辞世の句(じせいのく)とは、詩の形で遺された末期の言葉である。
正しくは辞世(じせい)で、様々な様式の詩歌(短歌・漢詩なども)で表現されるが、それらの様式も含めて「辞世の句」の呼称がよく使われる(「句」は本来俳句を指す)。
一般的に、己の死を目前にして詠んだ俳句などが辞世の句と呼ばれる。よく臨終の床や処刑間際に詠まれるように思われるが、いざという時のためにあらかじめ用意してされていたものも結構多く、このため急死した人物でも辞世の句が残っていたりする。後世に後付けされた辞世の句や、偽作を疑われるものもある。
内容は様々で、人生を振り返るもの、後を生きる者たちへの遺訓や懇願、怨恨などを籠めるものもある。辞世の句を複数作った人物も結構いる。
「ウボァー」とか「うわらば」みたいなの末期の叫びは辞世の句ではなく「断末魔」なのだが、時折誤用(もしくはネタとして)辞世の句として挙げられることがある。(例:もうだめぽ)
おもしろき こともなき世を おもしろく
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2025/02/07(金) 15:00
最終更新:2025/02/07(金) 14:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。