赤城(アズールレーン)とは (イッコウセンノヤバイホウノアカギとは) [単語記事]

「栄光なる一航戦、無敵艨艟と讃えられる艦隊の赤城と申します。自慢の艦載機、そして指揮官様と一緒ならどんな戦局でも乗り越えてみせますわ。うふふ、はい、指揮官様と一緒なら…」

赤城とは、STG アプリゲーム「アズールレーン」に登場するキャラクター（KAN-SEN）である。
ＣＶは中原麻衣。担当イラストレーターはハオ氏。

まず「概要」してから、ゆっくりと親睦を深めましょう。ふふふ…

KAN-SEN名
赤城 IJN AKA GI
基本情報
所属	重桜
艦種	正規空母
レアリティ	SSR
CV	中原麻衣
イラスト	ハオ
艦歴
国籍	大日本帝国
出身地	広島県呉市
造船所	呉海軍工廠
艦級	赤城型航空母艦1番艦
進水日	1925年4月22日
就役	1927年-1942年（日本）
最期	1942年 6月6日
備考
加賀と共に開戦時第一航空戦隊を務める。ミッドウェー海戦にて加賀、蒼龍、飛龍と共に轟沈

アズールレーンの重桜の顔ともいえる登場人物。

ストーリーでは最序盤から登場。アズーンレーンとレッドアクシズの戦端を開く物語の導入部を担う。ユニオンの基地(真珠湾？)を奇襲し、天を焦がすほどの猛火に沈めた。プレイヤーは初任務として、逃走を図る赤城と加賀の追撃を命じられる。1-4では加賀とともにボス敵を務める。なんと専用のテーマ曲付き。
撃破しても結局逃走を許してしまい、指揮官側は戦術的にも戦略的にも敗北する。まさに序盤の強大な敵である。
「カミ」と呼ばれる存在から力を貰ったとされ、敵対するアズールレーン陣営を見下している。

その一方で自身の能力を過信しており、詰めが甘い。3-2で再びボス敵として登場。ミッドウェー島攻略のため攻撃してくるが、しっかりと索敵を行わなかった。
そしてその慢心により「運命の5分間」を引き起こしてしまい、プレイヤーの艦隊に敗れることになる。
とはいえ実戦では航空攻撃と強力な弾幕攻撃を仕掛けてくる手強い相手で、こちらも鍛えられた艦をそろえていないと苦戦を強いられる。

倒した後は、3-4のボスマスで加賀と共にドロップする。建造では今のところ入手できない。しかし、このドロップ率がかなり低めで数百周しても落ちないともっぱら評判である。周回は100周単位で数えられる。そのせいでこのマップのボスを務める飛龍が100隻単位で沈められている。

この先のマップでは、ここまで頼りにしてきた軽空母だと耐久面で不安が出てくるため、攻略をここで一旦ストップして強力な正規空母である彼女達を入手してから再度攻略を進めるという指揮官も多い。幸い3-4は便利な応急修理の設計図が手に入ったり、手頃な難易度なので新人教育の場として活用される事が多い。
ここで赤城と加賀を入手してやっとチュートリアルが終了するとか言われたりすることもあった
（ただし、最近は特型艦建造の敷居も低くなっており、3-4で一航戦を入手出来なくてもそれほど苦戦はしないと思われるが）

私の性能は無敵よ！ふふ、ふふふ、ふはははははは！！

敵としても（掘りの対象としても）厄介な彼女だったが、いざ味方にすると非常に頼もしい艦であることは間違いない。

スキル「先手必勝！」は一度目の航空攻撃の装填速度を上昇させてくれるもの。このゲームでは航空攻撃は相手の弾や魚雷を打ち消してくれるボムとしての役割を持つので、早い段階で航空攻撃のストックがたまれば緊急回避の手段として使うことができる。
もう一つの「一航戦」は加賀と同時に編成することで二人とも航空性能が強化されるというもの。残りの大型枠のうち片方が加賀固定となってしまうが、効果も大きい。
そして、戦艦「長門」を旗艦に据えて、両翼を一航戦でかためることで、長門のスキル「四代目連合艦隊旗艦」のスキルの効果を受けることが出来る。これでダメージが大幅にアップし、海域・演習を問わずに超オフェンスタイプの艦隊として戦うことが出来る。

弱点は回避性能が低いことで、航空機や自爆ボートの侵入を討ち漏らすとあっさりやられてしまう可能性がある。そのため前衛の艦は副砲と対空兵装が揃ったクリーブランドなどで固めるとよい。また、長門なら副砲も強力なので、彼女に自爆ボート潰しを頼むのもいいだろう。

赤城の容姿と性格をいじらないこと…ふふ♡ツ・カ・マ・エ・タ♡

姿は妖狐を模しており、赤と黒を基調とする服装、狐耳、九尾の尻尾、赤のアイメイクなど全体的に妖しく狂気的な雰囲気をしている。
胸元を開いており、誘惑するような艶かしい部分も印象的。まさに敵キャラのデザインである。

指揮官の部下となった後はひたすら指揮官を独り占めしようとするヤンデレ。鉈とか持ってそう。
タッチしても嫌がらないどころか、姉妹たち（おそらく加賀と二航戦）も呼んでしてもいいとのこと。ただし他に指揮官と仲良くする艦には一切容赦しない。
指揮官が他の艦と会話したり、他の艦の匂いがしていたりすると「ソウジ」するためにどこかへ向かったりする。本部からのメールでも誰のものか確認しようとしてきたりと容赦がない。
一方、つまんで風呂に入れると目を回す。風呂が苦手なのかと思いきや、自分から入った場合は普通の表情をしている。

だが、キャラストーリーが追加され、仲間たちの指導と訓練に励んだり、別の一面も見せるようになった。そして実艦でも妙な縁のあるグラーフ・ツェッペリンとは、この世界の本質について会話を交わし、指揮官の部下となった自分を「指揮官に出会ったおかげで、セイレーンから救われた可能性の1つ」と語っている。そして、「カミ」に付き従い、世界を敵に回している自分もまた「可能性の1つ」であると…。

水着着せ替え「楽園の彼岸花」が販売されている。

比較的初期の着せ替えになるが、現在になっても全くその魅力は色あせていない。こんな赤城を独り占めしたい（独り占めされたい）指揮官はすぐにショップにいらっしゃいにゃ。

2020年 9月の3周年には、パーティー着せ替え「朱絹の余醺」が販売されている。

この妖しさとノーブルな雰囲気の調和が得も言われぬ魅力を醸し出すドレス姿である。こんな赤城とパーティーの時を共にしたい指揮官は、ショップにダイヤを持ってパーティー開始までにいらっしゃいにゃ。

ケッコンまでたどり着くと「真紅の雛罌粟（ヒナゲシ）」という専用衣装が手に入る。ただし、実装予告の公式アナウンスでは何か物騒な言葉を呟きながら何かの招待状を準備している。デスゲームでもする気なのか。

もっとも、重桜でも最近は指揮官の幼馴染み系妄想を拗らせた奴とか、もっと直接的に指揮官の隣を狙う後輩とかが出現して、赤城さんもなかなか大変っぽい模様である。

余談であるが、ゲーム「ゴシックは魔法乙女」とのコラボで同ゲームに彼女が登場した際、性格の要素として次のものが挙げられている。「趣味：温泉」「好きなもの：加賀が作った和菓子」「嫌いなもの：コーヒー」とのこと。

指揮官様のためなら、赤城は何にでもなれますわ。そう、この「アイドル」とやらだろうと……うふふ

2019年 10月31日、アイドルイベント「激奏のポラリス」が開催。赤城はその中心メンバーに抜擢され、「μ兵装」を纏って登場した。

ツイートを読み込み中です
 https://twitter.com/azurlane_staff/status/1188710093874839557

重桜の誇れ高き空母。兵装実験ユニット「Polaris」の方向性に合わせて少し外見を工夫した模様。上層部の思惑で新たに開発された「μ兵装」について思うところがある様子…？

ーーーー公式 Twitter・艦船紹介より

これまでの赤城とはゲームシステム上別キャラ扱いとなっており、レアリティは変わらずSSR。イベント期間中の限定建造で、ピックアップ建造で出現するようになっている。

他のμ兵装を装備するKAN-SENたちとアイドルバンドを組んで「演奏」という実験を行うことになる。なお、バンド内でのポジションはベース。

顔の化粧を替えたり、「重桜の神秘」も用いて、普段より若くハイティーンっぽい外見になっている。

ちなみに、これまでの赤城、赤城ちゃんとの「同キャラ」艦隊も可能となっており、主力艦隊を赤城染めにするのも趣があるだろう。

スキル1:連携機デュアリズムμ
戦闘開始時、味方艦隊で「μ兵装」の艦隊数が奇数の場合、一回目の自身の航空攻撃の10秒後、爆撃機による特殊航空攻撃Lv.1(Lv.10)を行う味方艦隊で「μ兵装」の艦隊数が偶数の場合、一回目の自身の航空攻撃の10秒後、攻撃機による特殊航空攻撃Lv.1(Lv.10)を行う