観光とは (カンコウとは) [単語記事]

観光とは、景色・風物・史跡などを見て楽しむための旅行である。

→「旅行」の百科項目も参照。

類義語として似ている「旅」も併記しておく。

概要

観光は一般に「旅行」とほぼ同義に捉えられることが多い。

しかし、旅行が学校教育や業務目的であったり、「移動」も含む場合があるのとは対照的に
観光は、その土地や場所での楽しみを目的としたもののみを指す傾向がある。

観光されることの多い場所は一般的に観光地と呼ばれ、国内外から様々な人々が訪れる。
その土地特有の文化の特産物、お土産、マスコット、ゆるキャラなども定番。
人工的・近代的な施設・イベントも含まれる。（博物館、水族館、東京タワーなど）

悪い意味では観光客の増加や行為による混雑や渋滞、治安低下、文化財等の価値の低落といった問題もある。　その点は　観光公害（オーバーツーリズム）の項目を参照。

旅との違い

京都へ旅に
- 一定の難易度がある。
- 簡単に達成できるものは「旅」と呼ばない事が多い。
- 明確な目的・目的地がない場合がある。
  - 「魔王を倒すために旅に出る」（どこにいるか知らんけど）
  - 「俺は上京してビッグになるんだ！」（何をやるか知らんけど）…みたいな感じ。
- 無事に辿り着くか、いつ帰ってくるか、帰ってこられるか分からない。
- 無事に辿り着いても、目的を達成できるかどうかは別。
  - 「ラーメン修行の旅に出たが、辛かったので半日で泣きながら帰ってきた」
京都へ旅行に
- 観光も旅行に含まれる。
- 明確な目的・目的地がある場合が多い。
- 「行く途中」も含める。もちろん「京都という場所」での行動も含める。
- 「修学旅行中の新幹線で盛り上がった」…行く途中も含めているのでOK。
- 修学旅行なら学校教育、社員旅行なら慰安の一環としての目的がある。
- 目的地に辿り着く前から旅行は始まっている。
京都へ観光に
- 「その場所・土地で何をするか」の目的を主軸にする場合が多い。
- 「京都という場所や街並み、そこで行われるイベントやサービス」を楽しむ、味わいに行く。
- 「京都観光中の新幹線で盛り上がった」←？
  - ずっと乗ってたの？県境から京都駅までの区間だけ？京都中に新幹線が張り巡らされてるの？
  - 京都に鉄道博物館があって、新幹線コーナーで盛り上がっていたなら辻褄は合うかもしれない。
- 目的地に辿り着けなければ、観光は始まってすらいない。