元々は麻雀漫画「兎-野性の闘牌-」(著:伊藤誠)で使われる造語である。
・・・・・・というように思っている人も多いだろうが、麻雀漫画として一番最初に登場したのは
土井泰昭先生原作・嶺岸信明先生作画の『幻に賭けろ』であるという説が最も濃厚である。
しかしながらこの漫画、もう絶版かつ名前すら聞かないようなマイナー漫画でもあるので存在自体知らない人も多いため、もともともこの記事に書いてあったように有名な(方の)麻雀漫画「兎-野性の闘牌-」が最初に使ったという認識が広まっているのも仕方のないことであろう。そもそも「豪運」という単語そのものは、麻雀漫画で出る以前に使われていた形跡もあり出自を明らかにするのは不毛といえる。
よって、この項目では麻雀漫画で使われている「豪運とはなんぞや」ということを説明していくことに重きを置くことにする。
先に説明した「幻に賭けろ」では人並み外れた強運を持っている主人公が、ある時から自身の運のことを「豪運」と呼び始めた。察するに「オレの運はそんじょそこらの強運とは格が違うんだぜ」という要素を表現するための措置だったのではないかと思われる。この「豪」の字に他の人の運すらねじ伏せ自分の運を発揮する、そういう力強さを感じるのは筆者だけだろうか?
よって歴代の麻雀漫画の豪運キャラの運の良さはそこらへんの「人より結構運の良い」程度のやつを「強運(笑)」と言ってしまえるような強靭さを誇っている。
ダブリー倍満以上当たり前のチートキャラ「兎」園長こと風間巌。
点に応じた勢いで敵を吹き飛ばし、最悪死に至らしめる破壊力を発揮するムダヅモなき改革の各国首脳。
通常ではありえないほどの運量の持ち主だけが名乗れる、そんな運の良さなのではないだろうか。
そして周囲の人は否応もなくこの運に巻き込まれて散々な目に逢うことも多々あるため、はた迷惑な運でもある。
個人的に有名なのはアカギに登場する75歳児こと「鷲巣巌」ではないかと思うのだが、彼の運は「剛運」であり実は別モノだったりする。
そのほか表現として超運になったりもするが豪運は使われていないため、注意しよう。
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最終更新:2025/04/18(金) 13:00
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