詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。とは、『週刊少年ジャンプ』にて2010年13号から31号まで連載されていた漫画である。単行本は全3巻。
作者は古舘春一。
怪談を創作する主人公・四ッ谷先輩とヒロイン・真が七不思議に関係する事件に関わっていくちょっと怖い作品。
『週刊少年ジャンプ』2009年28号に読み切り『詭弁学派、四ッ谷先生の怪談』が掲載。
その後、主人公を先生から先輩にするなど、設定やタイトルを変更して連載が開始された。
しかし、記念すべき第1話の怪談が後に「四肢障害の方およびご家族に対して配慮に欠ける表現がありました」として編集長が紙面で謝罪、後に発売された単行本では怪談名が『人間になりたいミカちゃん人形』となり、怪談の内容自体が変わった(問題箇所について気になる人は『三本足のミカちゃん人形』でググればわかるかもしれない)。
その後も人気が上がらず打ち切りとなったが、最終回は打ち切り漫画によくありがちな伏線投げやりだったり俺たちの戦いはこれからだ!ではなく、元々短期連載であったかの如く綺麗に締められている。
なお、本誌掲載時の締めは打ち切り漫画おなじみの「ご愛読ありがとうございました~」を逆手に取った四ッ谷の語りで締められており、そちらは詳細がなぜかWikipedia
の四ッ谷の人物紹介の所に詳しく載っている。
ちなみに、作者は次回作『ハイキュー!!』がスマッシュヒットしたが、そちらはバレーボールを題材とした漫画で本作とは作風が異なっている(全く繋がりはないが真はバレーボール部所属)。
界隈で連続女児誘拐殺人事件が起きる中、真の親友・ヒナノが忽然と姿を消した。
事件の被害者は必ず手足のどれか1本を持ち去られ、その代わりに人形のそれが添えられていた。
それと同じくして語られる"ミカちゃん人形"の怪談。
真はヒナノの身を案じ、学校の都市伝説である"幻の生徒"四ッ谷先輩にヒナノの行方を教えてくれとお願いをするのだが……
――・・・それでは
怪談「聞き手」の皆々様
ご清聴いただき
「詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。」
此れにて――
了。
掲示板
16 ななしのよっしん
2016/09/08(木) 19:25:01 ID: PeB1OdALho
冷静に考えると金田一とタメ張れるレベルの校内犯罪者率だよなwww
あと今更だけど真ちゃんアニメ出演おめでとう 声水本ゆかりかー、可愛いな
17 ななしのよっしん
2021/05/06(木) 19:27:11 ID: uxOFcg55xC
プロト版の先生が電車に轢かれそうになったときに助けてくれるシーンはかっこいいよな。あれ見たさに先輩の怪談買ったよ。
18 ななしのよっしん
2023/11/21(火) 15:05:44 ID: Yn/HoooO09
ジャンプに数多くある打ち切り漫画の中でも名作の部類だと思う
1作目ながらに根強い人気があるのは同年のオーマガに通じるものがある
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最終更新:2025/12/09(火) 14:00
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