『血のひな祭り事件』とは、『9・18事件』、『2・24事変』に続くバンナムによるユーザーへのジェノサイド行為である。
なお、アイマス用語でジェノサイドとは、オーディション時に1人、2人の審査員の興味を失わせてわざと帰し、他のプレイヤーの予測を外し優位に立つ戦法の事であるが、ここでのジェノサイドは、1、2人どころかお客さん全員怒らせて帰すような、まさしく皆殺し行為の事である。
2011年3月3日未明、とあるブログに「アイドルマスターパチスロ化決定!」という記事が載った。
そのブログはパチスロ化時の作品やキャラの扱いについて述べるブログだが、業界関係者によるものであるのか、リークの的中率が非常に高く、アイマス界隈に衝撃を与えた(現時点では確定ではないことに注意)。
この記事へのリンクが貼られた瞬間、アイマススレには激震が走った。さらには各ゲームブログなどへ伝播、結果、アイマスが汚された、終わったアニメや芸能人扱いにされたと、嘆き悲しむアイマスファンが大量に出る事となった。
しかし、悲劇はそこで終わらなかった。
ひな祭りの当日である3月3日、2月21日~2月27日までに発売された家庭用ゲーム機用ゲームソフトの週間売り上げ本数が確定・発表され、アイマス2の売り上げが34,621本と判明した。
これは、9.18事件以降離れていたファンにとっては、むしろ低いほうがアイマスが元に戻るかもしれない、という希望を砕かれる高い数値であり、かといって従来作と比べて成功しているかと言えば、微妙としか言えない低い数値でもある。
※参考
初代 - 23,872本
L4U - 43,697本
その直後から、アイマスの歴史から考えれば、そしてディレ1のこれまでの発言から考えれば、
ありえないような事態が発生してしまった。
過去には、エンディング画像などが削除対象となっており、ネタバレを防ぐためなどと推測されてニコマス界隈の人間からも納得されていた。しかし、初期のコミュやPV、MAD、ノベマスに至るまで、コレまでならば問題とならなかったような内容の関連動画が権利者削除され始めたのである。
現時点では初代・L4U関連動画への影響は少ないと見られるが、ジャンルタグ剥奪、御三家追放を危惧する声も上がっている。 これまでニコマスの存在を知りながら規制することの無かった公式が、何の前触れも無く方針転換したことに対して、怒りや疑問を露わにするユーザーも決して少なく無い。
その殆どはプレイ動画であるが、その他にもコミュの一部を使用したノベマスやMAD、加工・編集を加えたPVなどにも波及している。
上記の通り、従来は、キャラクター別のエンディングなど、ゲーム内容・ストーリーの重大なネタバレを含むものが主に削除されてきたのだが、今回は通常、ネタバレとは言い難いものにまで及んでいる。
そもそもネガキャン動画・中傷動画なども非常に多かった今作だが、作品に対して好意的か否定的かに関わらず、削除が進められている。
理由としては、早期のネタバレを防ぐためということが主に考えられる。
「バンナムがニコマスに喧嘩を売っている」などの憶測も流れているが、ゲーム発売後2週間も経っていない現状では、エンディングのみならずPVなどが削除されても仕方ないともいえるかもしれない。
また、一部で「ジュピターがサムネの動画は削除されない」という噂も流れている。
真偽は定かではない。確かにジュピターがサムネの動画は何故か削除を逃れているものも多いが、ジュピター関係の動画の中にも削除されたものは少なくないため、信憑性が高いとは言い難い。
そもそもゲームの動画をアップロードすることは、それが本編からの転載かMAD動画かに関わらず著作権を侵害する行為である(ただし親告罪であるため、著作者が申告しない限り殺人罪などのように行為により即訴訟となるわけではない)。
ニコニコ動画にあるプレイ動画・MAD動画は積極的に宣伝として利用するメーカーもあるが、大半のメーカーは、権利者=会社の温情によってかろうじて削除されないでいる、と言って良い。
したがって、今回の削除がニコマス界隈のユーザーにいかに影響を与えようとも、バンダイナムコゲームスの非を問うことは出来ない。全く正当な削除であり、ユーザーも"正当性"そのものについては否定していない。
ポイントは、発売から一週間ほど経った今になってから何故削除を始めたのか?という所である。正当性があるとは言え9・18事件と2・24事変の一件もある為、(この2事件に関連してネタバレによる売り上げ低下を懸念したのか単にキャサリンの件同様なのかは定かではないが)あまりにも悪いタイミングで削除を行ってしまった事もあり、騒ぎが拡大してしまった形となってしまう。
また、アイドルマスターという作品自体、初期のニコニコでのコミュのネタバレ、
セクハラP
の動画(β版のため当時の動画はYoutubeのこちら
)を起爆剤とし、ほぼ全てのコミュ(シナリオ)、
PV、エンディングに至るまで投稿されているにもかかわらず、長期間売り上げを伸ばし続け、世界三位のDLC売り上げや、
初日の2万5千本から累計10万本まで売り上げを伸ばしたという歴史がある。
これはニコニコで題材として使用しても、削除を心配せず公開できるという安心感から来る効果も、少なからずあったからであろう。
その安心感を自らの手で全て消し去ってしまったのである。
これから先、消し去られるかもしれないとの不安を抱えながら公開しなければならない以上、
手のかかったクオリティの高いアイマスの動画が作られ続けるかどうかは、雲行きが怪しいと言わざるを得ない。
DLCを誰よりも早くニコニコで公開しようと先を争って買ってた人達が、フライングしたとして消されるかもしれないという不安の中、
この先もDLCを買い続けるかどうかも疑問である。
↓ MADPV。作品に対して好意的な内容だが、削除。使われている衣装「ビヨンドザスターズ」が、一度はクリアしないと見ることが出来ない衣装だったためネタバレ扱いになった?
ただ伊織がウサギをなでるというほんわかMAD。ネタバレとは言い難い内容。(誤認削除説もあり)
ノベマスも削除(ネタバレ注意って初期コミュの話なのに・・・。)
血のひな祭り事件に関するニコニコ市場の商品を紹介してください。
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最終更新:2025/12/09(火) 18:00
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