超巨大戦艦とは (チョウキョダイセンカンとは) [単語記事]

超巨大戦艦とは、

創作ものに登場する、「巨大戦艦」などのカテゴリーをまた1段階以上越えた規模の架空の戦艦である。
アニメ映画「さらば宇宙戦艦ヤマト」とテレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト２」に登場した架空の戦艦である。

この項目では２について記述する。

どうだ！この艦の概要が、わかっただろう！

宇宙の邪悪な侵略者（と作中で定義されている）、白色彗星帝国の本拠である都市帝国・大帝星ガトランティスに隠されていた最後の切り札。アニメ史に残る絶望シーンの代名詞とも言われることがある。

全長は資料によって8kmまたは12.2kmと解釈が分かれている。作中においては艦の正式名称は出てこなかったが、設定として「パラドックス」という名前が与えられている。

「さらば宇宙戦艦ヤマト」の公開時には完全な設定画が完成していなかった。このため暗いシルエットにしてディテールをごまかしている。その後プラモデルが発売されて立体的な全体像を多くのアニメファンが拝めるようになった。

上部甲板には無数の砲座を備えており、その砲撃能力はヤマトの戦闘力をあっという間に奪い去るほど凄まじい。下部甲板には巨大な主砲を1本だけ備えているが、これがもはや戦艦を相手に撃つレベルを超えた戦略兵器というべき代物であり、月面を貫通したり、あるいは大気圏外から地球を火の海にできる。そのような威力を持つにも関わらず、やろうと思えば高速連射まで可能である。