軋間紅摩(きしま こうま)とは、TYPE-MOONが制作した同人PCゲーム「月姫」、「歌月十夜」、または格闘ゲーム「MELTY BLOOD」の登場キャラクターである。
軋間家は遠野家の分家の一つであり、 分家でありながら、その血は遠野家のものより濃い。その中でも軋間紅摩は純度がとても高く、軋間の一族は紅摩が生まれて初めて自分たちが破滅の道を歩んでいたことに気がついた。そのために軋間一族は必死になって紅摩を隠そうとしたが紅摩は生まれた時から自分という怪物を抑制するという、生まれた時からの絶食のような思いに耐え肉親を守っていた。が、紅摩を恐れたものが拳銃で殺そうとした際に抑制が外れ一族のものをすべて圧殺した。
幼少期に遠野志貴(七夜志貴)の父親である七夜黄理に右目を潰されている。これは黄理が紅摩には敵わないと直感し、勝機をつくるため。この時に紅摩を殺さなかったのは黄理は暗殺者であり殺人鬼ではなかったため、いずれ強大な敵になることは分かっていても暗殺対象ではない子供は殺さなかった(その際人の思念を見ることのできる七夜黄理の浄眼により朱色の思念を持っていることが判明、なお通常は濁った透明色で青や銀は神域の思想)
その後、遠野秋葉の父親である遠野槙久は軋間家の当主である軋間紅摩に協力してもらい七夜を滅ぼした(既に軋間家自体が断絶している為、当主として扱われている)。その際七夜黄理は人間としての感情がなかった軋間紅摩に“生の実感”を刻み込む。そしてここから月姫の物語が始まる。
自然の法則にありながら、その流れを歪めるものとして必要とされなかった「魔」というものが有り、これには様々な種と類があり、総じて正当な流れにあるものには邪となる。そのため必然的に魔を嫌う「退魔」という組織が生まれた。
魔とは歪みであり、退魔とはその歪みを修復するものである。ここで問題になるのが退魔とは自然の歪みを修正するものであり、人の歪みを正すには至らない点である。
例えば鬼と呼ばれるものには、始まりから正当な流れにいる種ではなく生粋の魔とされる、退魔はこれを禁ずるのに長けているが、この鬼種に人が混じると話は違ってくる。これは退魔が人が人を守るための組織、法術系統であり人を害するように作られていないためである。
はるかな昔に超越者である魔との混血を望むものは多く、一部のものが可能としてしまった。これらの人でありながら魔である混血はときに退魔の協力者として、ときに最大の敵対勢力として存在した。これらの混血は歪みではなくなるため退魔の対象外となるがが人の血ではなく魔の血が濃くなった場合は外れたものと呼び処罰対象となる。
この混血が“外れた”時に退魔にとって最大の敵となるのは、人としての側面を持つが故に禁縛の勅は通じず、魔としての側面を持つが故に人の身では太刀打ちできないためである。
これらの魔と退魔は反発してはいても大元の力は同じであるが、そのルールを覆すものが「浅神」「巫淨」「両儀」「七夜」に代表される超能力者達である。
大木を握りつぶす握力、天性の俊敏性、鬼種としての能力「灼熱」を持つ。
Fateに登場する一般的な宝具(Bランク相当で運命干渉系などの特別なものは除く)を持つサーヴァントと互角の戦闘能力を持つ。他にこのランクに相当するものは魔法使い蒼崎青子が挙げられる。
遠野志貴が遠野家に戻るまで遠野家に逗留しており、その際に琥珀さんにより「軋間の坊ちゃん」と呼ばれていた。
なお、作者である奈須きのこが昔から書いていたキャラクターであり、初登場は高校1年のときであった。
プレイヤーからの愛称は「軋MAX(キシマックス)」、略して「MAX」等。
MBAAの有間都古ルートにおいてネコアルクが「つまり今がキシMAX」と発言しており、公式化が確認された。
掲示板
36 ななしのよっしん
2021/10/22(金) 23:29:52 ID: vRgxW5dHvO
リメイク月姫本編で秋葉様が「万年に一人の怪物」みたいな評価されてたからまぁ秋葉サイドも変わってるんやろ。
後まぁメルブラのストーリーは志貴が単独でヴローヴ撃破出来てたりするので格ゲーってそんなもんやねぐらいに思っとくしかなくない?
37 ななしのよっしん
2021/10/23(土) 12:12:14 ID: b3ih7d8L7d
紅摩、メルブラルミナで思ったけど紅赤朱にならない?遠野からは別ルートの鬼種の末裔になったのか?
38 ななしのよっしん
2022/08/05(金) 18:31:10 ID: xvBGSu41x7
シエルが軋間をみて神の血を騙ってるとか、ヴローヴが秋葉のこと公女といってたりと、秋葉もそうだけど軋間も含め遠野家と分家の血筋やばいことになってそうだな。
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最終更新:2024/04/20(土) 14:00
最終更新:2024/04/20(土) 14:00
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