被害とは (ヒガイとは) [単語記事]

被害とは、害を被ること、被った害のことである。

被害を受けた人は「被害者」、原因となった人は「加害者」と呼ばれる。

概要

なんらかの行為によって物理的に破損するほか
損失・不快感、ダメージ・困窮するものを指しやすい。一般的には良い意味では使われない。

犯罪（事件・詐欺）、事故・災害・感染症・汚染・戦争など。
凶悪犯罪ではなくとも、行為・悪戯・言葉など。
物理的・精神的・金銭的・経済的・時間的など様々な被害がある。
個人から個人、個人から集団、集団から個人へ行われる場合もある。
弁償で元通りになるものから、人命や貴重な文化財が失われるパターンもある。
問題が解決しても、トラウマ・後遺症として深い傷を残す場合も珍しくない。
深夜に起きたり被害者が死亡した場合、裁判・目撃証言・証拠収集など難航する場合も多い。
国道・高速道路・公共交通機関・管制誘導などが停止し大混乱になる場合もある。
激甚災害など、広範囲の不特定多数に被害が及ぶ場合もある。

現場の混乱や情報の錯綜、被害者の死亡と加害者の嘘によって
真実が捻じ曲げられ、都合の良い結果にされる場合もある。（交通事故など）

被害者を受けたと過剰に騒ぎ立て、場違いな賠償を求める被害者ビジネスや
脅迫・悪質クレーマーなどもある。（項目参照）

対策

準備・予防・観察・警戒・記録・被害軽減・安全確保・通報/報告など。

周囲・足元・状態・物陰（死角）などを広く観察する。
犯罪など、付け入る隙を与えない。
- 歩きスマホなんてしていれば良い的である。それでもするだろうけど。
準備・装備・計画・情報収集など。
- トラブルが起きると仮定し、それに対する情報・知識を最低限頭に入れておく。
「自分だけは大丈夫」はそのままフラグである。
違和感・予兆を見逃さない、何かある/起きる/誰かいる/人為的と考える。
直接的・物理的な対策を取る。
- 犯罪を起こすリスクを突き付ける。物理的に侵入・突破・破壊を困難にする。
- 災害など、物理的に転倒・落下しない/しづらい、しても被害のない工夫や配置など。
- 水害など、少しでも高さを稼げる２階で就寝するなど。（→垂直避難）
目に見えないだけで、既に被害に遭っている場合もある。
- 現状・常識・普通を疑う。妙に心身が疲弊していたり、激務に対して報酬が少ない^[1]、うまい話など。
- 専門家、専門業者、専用の検出装置が必要になる場合もある。
自身の体調や被害状態の記録、被害が起きる可能性のある場所は記録を行う。
- ドライブレコーダー、監視カメラ、録音など、能動的に記録に残す。（→記録）
- 悪質なものは「お客様は神様です」なんて発想を捨てて通報する。
正当防衛・護身術・サバイバル・応急処置といった知識なども一部知っておくと役立つ。
まずは安全な場所へ移動するなど、安全確保、通報、被害拡大防止を行う。