袈

袈とは、袈裟という語で使われる漢字である。

漢字として

袈

Unicode

U+8888

JIS X 0213

1-23-22

部首

衣部

画数

11画

意味

袈裟という語で使われる。袈裟はサンスクリットkasṣayaの音訳。

〔康熙字典〕に引く〔西域記〕によれば古くは𣮫㲚とも書いたのを、葛洪が袈裟としたという。

字形

形声で声符は加。

音訓

音読みは、カ（漢音）、ケ（呉音）。

規格・区分

人名用漢字である。JIS X 0213第一水準。1990年に人名用漢字に採用された。

語彙

袈裟

異体字

𧛣

Unicode

U+276E3

部首

衣部

画数

15画

毠

Unicode

U+6BE0

部首

毛部

画数

9画

𣮫

Unicode

U+23BAB

部首

毛部

画数

13画

𣮱

Unicode

U+23BB1

部首

毛部

画数

13画

• 𧛣は、〔集韻〕が袈の本字とする字。「毛衣、之れを𧛣裟と謂ふ」とある。
• 毠は、〔集韻〕に袈と同じく𧛣の異体字とある字。
• 𣮫は、〔玉篇〕に毠の異体字。
• 𣮱は、〔五音篇海〕に𧛣と同じとある異体字。𣮫の異構の字。