誤字のないガイアナイトなんてただのワイトとは (ゴジノナイガイアナイトナンテタダノナイトとは) [単語記事]

「現実は非常である」

誤字のないガイアナイトなんてただのワイトとは、東方遊戯王シリーズ”東方地天録”の投稿者・ガイアナイト氏に与えられた笑号である。

誤字のない(ハズの)概要

　連載開始から誤字が目立ち、ひどいときには主人公のきめ台詞が誤字によってギャグのようになってしまったことから、視聴者から突っ込みとともにつけられるようになったタグ。

　元々は序盤の誤字に対する呆れや失笑を込めてつけられたと思われる。しかし中盤あたりから、動画終了間際のコメント返信コーナーにて、フランによる誤字・ルールミスした投稿者へのファンサービス（遊戯王的な意味で）が行われるようになり、視聴者による誤字指摘やファンサービス希望のコメント投稿がエスカレート。いつしか誤字捜索と指摘が、地天録視聴者の楽しみの１つになり、このタグも地天録の代名詞として定着されてしまった。

　さらにストーリーが中盤に差し掛かり、シリアスルートに入ってからは、鬱展開であるはずのストーリーが誤字による指摘と、そのコメントに対するツッコミでシリアスブレイカーされるというのが定番に。「ウォーリーを探せ」じゃないんだぞ、あんた等・・・。

　また、東方遊戯王コラボ”東方超融合”でも、地天録ファンによる誤字指摘スキルは遺憾なく発揮され、「他の架空デュエルより、ずっと誤字が少なくなったのに、ホントめざといなアンタ等wwww」「エクセレント！さすが主の動画で鍛えられた猛者達だ！」など、賞賛なのか突っ込みなのか良くわからないコメントが寄せられるようになった。

　これからも地天録が更新されるたびに、ガイアナイトさんへのファンサービスと誤字捜索は行われていくことになるだろう。頑張れボクらのガイアナイト！負けるなボクらのガイアナイト！

あなたの活躍と誤字を皆が待っている！！

余談

　現在(２０１５年)では地天録だけでなく、他の動画でもネタにされるようになってしまったが、なぜ誤字が消滅せずにネタにされ、今も使われているかについては一応、理由はある。
　作成側の理由としては、カードゲームを題材にしてる動画である以上、デュエル構成のミスチェックは誤字脱字チェックよりも優先したい事柄であるうえ、遊戯王は裁定の複雑さとややこしさが顕著なカードゲームであるため、どうしても文章の見直しに時間を割きづらいとの事。

　一方、視聴者側も視聴者側で一応理由はある。架空デュエルでは遊戯王原作と同様、ストーリーに緊迫感を持たせるため、しばしば陰鬱でシリアスな展開に持ち込まれる事がある(詳しくはカードゲームではよくあることを参照)。
　しかし、この展開が長く続くと視聴者側のメンタルが持たないため、つい笑いやシリアルなどを求めてしまう。かといって、そんな笑いやシリアルを作成側が意図的に作ってくれるとは限らないため、誤字脱字をネタに強引にシリアスブレイクしてしまうようだ。
　また、時には誤字脱字について、ごく一部の視聴者から過激な批判や中傷が送られ、それが火種となって白熱した試合や緊迫した会話などが台無しになってしまうことがある。それは多くの視聴者にとっても喜ばしいことではないため、中傷などになるくらいなら笑いに変えてしまいたいのである。

エメラルドタートルのレベルの数値を間違えた時はどうするか？いずれわかるさ、いずれな。