西岡利晃 単語

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西岡利晃(にしおか・としあき)は、日本人プロボクサーである。
第58代日本バンタム級王者。第25代WBC世界スーパーバンタム級王者(7度防衛後に名誉王者に認定)
通称は「スピードキング」「モンスターレフト

概要

兵庫県加古川市出身。デビュー当初はバンタム級日本人の中では段違いのスピードを持ち「スピードキング」の異名を持っていた。当時から世界王者になることが嘱望され、西岡自身も「の才世界王者になれないはずがない」と思ってたと述懐している。

だが、当時の名世界王者ウィラポン・ナコンルアンプロモーションとは、4度も対戦して2敗2分と勝つことができず、また、二度の挑戦後アキレス腱を断裂して持ち味のスピードが出なくなった。

その後はスーパーバンタム級に転級するも、かつてのような精を欠き、「西岡は終わった」とファンのみならず営からも思われていた。会長からは引退を勧告されるほどだったという。

しかし西岡は挫けなかった。2008年9月15日、当時の世界王者イスラエルバスケスの負傷による暫定王者決定戦が組まれ、その試合(対ナパーポン・キャッティサクチョーチャイ)に3-0の判定で勝利。5度の挑戦にて世界王者となった。(同年末にイスラエルバスケスが王座返上(名誉王者となる)したため、正規王者に昇格)

2009年1月3日に初防衛戦を行い、ヘナロ・ガルシアを相手に12RTKO勝利長谷川ポイント的に苦しんだガルシアは、頭から突っ込むラフさが厄介タフな選手である。西岡ラフファイトに対してなんなく対処してポイントを重ねた。途中で右拳を負傷した西岡は、片手だけで戦う事を余儀なくされたが、最終ラウンドインターバルでセコンドにはっぱをかけられると、左手だけでアッパーを突き上げガルシアKOしてしまった。

そして、5月23日に二度の防衛戦(名試合)。相手は強ジョニーゴンザレス(のちに長谷川完璧KOしてWBC世界フェザー級王者を戴冠する選手)。しかも敵地メキシコということで前評判は不利であったが、3Rに左ストレートをズバリと決めKO勝利海外防衛は渡辺二郎に続いて2人、敵地での名試合防衛は史上初の快挙であった。この試合は2009WBCノックアウトオブザイヤー、2009日本ボクシング年間最高試合を受賞している。

2011年10月1日には、日本人として初めて、ラスベガスでのメインベンターとして7度の防衛戦を行った。相手のラファエル・マルケスは2階級制覇の経験があり世界的な評価も高い強だったが、序盤をしのぐと中盤以降は得意の左ストレートが決まりはじめ、後半はほぼ一方的な展開に。3-0の文句のない勝利を飾り、自身2度海外防衛成功となった。この試合は2011日本ボクシング年間最高試合を受賞している。

ラファエル・マルケスとの試合後、本田会長が8度の防衛戦後引退の可性について発言した。ただ、トップランクとのドネア戦の交渉の方便とも見られており、西岡自身も進退について明言を避けている。

8度の防衛戦の相手は、全階級でも世界の強ノニト・ドネアに決定。WBCダイヤモンドベルト、WBO、IBFの3つのベルトリング認定ベルトもかけられる、軽量級では近年稀に見るビッグマッチとなる予定だった。

かしこビッグマッチの前に西岡は半年以上に渡って防衛戦をしなかったことでWBC正規王座は実質的に剥奪(ただし7度防衛の実績を評価され、WBC名誉王座認定)されていたため、厳密にはWBCタイトルの防衛戦ではなく、またドネア西岡との対戦前IBF王座は返上する意向を示したため、実際にはWBOのタイトルマッチWBCダイヤモンドベルトリング認定ベルトの3本がかけられる形となった。

しかし期待された一戦は西岡の1年以上のブランクしたのか、過去の相手とはべ物にならない実者のドネアに終始圧倒され、あまりに手の出ない西岡に初回からブーイングが飛ぶなど一方的な試合となった。6回にダウンを奪われると、9回にも再度ダウンを奪われ、立ち上がるも追撃された時点で棄権・TKO負けとなり、この試合を最後に引退した。

WBCスーパーバンタム級王座を7度防衛し、うち2度は海外防衛を果たして勝利している。そのため内外で評価が高かった数少ない日本人ボクサーといえる。専門誌(ボクシングマガジンボクシングビート)では平成最強王者との見解で一致しており、また歴代日本人ボクサー最強の呼びも高い。リングマジンでは2012/1/18にオールタイムジュニアフェザーランキング第9位にランクしている。また日本人として初めて現役中にWBCの名誉王者に認定されたのも大きな功績であると言えよう。(この後に氏が2014年WBC名誉王者に認定されている)

戦績

戦績:47戦39勝(24KO)5敗(1KO)3分

タイトル日本バンタム級王者(2度防衛)、WBC世界スーパーバンタム級王者(7度防衛)

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