資料集とは、
のいずれかを指す。当記事では2を説明する。
特に高校までの社会(地歴公民)の授業でよく使用されるほか、理科や国語、美術、家庭科でも使用される場合がある。
教科書と比較すると本文が無いことが多く、絵や写真、図表の掲載が主となっている。その上下左右に図表の簡潔な説明が掲載されていることが多い。また、「コラム」等として特定のトピックを取り上げて説明していることもある。ただし国語の場合は詳細な文章での説明が比較的多め。
「教科書」とごっちゃにして呼ばれる場合もあるが、厳密には資料集は教科書ではない。教科書は「主たる教材」であるほか、日本の小学校~高校では文部科学省の検定を経たものとなっている。一方で、資料集は「副教材」であり、文部科学省の検定は受けていない。
名前については「図説」や「図録」、「便覧」と呼ばれる場合もあり、特に国語では「便覧」と呼ばれることのほうが多い(ただし「国語資料集」という名称の本もあるため、必ず便覧という名前で呼ばれるわけでもない)。「学び考える歴史」など、資料集とタイトルに入っていない本でも機能が同じであれば「資料集」と呼ばれる。
小中学校までの資料集であればキャラクターがいることも珍しくはなく、「踏めば助かるのに…」等のコメントを残していたりする。
問題演習の要素が強い数学や、「文法書」などが使われるほか長文の背景知識が多岐に渡る英語、譜面の掲載が中心の音楽では、資料集の使用頻度は稀である。ただ地域教材社「数学の泉」や秀学社「E-PILOT」、正進社「音楽 表現と鑑賞の資料」など、資料集の発売自体はされている。
また、体育の場合は実技の動作を図や写真で説明した書籍が教材になっている場合もあるが、「資料集」と名前に冠したものはあまり無く、資料集と呼ばれることもあまりない。
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最終更新:2025/04/25(金) 15:00
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