記憶を消す光とは、
のいずれかである。当記事では順に説明する。
フィクションとして、記憶が消滅する能力・事物が描かれることがある。全体の記憶が消える場合は廃人になってしまうこともあるが、部分的に消滅することもあり、記憶操作の能力として取り上げられることもある。「記憶を消す光」はその一部といえる。
比較的知名度が高いものとして、SFコメディ映画『メン・イン・ブラック』(MIB)に登場したアイテム「ニューラライザー」の光が挙げられる。棒状の道具を縦方向に持ち、先端よりやや下から出る光を相手に向けて使用する。この光を見た一般人は、宇宙人を見た記憶などを消される。その後、エージェントが訓練などの架空のエピソードを話すなどして、記憶を補完して解散させられる。
特に、任天堂の広報番組『Nintendo Direct』でナレーションを務める声優の中村悠一に関連してインターネット上で使われている。収録時は未発表のゲームに関する内容を読み上げるものの、その後の放送中には初見のようなリアクションをSNSに投稿していたことから、「収録後に任天堂から記憶を消されているのではないか」と一部で話題に上がることがあった(参考)。その中で「記憶を消す光」の存在もごく一部で挙げられていた(参考
)。
2025年4月24日に、ゲームクリエイターの桜井政博がNintendo Switch2の購入抽選に当選したと投稿した。それに対し、抽選に落ちていた中村が「え?
」と反応したところ、桜井から「早く記憶を消す光を当てないと…!
」と返されてしまい、記憶を消す光の存在が公式に明るみになってしまう。
その数日後、彼は記憶を消されてしまったようだ。
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https://twitter.com/Sora_Sakurai/status/1916449907117789273
ちなみに、記憶を消す光は京都大学・理化学研究所・大阪大学の研究によって実際に生み出されている。「SuperNova」というイソギンチャク由来の光増感蛍光タンパク質を「cofilin」という分子と融合させて照射することで、狙った場所・時間だけでLTP(シナプス長期増強)の除去に成功した。
発表時点(2021年)ではマウスに対しての実験であるが、今後は記憶形成のプロセス解明に役立つほか、医療分野ではPTSDに悩む人々や薬物中毒者に対して活用される可能性がある。
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最終更新:2025/05/13(火) 21:00
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