評価されないべきとは、二つの意味で用いられるタグである。一つはただの「disり」タグである。もう一つは常人の思考を遥かに超えた動画に付けられるタグであり、動画をどう捉えたらよいかユーザーが途方に暮れてしまうコンテンツに対して、他のユーザーに「この動画の意味や価値を考えても埒が開かないから考えるのはやめた方がいいよ」という、先に試聴したユーザーの親切心から発せられた警告として付けられるタグである。本項目では後者について記述する。
ニコニコ動画において、動画がコメント、再生数、マイリスト数、果ては、Twitterなどの「場外」においてニコニコユーザーから何らかの評価を受けることは、避けることのできない必然である。しかし、常人の思考を遥かに超えたコンテンツは、それが後世に傑作と評される類のものであっても、「これはひどい」、「病院が来い」、「精神的ブラクラ」というようなネガティブな評価しか下すことができないのが、悲しいかな常人の性というものである。しかし、あなたがこの類の動画に偶然遭遇して、ネガティブなイメージと共に、「わけがわからないよ」と感じた場合、これは、一概に否定すべきコンテンツではない、末恐ろしいものである可能性がある。現段階で、どういった点でそれが画期的なのか、優れているのかを思考するのは得策ではない。我々にはない概念を必要としているのかもしれないし、ニコニコ動画では製作者か視聴者であるほうが、概して評論家であることよりも楽しいと言えるからだ。下手に評価を下すことにより、後で手痛いしっぺ返しを食わされる可能性もある。即座に「神動画」に認定できない「神懸かった動画」に対しては、ユーザーは迂闊に「評価しないべき」なのであって、対象コンテンツは「評価されないべき」なのである。(2012年4月1日記)
動画の試聴により、眼や耳、胃腸や睡眠に異常を感じた方のために。
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最終更新:2024/10/15(火) 23:00
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