農業コンビナートとは、テレビアニメ「チャージマン研!」に登場する、架空の施設である。
チャージマン研!の舞台である100年後の日本。
未来では農業は大きく変わり、100年後の日本ではこの農業コンビナートと呼ばれるマンモス農場で、発達した科学の力で楽にまとめて行われている。
それでも人の力は必要なようで、 農家に農夫が住み込んでいたり毎日見巡りがされているのが描写されている。
また、日本の食通を支える施設であることからジュラル星人に狙われる事も多い。
これらの施設は農務局(絵コンテでは農業局)という組織の管轄らしく、農務局捜査課の松本さんが毎日1万ヘクタールという土地の見巡りをしている。
具体的な広さは不明だが、地域単位の土地で区切られている事や、丘から見下ろして一体が丸ごと農業コンビナートになっている場面からその広大さを窺わせる。
ちなみに、伊豆囚人島や宇宙局と同じく、複数の回で使用されている舞台設定の一つでもある。
第12話「野菜サラダが食べられない」の冒頭でラジオ上で被害が語られた。
作中の扱いや名称から農業コンビナートの一種と思われる。
爆破されたと説明されラ事から比較的小規模な施設とも考えられる。
第12話「野菜サラダが食べられない」で登場した農業コンビナート。
作中で「西日本農業コンビナート」と呼ばれていたが、絵コンテでは「日本農業コンビナート」とも書かれており、どちらが正しいのかは不明だが、おそらく西日本に存在する施設と思われる。
ジュラル星人が円盤で襲撃し野菜を枯らされていた。
これにより日本は一時野菜不足に陥っており、比較的成功した作戦と言える。
事実、ジュラル星人は「ジュラルモンス」や「時限爆弾伝送テレビ」など大きな被害を発生させつつも高度な技術を必要とする作戦は一度失敗すると断念する傾向がある中で、「農業コンビナートへの襲撃」は作中だけでも複数回行われており、追い詰められ気味の状況でも実行可能なコストパフォーマンスの良い作戦だったようだ。
施設内には「食料コントロールタワー」という施設があり、またアニメでは没になっているが、野菜等を運ぶ「真空運搬路」のような近未来的な設備や「大倉庫」、「酪農センタ」の存在が明らかになっている。
コンビナートと名の付くだけあって大規模な施設が集合しているようだ。
第62話「農業コンビナートの危機!」で登場した農業コンビナート。
こちらは農業コンビナートとしか呼ばれておらず、 所在地などは不明だが、ストーリーや背景、描写から第12話の農業コンビナートとは多分別の場所と思われる。
松本さんが働いている場所であり、ニコニコ等で農業コンビナートと言えば大抵こっちである。
ちなみにこちらの敷地内にある俗に農業コンビナートと呼ばれている建物は絵コンテによると「近代的な農家」であり、中に居たのは農夫との事。
「太陽電池センター」で農作物に太陽光を程良く与えたり、「特殊ヘリコプター」で人工雨を降らせるなど、ハイテク設備の具体的な説明を馴レーションで聞くことが出来る。
この農業コンビナートは山に囲まれた地形のようで、中央に近代的なビル群などがあり、それを囲む畑を放射状の道路が貫いている。広い農場を作中ではジープで移動している。
こちらもジュラル星人の被害を受け、作中に登場する職員は全員が殺害されるという凄惨な結果となった。このジュラル星人の残虐な所業に研はより一層決意を固めるオチとなった。
第12話でのジュラル星人の攻撃では農地や施設が壊滅し食糧危機が発生しかけていたのに対して、第62話での攻撃はそう言った形の被害ではなく、現地農夫との音信不通と言う形で発覚した。ジュラル星人がいつもの円盤ではなく農業コンビナートの「特殊ヘリコプター」を武装して(?)使用していた事から、隠匿性を高める方向性に切り替えたとも考えられる。
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最終更新:2024/04/25(木) 19:00
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