から1枚ずつ、
ホール」通常カードまたは「落とし穴」通常カードを選んで自分フィールドセットする(同名カードは1枚まで)。
この効果でセットしたカードフィールドから離れた場合に除外される。

2020年3月20日海外TCG"Duel Overload"にて先行発売後、日本では2020年10月3日発売"WORLD PREMIERE PACK 2020"にて収録。

ランカ以来3年ぶりとなる通常召喚可モンスター元ネタ食虫植物の1グループであるゲンリセア属(Genlisea)。

おなじみのホール落とし穴耐性(1)と、名称ターン1制限で自身をリリースしてデッキ墓地からホール落とし穴を1枚ずつセットする効果(2)を持つ。
墓地からもセットできるため、狡猾な落とし穴をより生かしやすくなるのがポイント【蟲惑魔で使用する場合は、展開よりも守りを固めるのがメインとなり、ティオ蘇生効果と組み合わせたり、セラの効果のトリガーにすることで3枚落とし穴セットする、といった使い方になるだろうか。

ジーナの蟲惑魔/Traptrix Vesiculo
効果モンスター
4/地属性/植物族/攻1400/守1400
このカード名の(1)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドセットされたカード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードモンスターゾーンに存在する限り、
ホール」通常カード及び「落とし穴」通常カードの効果を受けない。
(3):自分の魔法ゾーンカードが存在しない場合、
墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の「ホール」通常カードまたは「落とし穴」通常カード1枚を対として発動できる。
そのカードを自分フィールドセットする。

2021年1月16日発売の"LIGHTNING OVERDRIVE"にて登場。元ネタはモウセンゴケ科の水草・ムジナモ(Aldrovanda vesiculosa)。

カードを1枚墓地へ送り、特殊召喚出来る効果を持つ。
そして、墓地カードを除外し、カードを回収出来て、《狡猾な落とし穴》の条件満たしやすくはなるが、ここで問題なのはいずれか一つしか効果を使用出来ないという制限がついていることである。

そのため、初動として(1)効果はやや使いにくいため、構築やプレイングに工夫が必要だろう。

キノの蟲惑魔/Traptrix Arachnocampa
効果モンスター/4/地属性/昆虫族/攻1300/守1500
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「蟲惑魔」モンスターが存在する場合、
自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は昆虫族・植物モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードモンスターゾーンに存在する限り、
ホール」通常カード及び「落とし穴」通常カードの効果を受けない。
(3):自分の魔法ゾーンセットされたカードはそれぞれ1ターンに1度だけ効果では破壊されない。

2022年12月3日発売の"ストラクチャデッキ-蟲惑魔の-"にて収録。元ネタヒカリキノコバエArachnocampa)。その幼生物によって食糧とするを誘き出すことからツチボタルとも呼ばれたり、英語グローワーム(グローウォーム)の一種ともされる。

(2)の効果で自分フィールドに蟲惑魔が居る場合に特殊召喚できるため、展開に欠けがちな【蟲惑魔】での展開エンジンとするほか、フリーチェーンであることを利用して(3)の効果と組み合わせてカードを守るといった活躍が見込まれる。EXデッキからの召喚に制限がかかるため、蟲惑魔以外も採用している場合や、【蟲惑魔】デッキ以外での投入には注意。

プティカの蟲惑魔/Traptrix Pudica
効果モンスター
4/地属性/植物族/攻 900/守1900
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「惑の園」1枚を手札に加える。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対として発動できる。
そのモンスターを除外する。
次のスタンバイフェイズに、相手は除外されている自身のモンスター1体を選んで特殊召喚できる。
(3):このカードモンスターゾーンに存在する限り、
ホール」通常カード及び「落とし穴」通常カードの効果を受けない。

2022年12月3日発売の"ストラクチャデッキ-蟲惑魔の-"にて収録。元ネタ2022年7月インドネシア・北カリマンタンで発見が報じられた新種のウツボカズラ「Nepenthes pudica」。同じウツボカズラモチーフの《カズーラ》の姉妹であるような見たとなっており、種小名pudicaの原義のひとつである「恥ずかしがり屋」や、地中に捕器官を持つといった特徴も織り込まれている。

後述の《惑の園》のサーチ効果があるため、セットで採用したい。(2)の除外効果は、単独では次のターンに相手フィールドに戻ってくるため、《アロメルス》の(3)の効果で自分フィールドに出す、《シトリス》の(3)効果でエクシーズ素材にするなどの形で阻止したり、いは「相手は~特殊召喚できる」という効果であることを利用して、落とし穴カードの二段構えもできる。

罠モンスター

通常
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
このカードは手札から通常カード1枚を捨て、セットしたターンに発動する事もできる。
(1):このカードは発動後、通常モンスター植物族・地・4・攻400/守2400)となり、
モンスターゾーンに守備表示で特殊召喚する(カードとしては扱わない)。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「蟲惑魔」モンスター1体を対として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

2022年12月3日発売の"ストラクチャデッキ-蟲惑魔の-"の付録"狂宴への誘いパック"にて収録。元ネタキバナツノゴマ(Ibicella lutea)。

蟲惑魔版の《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》とも呼べる存在。

ホールであり蟲惑魔でもあるため、《トリオン》などのサーチ効果やセット効果の対にすることができ、このカードの発動を《セラ》などのトリガーにしたり、《キノ》の特殊召喚に繋げたり、さらに自身の墓地効果でリクルートができるなど、【蟲惑魔】デッキの回転効率を大きく上げることができる。

手札コストを切ることでセットして即座に発動できるのも魅だが、場面によってはそのコスト重い場合もあるため、《シェード・ブリガンダイン》も採用して場面によって使い分けるのも一考の余地ありといったところか。いは《アトラ》の効果扱いで発動して、コストを踏み倒すのも手。

効果にも書いてある通り、モンスターゾーンに出ると通常モンスターとなるため、他の蟲惑魔と違って単体では落とし穴耐性もい。そのため自分の《絶縁落とし穴》などでも破壊されうるが、あえて破壊してリクルート効果を狙うこともできるか。

エクストラデッキのモンスター

フレシアの蟲惑魔/Traptrix Rafflesia
エクシーズ・効果モンスター/ランク4/地属性/攻300/守2500
レベルモンスター×2
(1):X素材を持ったこのカードカードの効果を受けない。
(2):このカードモンスターゾーンに存在する限り、
「フレシアの蟲惑魔」以外の自分フィールドの「蟲惑魔」モンスター戦闘・効果で破壊されず、
カードの効果の対にならない。
(3):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、発動条件を満たしている「ホール」通常または「落とし穴」通常カード1枚をデッキから墓地へ送って発動する。
この効果は、そのカード発動時の効果と同じになる。
この効果は相手ターンでも発動できる。

2015年7月18日発売"DIMESION OF CHAOS"で登場。
蟲惑魔初のエクシーズモンスターである。そしてこのイラストハーレムに飛び込みたいと思った紳士は数知れず。

お手軽ランク4エクシーズエクシーズ素材を持っている限りは一切受け付けない心強いものとなっている。

トリオンで落とし穴を回収しつつ、(2)の効果でアトラカズーラを守りつつ落とし穴に落とすというのが理想的だろう。攻め手に転じる時はティオトリオコンビでさらなるエクシーズ召喚ができる。

なにより強なのが(3)の効果。
なんと、デッキから落とし穴カードが飛んでくるというぶっ飛んだ効果となっている。
ジャンク・コレクターの裁定とは違い、墓地がなければ狡猾の落とし穴も発動・効果も使用できるという裁定。
ただしモンスター効果なので(1)の効果や蟲惑魔の共通効果で守れない点は注意。

元ネタ世界最大のフレシア(Rafflesia)。
ラフレシアはたしかに強なにおいでハエなどを呼び寄せるのだが、あくまで花粉を運ばせるためであって食虫植物でない。それどころか木に寄生してを咲かせる植物である。

セラの蟲惑魔/Traptrix Sera
リンク・効果モンスター
リンク1/地属性/植物族/攻 800
リンクマーカー:下】
リンクモンスター以外の「蟲惑魔」モンスター1体
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):リンク召喚したこのカードカードの効果を受けない。
(2):通常カードが発動した場合に発動できる。
同名カードが自分フィールドに存在しない「蟲惑魔」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
(3):このカード以外の自分の「蟲惑魔」モンスターの効果が発動した場合に発動できる。
デッキから「ホール」通常カードまたは「落とし穴」通常カード1枚を選んで自分フィールドセットする。

2018年11月23日発売"LINK VRAINS PACK 2"。
蟲惑魔初のリンクモンスター元ネタはモウセンゴケ(Drosera)。

リンク召喚された場合にの効果を一切受け付けないという強な耐性を持つ代わりに、リンク1らしく攻撃800と低い。フレシアによって破壊耐性を持たせることもできるが、その場合も低い攻撃からサンドバッグにされるため注意が必要。

(2)の効果で通常の発動時に、デッキからフィールド上に同名のいない蟲惑魔を特殊召喚できるため、動的に通常を使用することでセラを守りつつ蟲惑魔を展開していき、更に展開した蟲惑魔の効果を使用して(3)の効果で落とし穴ホールセットして相手のターンや次の自分のターンに備えることもできる。もちろん、展開した蟲惑魔からエクシーズ召喚や大リンク召喚につなげても良い。

アロメルスの蟲惑魔/Traptrix Allomerus
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/昆虫族/攻2200/守 600
レベルモンスター×2体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):X素材を持ったこのカードカードの効果を受けない。
(2):このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
自分の墓地から昆虫族・植物族のレベルモンスター1体を選んで特殊召喚する。
(3):自分のカードの効果で相手モンスターフィールドから離れ、
墓地へ送られた場合または除外された場合、
このカードのX素材を1つ取り除き、そのモンスター1体を対として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。

2020年1月11日発売"ETERNITY CODE"。

エクストラデッキの蟲惑魔モンスターとしては初の昆虫族で、攻撃も発売当時は蟲惑魔モンスター最高値。元ネタアマゾンジャングルに生息するアリAllomerus decemarticulatus」。

エクシーズ素材を2つ使用して自分の昆虫族か植物レベル4を蘇生できる効果(2)と、自分側の効果でフィールドから墓地送り・除外状態にされた相手モンスターを、素材を1つ使用して自分フィールドに特殊召喚する効果(3)を持つ。

昨今は破壊時や墓地・除外状態で効果を発動できるモンスターも多いので、落とし穴通常を使用したあと、(3)の効果を使ってそのまま自分フィールドに出してしまうことで対策になる。

蟲惑魔としては一、効果に「蟲惑魔」や「落とし穴」のどちらの名称定もいため、蟲惑魔デッキ以外でも幅広く活躍が見込める。ただし、壊獣の召喚条件などのコストにするものに対しては発動できないので注意。

フレシア同様の耐性(1)も持つが、前述の効果によりエクシーズ素材の消費がしい為注意が必要。召喚条件は2体以上となっているので、耐性を維持しつつ蘇生効果も最大限に活用したいなら、3体はえられるようにしたい。

クラリアの蟲惑魔/Traptrix Cularia
リンク・効果モンスター
リンク2/地属性/植物族/攻1800
リンクマーカー:右/下】
昆虫族・植物モンスター2体
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):リンク召喚したこのカードカードの効果を受けない。
(2):このカードモンスターゾーンに存在する限り、
自分が発動した「ホール」通常カード及び「落とし穴」通常カード
発動後に墓地へ送らず、そのままセットできる。
(3):自分エンドフェイズに、自分の墓地の「蟲惑魔」モンスター1体を対として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。

2021年1月16日発売の"LIGHTNING OVERDRIVE"にて登場。
元ネタウサギゴケ(Utricularia sandersonii)。

セラの蟲惑魔》でセットしつつ、このカードリンク召喚素材にすることで準備を整えることが出来るだろう。存在していれば、カテゴリに属するカードをそのままセット出来るため、《狡猾な落とし穴》の発動条件を満たしやすくなる。
蘇生効果は《ティオ》の(1)と同様守備表示で特殊召喚のため、《セラ》や《クラリア》などのリンクモンスターは対外である。

シトリスの蟲惑魔/Traptrix Pinguicula
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/植物族/攻2500/守 300
レベルモンスター×2
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):X素材を持っているこのカードは、
このカードがX素材としているモンスターと同じ種族のモンスター(このカードを除く)が発動した効果及びカードの効果を受けない。
(2):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「蟲惑魔」モンスター1体を手札に加える。
(3):元々の持ちが相手となるモンスターが効果で、墓地へ送られた場合または除外された場合に発動できる。
その内の1体を選んでこのカードのX素材とする。

2022年12月3日発売の"ストラクチャデッキ-蟲惑魔の-"の付録"狂宴への誘いパック"にて収録。
元ネタはムシトリスミレ(Pinguicula vulgaris)。

アロメルス》を更に上回る攻撃2500で、【蟲惑魔】きってのアタッカーとして期待できる。後述の《アティプス》と並べば3500にもなる。

耐性効果が《フレシア》《アロメルス》と共通の対に加え、エクシーズ素材としている種族のモンスターの効果に対しても発揮されるため、(3)の効果と組み合わせて相手モンスター素材にすることで、相手のテーマデッキに対しても強く出られる。また、(2)の効果で展開や妨の布石を敷くこともできるだろう。
とはいえ、エクシーズ素材いと耐性を失うのは《フレシア》《アロメルス》と共通のため、素材の管理には気を付けたい。

アティプスの蟲惑魔/Traptrix Atypus

リンク・効果モンスター
リンク3/地属性/昆虫族/攻1800
リンクマーカー:左/右/下】
昆虫族・植物モンスターを含むモンスター2体以上
(1):リンク召喚したこのカードカードの効果を受けない。
(2):自分の墓地に通常カードが存在する限り、
自分フィールドの「蟲惑魔」モンスターの攻撃1000アップする。
(3):1ターンに1度、自分フィールド昆虫族・植物モンスターの数まで、
相手フィールドの表側表示のカードを対として発動できる。
そのカードの効果をターン終了時まで効にする。
その後、以下の効果を適用できる。
●自分の墓地から通常カード1枚を除外し、対の表側表示のカードの内1枚を選んで破壊する。

2022年12月3日発売の"ストラクチャデッキ-蟲惑魔の-"の付録"狂宴への誘いパック"にて収録。
元ネタはジグモ(Atypus karschi)と思われる。

(2)の効果で【蟲惑魔】の弱点の一つである打撃点不足を補うことができる(自身も2800となる)。(3)の効果は【蟲惑魔】であれば破壊効果に、展開重視のデッキであれば相手の妨・抑制にそれぞれ期待できる。

リンク素材がやや重いのが難点か。【蟲惑魔】であれば動的に特殊召喚できる《ティオ》や《ジーナ》《キノ》、サーチ効果のある《ランカ》辺りで素材えられるようにしたい。

「蟲惑」魔法カード

惑の園
フィールド魔法
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「蟲惑魔」モンスター1体を召喚できる。
(2):このカードフィールドゾーンに存在する限り、
自分の昆虫族・植物モンスターは、それぞれ1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
(3):自分フィールドモンスター1体を除外して発動できる。
自分の手札・墓地から「蟲惑魔」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

2022年12月3日発売の"ストラクチャデッキ-蟲惑魔の-"にて収録。妖しい雰囲気の原に佇むセラと、それを覗くかのような本体が描かれている。

蟲惑魔専用のフィールド魔法。先述の《プティカ》でサーチして発動すれば、そのまま(1)の効果で追加で通常召喚でき、展開を弱さをよりカバーできる。

(2)の効果は蟲惑魔の名称定がないので、昆虫族・植物族の強な汎用カードを入れている場合も維持できる。(3)はそのデュエルで以降使いどころのなさそうなモンスターのほか、《アロメルス》の(3)の効果で特殊召喚したモンスターをそのまま利用してもよいだろう。

惑の誘い
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):昆虫族・植物族のレベルモンスター1体または通常カード1枚を手札から捨てて発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
(2):墓地のこのカードを除外し、除外されている自分の、
昆虫族・植物族のレベルモンスター1体または通常カード1枚を対として発動できる。
そのカードデッキの一番下に戻す。

2022年12月3日発売の"ストラクチャデッキ-蟲惑魔の-"にて収録。そのカード名の通りこちらを誘い込むかのようなフレシアと、その横ですやすやしている様子のキノが描かれている。

2:2交換によるドロー効果と、墓地カードデッキに戻す効果を持つ。

どちらの効果も蟲惑魔の名称定はいので、【蟲惑魔】のみならず植物族や昆虫族を中心としたデッキへの採用も検討できる。特に(2)の効果は蟲惑魔以外のほうが活用できるかもしれない。

「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カード

落とし穴/Trap Hole
通常
(1):相手が攻撃1000以上のモンスターの召喚・反転召喚に成功した時、
そのモンスター1体を対として発動できる。
その攻撃1000以上のモンスターを破壊する。

1999年2月4日発売”Vol.1”。
もっとも最初に登場した落とし穴の元祖。特殊召喚に対応していないという大きな欠点を持つ。他の多くの落とし穴と異なり、対に取る効果であることにも注意。

のたまった落とし穴/Acid Trap Hole
通常
(1):フィールドの裏側守備表示モンスター1体を対として発動できる。
そのモンスターを表側守備表示にし、守備2000以下の場合は破壊する。
守備2000より高い場合は裏側守備表示に戻す。

1999年7月8日発売”遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記”の付属カード
いつでも発動できる落とし穴。自分のモンスターに使用してリバース効果を発動させるという、コンボ用のカードでもある。対モンスターステータスによっては効果を発動させた後、再セットも可

ホワイトホール/White Hole
通常
相手が「ブラック・ホール」を発動した時に発動する事ができる。
自分フィールド上に存在するモンスターは、その「ブラック・ホール」の効果では破壊されない。

1999年8月26日発売”BOOSTER4”。
ブラック・ホールカードホール通常のため【蟲惑魔】ではサーチこそ効くが、効果は実質効化されてしまう。

奈落の落とし穴/Bottomless Trap Hole
通常
(1):相手が攻撃1500以上のモンスター
召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。
その攻撃1500以上のモンスターを破壊し除外する。

2001年11月29日発売”Mythological Ageりし-”。
あらゆる召喚に対応する上に、対を取らないため同時に召喚された複数のモンスターを除去でき、さらに除外のため墓地活用を利用させない。

詳細は個別記事も参照のこと。 

粘着落とし穴/Adhesion Trap Hole
通常
相手がモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動する事ができる。
そのモンスターフィールド上に表側表示で存在する限り、元々の攻撃が半分になる。

2002年7月18日発売”ユニオンの降臨”。
除去ではなく攻撃半減。

異次元落とし穴/D.D. Trap Hole
通常
相手がモンスター1体を守備表示でセットした時に発動する事ができる。
セットしたそのモンスター1体と自分フィールド上のモンスター1体を破壊してゲームから除外する。

2005年5月26日発売”CYBERNETIC REVOLUTION”。
テキストからは読み取りづらいが、相手がセットしたモンスターと自分のモンスター1体を対に取る効果(遊戯王マスターデュエルでは読み取りやすいよう文面がエラッタされている)。除外は強だが、裏側守備表示に限定されるのが欠点。そのままだと自分も巻き添えを食らうが、自分フィールドの蟲惑魔を対にすれば、相手のモンスターだけを除外することができる。

二重の落とし穴デュアルホール)/Gemini Trap Hole
通常
(1):もう1度召喚された状態のデュアルモンスター戦闘で破壊された時に発動できる。
相手フィールドモンスターを全て破壊する。

2007年11月23日発売”PHANTOM DARKNESS”。
デュアルモンスター用。再度召喚済み+戦闘破壊が条件。相手のみ全破壊は強だが使い辛い。【蟲惑魔】に入れるなら、《ギガプラント》とセットでの採用を検討したい。

落とし穴/Giant Trap Hole
通常
同時に2体以上のモンスターが特殊召喚に成功した時に発動できる。
フィールド上のモンスターを全て破壊する。

2008年7月19日発売”CROSSROADS OF CHAOS”。
激流葬という上位互換が存在。《落とし大穴》という非常に紛らわしいカードがあるため注意。

狡猾な落とし穴/Treacherous Trap Hole
通常
(1):自分の墓地カードが存在しない場合、
フィールドモンスター2体を対として発動できる。
そのモンスターを破壊する。

2009年9月19日発売”EXTRA PACK Volume 2”。
いつでも発動可であり、一枚で二体ものモンスターを破壊できる。しかしを他に入れると使用が難しい。

フレシアセラの存在により、序盤で墓地に溜まってないうちから発動しやすくなった。

落とし穴/Deep Dark Trap Hole
通常
レベル5以上の効果モンスターが特殊召喚に成功した時に発動する事ができる。
そのレベル5以上の効果モンスターゲームから除外する。

2011年7月16日発売”PHOTON SHOCKWAVE”。
モンスターの除外が可奈落の落とし穴と効果範囲が被り、通常・反転召喚には対応しておらず、レベルのないエクシーズモンスターリンクモンスターには通用しないと言う欠点がある。一方で、《クイック・シンクロン》などの低打点汎用カードを除去できる点・途中過程で破壊しないため《スターダスト・ドラゴン》などに効化されない等の長所もある。

落とし穴/Void Trap Hole
通常
(1):相手が攻撃2000以上のモンスターを特殊召喚した時に発動できる。
その攻撃2000以上のモンスター1体を選び、効果を効にし破壊する。

2012年4月14日発売”RETURN OF THE DUELIST”。
奈落の落とし穴よりも攻撃が高めに設定され、さらに特殊召喚にしか対応してないが、効果を効にする事が出来る。

惑の落とし穴/Traptrix Trap Hole Nightmare
通常
(1):このターンに特殊召喚された相手フィールドモンスターが効果を発動した時に発動できる。
その効果を効にし破壊する。

2013年4月20日発売”JUDGMENT OF THE LIGHT”。
特殊召喚されたモンスターが、効果を発動した時に効にする。
蟲惑魔達のにかかったモンスター達が捕食される様子が描かれている。

混沌渦(タキオンカオスホール)/Tachyon Chaos Hole
通常
(1):自分フィールドの「ギャラクシー」Xモンスターが、
相手モンスターの攻撃または相手の効果によって破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
相手フィールドの表側表示のカードを全て破壊し除外する。
(2):このカード墓地に存在する場合、
自分ドローフェイズに通常のドローを行う代わりに、
墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「ギャラクシー」Xモンスター1体を対として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

2014年2月15日発売"PRIMAL ORIGIN"。
相手がこれを使用してきても、蟲惑魔には通用しない事を忘れないように。

落とし穴/Time-Space Trap Hole
通常
(1):相手が手札・エクストラデッキからモンスターを特殊召喚した時に発動できる。
手札・エクストラデッキから特殊召喚されたそのモンスターを持ちデッキに戻す。 その後、自分は戻したモンスターの数×1000LPを失う。

2014年4月19日発売"THE DUELIST ADVENT"。
特殊召喚のみだが複数枚に対応。しかしライフコストが大きい。

姑息落とし穴/Double Trap Hole
通常
(1):相手がモンスターを守備表示で特殊召喚した時に発動できる。 その守備表示モンスターを除外する。

2014年11月15日発売"THE SECRET OF EVOLUTION"。
守備表示で特殊召喚はい事はいが、確実にあるとも言えないため狙いにくい。特に守備表示自体がリンク召喚には対応できないので要注意。
英語版カード名が《二重の落とし穴/Gemini Trap Hole》と紛らわしいので、英語版カードデッキに混ぜている時は気をつけよう。

刺しの落とし穴/Trap Hole of Spikes
通常
(1):このターンに召喚・特殊召喚された相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃モンスターを破壊し、
そのモンスターの元々の攻撃の半分のダメージを相手に与える。

2015年12月19日発売"MILLENNIUM PACK"。
アニメDMにて、城之内落とし穴原作版)の代わりに使用したカード。発動条件がやや厳しく、ミラーフォースや魔法の筒などとべると少々扱いにくい。

底なし落とし穴/Floodgate Trap Hole
通常
(1):相手がモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
この効果で裏側守備表示になったモンスターは表示形式を変更できない。

2016年4月9日発売"THE DARK ILLUSION"。
バリアダストフォース-》と《奈落の落とし穴》を足して2で割ったような効果。ステータスレベルランクを選ばず裏側にできる点・破壊耐性持ちにも対応できる点などが利点。シンクロエクシーズデッキに強いが、アドバンス召喚リンク召喚デッキが相手となると状況を選ぶ。

絶縁落とし穴/Break Off Trap Hole
通常
(1):リンクモンスターリンク召喚に成功した時に発動できる。
フィールドリンク状態ではないモンスターを全て破壊する。

2017年4月15日発売"CODE OF THE DUELIST"。
テキスト内にコンマイ語落とし穴が見え隠れしている厄介カード。素で発動する時もフレシアを介して使用する時も、使い方次第では自分も相手も巻き込むことになるため、慎重に使いたいところ。

一方、自分の蟲惑魔リンクモンスターリンク召喚トリガーに発動すれば、リンク召喚された蟲惑魔は確実にフィールドに残るのもポイント

電網の落とし穴/Network Trap Hole
通常
(1):相手がデッキ墓地からモンスターを特殊召喚した時に発動できる。
そのモンスターを裏側表示で除外する。

2018年1月13日発売"FLAMES OF DESTRUCTION"。
裏側除外という強な効果だが、それと引き換えに召喚元の定は厳し。大モンスターへの対処というよりは、展開を阻するのに向く。

連鎖チェーンホール)/Chain Hole
通常
(1):魔法モンスターの効果の発動にチェーンして
相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
その効果を効にする。
その後、相手はこの効果で効にされたカード
元々のカード名が同じカード1枚を手札・デッキから選んで除外できる。
除外しなかった場合、自分は相手の手札をランダムに1枚選んで除外できる。

2019年1月12日発売"DARK NEOSTORM"。
発動タイミングが限定されるが、代わりに発動した場所は問われないため、特に《幽鬼うさぎ》や《灰流うらら》などといった手札誘発に対して強な防御札となる。

ホール/Gravedigger's Trap Hole
通常
(1):手札・墓地モンスターまたは除外されているモンスターの効果を相手が発動した時に発動できる。
その効果を効にし、相手に2000ダメージを与える。

2020年1月11日発売"ETERNITY CODE"。
手札誘発や墓地、更には除外状態での発動を効にし、おまけ2000バーン付き。

狂惑の落とし穴/Terrifying Trap Hole Nightmare
通常
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手がモンスターの特殊召喚に成功したターン
相手フィールドの攻撃2000以上のモンスター1体を対として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
その後、自分の墓地に「ホール」通常カードまたは「落とし穴」通常カードが存在する場合、
相手の墓地からモンスター1体を選んで除外できる。

2022年12月3日発売の"ストラクチャデッキ-蟲惑魔の-"にて収録。
条件付きのフリーチェーンで相手の大モンスターを破壊でき、自分の墓地落とし穴があれば追加で相手の墓地モンスターを除外することもできる。除外するモンスターは効果中に破壊したモンスターでも、それ以外のモンスターでも良いのがポイント
また、墓地に送ってから除外する処理のため、破壊したモンスターを除外することで「フィールドから離れた」・「墓地へ送られた」・「破壊された」の3つのいずれかをトリガーとする効果を封じることが出来る。

イラストでは、プティカの本体に捕らえられたゴブリンランカの本体に今にも捕食されそうな場面が描かれている。

断絶の落とし穴/Banishing Trap Hole
通常
(1):相手が攻撃1500以下のモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。
その攻撃1500以下のモンスターを裏側で除外する。

2023年4月22日発売"DUELIST NEXUS"。

ATK1500以下のあらゆる召喚に対応。《奈落の落とし穴》の対となるカードといえるが、そちらと違い破壊を介さず裏側除外のため、破壊時効果も発動不可という強みがある。どちらかというと展開の出を挫く使い方に向く。

その他のイラスト繋がりのカード

通常
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「トラップトリック」以外の通常カード1枚を除外し、
その同名カード1枚をデッキから選んで自分フィールドセットする。
この効果でセットしたカードセットしたターンでも発動できる。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードを1枚しか発動できない。

2018年7月14日発売"SOUL FUSION"。

デッキから1枚を除外する代わりに、同名のセットする効果。

ティオランカが、蟲惑魔達の本体の蠢く地へゴブリン達を誘い込もうとしている場面が描かれている。ただ、【蟲惑魔】デッキでは多数の落とし穴を使用する関係で本カード発動後の制約が重く、《セラ》や《フレシア》などのデッキから直接落とし穴を操作できるモンスターがいることもあり、残念ながらあまり相性はよくない。

通常
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドモンスター1体を対として発動できる。
そのモンスターを破壊し、
デッキから「トラップトラック」以外の通常カード1枚を選んで自分フィールドセットする。
この効果でセットしたカードセットしたターンでも発動できる。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードを1枚しか発動できない。

2023年1月14日発売"CYBERSTORM ACCESS"。

自分フィールドモンスター1体を破壊して、デッキセットする効果。

トラップトリック》で誘われてしまったモンスターたちの末路が描かれているようだ。
破壊された時の効果を持つモンスターを軸にしたデッキではコンボカードとして期待できる。一方、【蟲惑魔】デッキでは、《トラップトリック》同様制約が重い他、耐性を持つ、または付与する蟲惑魔もいるためやはり相性はあまりよくない。
もし【蟲惑魔】で採用するなら、墓地で効果を発動できる《ジーナ》や《ホールティア》辺りを対にできるとよいだろうか。

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最終更新:2024/03/29(金) 06:00

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