周(西周)の幽王の妻。彼女は非常に美人だったが、笑うことはなかったという。ある時、絹が裂ける音を聞いて少し笑ったため、幽王は大金を積んで絹を買って裂いていたが、暫くして笑わなくなってしまった。
そんなある時、手違いにより「敵襲」を意味する狼煙をあげてしまう。狼煙を見て何事かと思った諸侯は馳せ参じたが、手違いとわかると脱力してしまった。その様子を見て、彼女はやっと笑った。そこでなんと幽王は敵襲の狼煙をあげまくり、諸侯をそのたびに意味もなく呼び出すようになった。
やがて本当に敵襲があり、幽王は諸侯を呼び集めるため狼煙をあげた。しかし諸侯は「どうせまた嘘やろ」と来なかったため、幽王は殺されてしまった。褒姒もそのとき殺されたとも、自殺したとも、追放されたともいう。
……というイソップ童話のオオカミ少年のような話。夏、殷、と3連続で女性で失敗してしまったわけである。ただし周は滅びておらず、都を遷してなんとか生き延びるが、王の権威はガタ落ちしてしまった。周が完全に滅ぶのはもう少し後、紀元前3世紀ごろになる。[1]
掲示板
8 ななしのよっしん
2021/03/27(土) 02:52:55 ID: AQqcfIJvmU
子どものころから思ってたけど、
これなんで女のほうが「国を滅ぼした悪女」扱いなんだろうね?
悪いのはどう見てもバカな無能だった王と諸侯のほうじゃん、って思ってた。
だいたい褒姒からしてみれば、自分の国を滅ぼして引っ張っていかれた先で王の子どもなんか産まされてその国が栄えるのが嬉しいか?
9 ななしのよっしん
2022/01/18(火) 20:29:42 ID: FP+uDXbZEL
>>3
>>6
認知度の高い漫画を例に上げるくらい別に良くね?
ニコニコなんだし
10 ななしのよっしん
2022/01/18(火) 20:30:44 ID: FP+uDXbZEL
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 22:00
最終更新:2024/04/25(木) 22:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。