辿異種とは、モンスターハンターフロンティア(MHF)に登場するモンスターの分類の一種である。
MHF-Zアップデート(2016/11/9)から登場した特殊個体群。
既存モンスターの変異体であり、特異個体の後継とも言える。
「長い年月を経て、強靭な個体が独自の進化を辿った種」であり、それぞれ見た目にもわかる異様な「発達部位」を持つのが何よりの特徴。戦闘時には発達部位を活用し強力な攻撃を仕掛けてくるが、その部位を破壊することでモンスターが発達部位を使った攻撃を使えなくなるなど弱体化する。
通常種とは見た目はもちろん肉質、状態異常耐性、素材体系まで異なる。
また、罠は完全無効(=捕獲不可)であり、モンスターのサイズは常に一定。
攻撃力についてはかつての覇種のようにほとんどどれも即死というほど高すぎるわけではないが、辿異種は後述するように従来より強力な妨害効果や状態異常などを操るので対策・対応が必要となる。
また、特異個体との違いとして素材体系や作れる武具までも異なるということがあり、モンスターによっては破壊できる部位が増えているものもいる。
エンドコンテンツであるG級大討伐を除くMHF-Gまでに存在したコンテンツの更に先に位置するものであり、「長い年月をかけて研ぎ澄ました独自の方法で獲物を捕食する」という公式での紹介通り、全ての辿異種がモーションや状態異常などに強力な個性を持ちそれを活かした攻めを展開してくる。
そのため専用に対策した装備で挑めば戦いやすくなる一方で、無対策、相性の悪い装備で行けば高難易度クエストに匹敵するクリア難度になる。まずは既存のコンテンツを十分にこなし武具を充実させ、その上でモンスターごとの対策を考慮し組み込みながら、低難易度のクエストで装備を整え上位ランクに挑むのが望ましい。
辿異種化するモンスターの選定としては、初期に特異個体化したことで再び置いて行かれていた感のあったMH2由来やMHF黎明期のモンスター、特異個体の存在しないG初期のモンスターが多い。
クエストには辿異★1~辿異★4の四段階の難度があり、それぞれGR200~/GR400~/GR600~/GR800~の受注制限が課せられている。クエストで難易度が分かれるため通常のG級クエストの難易度変更仕様は無い。G級クエストがほぼGR1~、遷悠クエストがGR100~であることを考えても、これらG時代のコンテンツの先にあるものと言える。
難易度が上昇するごとにモンスターのステータスが上昇するだけでなく、行動派生やモーションも追加されていき手強くなっていく。モンスターによって差がある他状態異常のこともあるので簡単に比較はできないが、実際の討伐難易度はステータスだけなら大体辿異★1が通常の★7モンスターより強いくらいであり、辿異★4になるとG級高難易度クエストのそれと大差のないものになるようだ。
ちなみにゲーム内の募集文では難易度ではなく、例えば「200フルフル」というように受注可能GRで表記されることが多い。
クエスト内の仕様はG級クエストに準拠し難易度問わず-1050の防御減算(G★8相当)が発生する。
辿異種最大の特徴。
エスピナスなら角、ダイミョウザザミなら爪、と言った具合に何処かしら1部位に設定されているのだが、事前の情報がなくともぱっと見で分かるほど異常な成長をしており、この部位を主軸に強力な攻撃を繰り出してくる。
一方で部位破壊することによって多くのモーションが弱体化するようにもなっており、攻撃技が中断されたり付随していた効果が無くなったりする、大技を封印する、特殊状態にさせないようにする、隙を大きくするなど、長期的に見て有利な状態にするものがあり報酬だけでなく戦略的にも狙う意味は大きい。
現在実装されている辿異種の発達部位の耐久値は概ね「総体力の半分」かそれより少し低い程度であり、NPCに依存していたり適当に殴っていたりで破壊することは不可能と言え、確実に破壊するためには後述の辿異武器も必要となってくる。
また、Z2.3.1からは発達部位を破壊した際に効果音が鳴るようになった。
「通常種と異なる独自の進化を辿った」辿異種はそれぞれ個性的かつ強大な能力を持ち、辿異種と戦う際にはスキル・辿異スキル・属性耐性で専用にこれらの対策を行う必要がある。
従来より強力な咆哮/風圧/震動。
既存のスキルでは防ぐことができず、無効化には後述の辿異スキルが必要。
辿異種の咆哮/風圧/震動が全てこれらに置き換わるわけではなく一部の行動に付随するものであり、回避やガードも有効なので対策するかどうかは立ち回りを考慮して決めよう。
これら妨害効果の有効範囲はモンスターやその行動ごとに異なる。
これらは上位状態異常、属性やられ【特大】と違い、MHF-Gの後期に実装されたグァンゾルムが初出であり(数か月だが当時は無効化不可能であった)、MHF-Z以降に実装された辿異種以外のモンスターも使用してくる。
超咆哮を受けてしまうと微弱だがダメージを受け、耳を塞いで少しの間その場に倒れこんでしまう。
聴覚保護スキル+辿異スキルの耳栓強化で超高級耳栓を超えれば無効化可能。
元々ほとんどのモンスターが咆哮を用いるため割り当てやすく、原種が咆哮しないモンスターであっても頭の発達とともに超咆哮を習得しているなど、超〇〇の中では最も使う辿異種が多い妨害行動。
怒り以降時や行動としての咆哮のみのモンスターもいれば普通に使ってくる技に超咆哮を織り交ぜてくるものもおり、中には特定の行動の時だけ超咆哮でその他は普通の咆哮というパターンもあるなど、使用頻度や対策優先度はモンスターによって異なる。
超風圧を受けてしまうとエリアの端に達するほどの凄まじい勢いで吹き飛ばされてしまう。
風圧スキル+辿異スキルの風圧強化で暴風圧無効を超えれば無効化可能。
ギャグのように吹き飛ぶので一見の価値あり。
翼や飛行能力に特徴のあるモンスターが使用するため、使ってくる辿異種は少ない。
その分使用頻度も高く喰らうと厄介なので使用するモンスターを相手する場合の対策優先度は高い。
超震動を受けてしまうとその場で飛び上がり、少しの間腰が抜けたかのように行動不能となってしまう。
また、武器が強制的に納刀される。
耐震スキル+辿異スキルの耐震強化で耐震+2を超えれば無効化可能。
使用するモンスターは超咆哮ほど多くないが超風圧ほど少なくもない。
これも対策優先度はモンスターによるが近接武器は基本的に対策必須であることが多い。
従来より強力な状態異常。
こちらも既存のスキルで防げないのは同じだが、辿異スキルをもってしても完全には無効化できないという違いがある。
旧仕様の睡眠のように元気ドリンコを使用出来ず即座に眠る。
通常のものと同様モンスターや味方の攻撃を受けることで起きるが、それがないといつまでも眠り続けてしまう。通常の睡眠と違い音爆弾による救出は不可能だが、ラスタなど各種サポート狩人やホルクは反応してくれる。
睡眠スキル+辿異スキルの耐睡眠強化で睡眠無効を超えれば普通の睡眠に軽減できる。
辿異種ヒプノック戦においては熟睡状態のハンターを見つけた場合のみ移行する即死技が存在するが、NPCによる救出が有効であり救出されるための時間もそれなりにあるためそこまで危険度は高くない。
しかし、辿異種イナガミ戦では動きが素早く火力も高いだけでもなく多くの攻撃に熟睡が付いており、熟睡付き攻撃ではふっ飛ばされてそのまま熟睡になる上に竹による追撃もあり、辿異スキルで対策しても元気ドリンコを飲み終わるまでに再び被弾ということも起こりやすい。
体力の減少速度が通常のものより速い上に解毒剤などでは解除できない毒。
スリップ速度は難易度が上がるごとに上昇し★4では打ちあがってから落ちるまでに瀕死になるほど。
毒スキル+辿異スキルの耐毒強化で毒無効を超えればスリップを軽減できる。
超毒は現在辿異種のエスピナスとガスラバズラが使用するが、解除方法は「抗毒液」という専用アイテムを使用すること。 一応時間経過やBCのベッドでも直せるがダメージや移動を考えると実用的ではない。
抗毒液はモンスターの落し物として出現するが落とす条件はモンスターによって異なる。
辿異種エスピナスの場合は開幕の起床時か怯ませることで確定で落し物として出現し、閃光玉を当てることでも落させることができる。
辿異種ガスラバズラ戦では開幕のエリア内に落ちているほか、落とし穴攻撃をする際とギミックによる特殊ダウンに成功した際に落とす。
抗毒液を使用すると超毒が解除され30秒間超毒状態にならなくなる(効果持続スキルの対象外)。
ちなみに抗毒液は通常の落し物とは違う紫のエフェクトで表示され、回収速度も最速かつ使用時も怪力の丸薬などと同様のリアクション。
★1で大量にストックしておけばいいと思うかもしれないが、残念ながら清算アイテムなので現地調達が必須。
通常の麻痺と同様に行動不能になり、解除後30秒ほどの間不定期で強制怯みが発生するようになる。
麻痺スキル+辿異スキルの耐麻痺強化で麻痺無効を超えれば普通の麻痺に軽減できる。
現在唯一この状態異常を使用する辿異種アクラ・ヴァシム戦では、麻痺攻撃にこの継続麻痺やられに加えて行動不能中も進行する結晶状態が付与される。
行動不能中に味方の攻撃を受ければ結晶は取ることができ、結晶耐性スキルがあれば結晶は無効化できる・
遷悠種の実装共に通常の属性やられは実装されていたが、辿異種は更に強力な属性やられ【特大】を操る。
従来の属性やられは属性耐性10で軽減、20で無効化だが、属性やられ【特大】の無効化には属性耐性55が必要となる(軽減は無い)。
必要な属性耐性はいずれもG級クエストの属性耐性半減を受ける前の値であり、防具の耐性の他秘伝書効果や耐性上昇スキルを用いれば耐性55の確保はそう難しくない。
またウチケシの実による解除も可能で、火属性以外もコロリンで解除が早まることは通常の属性やられと同様。
体力が減るという効果は従来と同様だが、大きな違いとしてHPゲージの右端が燃え、HP上限ごと減っていくというものがある。当然解除しても最大体力は元に戻らない。
とは言え体力は赤ゲージから減るので死に直結するようなものではなかったのだが、2017年7月の10周年記念アップデートで強化調整が入りクエスト難易度が上がるごとスリップ速度が加速するようになった。
★4ともなるとあっという間に体力が燃え尽きてしまい、火属性やられ【特大】が付いた攻撃に被弾=BC送りかそうでなくても最大体力ごと瀕死になるため、高難易度では属性耐性による対策は必須と言え、戻す手段の少ない最大体力が減ることを考えると★1からでも対策した方がいいだろう。
一応従来の火属性やられ同様コロリン数回でも解除できる。
水属性やられ特大になるとスタミナの回復がとても遅くなり、強走効果は即座に解除されてしまう。
この状態で強走薬を飲めば強走効果は再付与されるが、抜刀ダッシュ(攻撃扱いのため強走時間減少)と非常に相性が悪い。
直接的かつ即死につながる効果ではない(ガノトトス戦は別だが)ため、スタミナが優先される状況なら対策という形になるだろう。
この状態になると「更に電撃攻撃を受けると失神し、その場に倒れる」、「絶対防御態勢の再展開が阻害される」という効果を受ける。
失神状態になると体力が減っていき(代わりに攻撃の当たり判定は消失する)、減少で体力0になるとそのまま力尽き、魂の再燃等があればそれらが発動して復活する。
時間経過で解除されないが失神状態ではキャラに矢印マークが出現し誰かが救護することで回復可能。
ただし、救助可能な人(=他のプレイヤーキャラクター。NPCではダメ)がいないソロでは、失神=乙が確定しているので即座に力尽きる。
つまり、無対策ソロでは電撃攻撃に連続被弾すると即死ということになり、この属性やられを使うモンスターは電撃攻撃の頻度が高いためそういったことが普通に起こりうる。
即死につながる非常に危険な状態のため、火属性やられ【特大】と並んで対策は必須と言えるだろう。
この状態では体力ゲージの残り体力緑部分が灰色になって赤ゲージ含め回復しなくなり、回復アイテム使用で逆にダメージを受けるようになる。
吸血効果も無効化され粉塵も受け付けなくなるため火・雷属性に次ぐ危険度と言える。
それなりの頻度で発生するため都度ウチケシの実を飲んでいては間に合わず、空中で粉塵による救出ができるコンボ技なども死亡確定になるので可能なら対策しておきたい。
氷属性やられ【特大】は二段階の効果を受ける。
スタミナが残っている状態では強走状態が解除され、ハンターの体に氷がまとわりつきスタミナがどんどん奪われていく。そしてスタミナが0になるとトア・テスカトラやエルゼリオンの使う氷漬け状態になり行動不能となる。
モンスターや他のハンターの攻撃を受けると解除されることは氷漬け状態と同じだが、無効化はスキルではなく属性耐性によってしかできない。
氷漬けになってしまうと危険だがスタミナが減る段階のうちにウチケシの実で解除すればいいので、耐性による対策優先度はそこまで高くはない。
その他にも以下のような辿異種独特の能力を用いるモンスターが存在するが、これらはスキルによる軽減・無効化は不可能(アイテムやアクションによる解除などは可能)。
素材体系は前述の通り通常種とは全く異なり共通する素材は無い。
辿異種の素材はコモン素材、準レア素材、レア素材、部位破壊素材、発達部位素材に分かれ、剥ぎ取りでコモン4種・準レア・レア素材、部位破壊及び尻尾剥ぎ取りで部位破壊素材2種、発達部位の破壊で発達部位素材が出る。
コモン素材は難易度問わず4種全てが剥ぎ取りで出るが難易度によって出やすい素材が異なる。
具体的には★1,2ではコモンAとB、★3,4ではコモンCとDが出やすいと言った形であり、出にくい方はレア素材と大して変わらない剥ぎ取り確率。
準レア、レア素材は難易度が上がるごとに剥ぎ取りやすくなる。
部位破壊素材は部位ごとに下位、上位の2種類があり難易度が上がるごと上位素材が出やすくなる。
発達部位素材は発達部位を破壊すれば100%手に入り難易度ごとに4種類ある。
★1 | コモンA>コモンB>>>コモンC>コモンD | 部位破壊素材A>>>部位破壊素材B |
★2 | コモンB>コモンA>>>コモンC>コモンD | 部位破壊素材A>>部位破壊素材B |
★3 | コモンC>コモンD>>>コモンB>コモンA | 部位破壊素材A>部位破壊素材B |
★4 | コモンD<コモンC>>>コモンB>コモンA | 部位破壊素材A=部位破壊素材B |
基本報酬ではコモン素材が剥ぎ取りと同様の出やすさ順、難易度が上がるごと高確率で準レア素材、難易度問わず低確率で部位破壊の下位素材が出る。
発達部位を含む部位破壊素材はパートニャーの持ち帰りも当然有効(尻尾剥ぎ取りは除く)。
レア素材は剥ぎ取りでしか出ないがこちらもパートナーの持ち帰りが有効。
辿異種の素材で作成できる辿異武器は★1素材で生産し辿異クエストのレベル毎に3回強化可能。
性能としては生産時点でG50と同等、★2強化でG50を超え始め、★3強化で始種武器クラスとなり、★4最終強化ともなると始種武器+始種防具1部位ほどになる。
こう書くと既存の武器を超えないのかと思うかもしれないが、始種武器を運用するためには始種防具を装備する必要がありスキル発動可能枠が減ってしまう。始種防具だった部位を辿異防具にして辿異武器を装備すれば、スキル枠に加えて更にいくつかの辿異スキル効果も加わるためその差は大きいと言える。
ただし、ガンナーはクリティカル補正評価効果から基本的に始種防具が1部位は必須であり、その分辿異武器との差は少なくなっている。
また特殊効果として辿異種の発達部位が破壊しやすくなるほかに辿異スキルが1つ発動する。
発達部位への特効効果はダメージではなく部位破壊蓄積値が増加し、辿異武器で発達部位に攻撃すると専用のエフェクト&SEが出るのでわかりやすい。
武器スロットは遷悠武器と同様に装飾品とシジルのハイブリッド。
ちなみに、弓の特殊ビン強化効果もついているようだ。
性能は高いがGR200からの生産であること、辿異種を狩猟するためにはG級装備を十分に整える必要があることなどを鑑みると、G級に上がってすぐに辿異武器作成を目指すのは勧められない。
初期の剣士辿異武器は強力だが最終強化しないと空ゲージが少ししかないものが多いのもネック。
元々最終強化に準レア素材を30個も使うため最高性能で使うためにはかなりの連戦が必要だったが、Z2.3で生産から最終強化までの各段階の要求素材が緩和され、最終強化の準レア素材要求数も3個になったためかなり作成しやすくなった。
辿異種の素材で作成できる辿異防具は、G級防具系であり特定部位数装備によるスキル枠や攻撃力強化の基本特性を持ち、最大の特徴として1部位ごとに辿異スキルが1つずつ発動する。
強化はZ→ZF→ZY→ZXと辿異武器同様の4段階だが、
特筆すべき点としてZとZFにLv強化が無く生産(Z)→ZF→ZY(Lv1~7)→ZX(Lv1~7)、
という方式である他に防具としてはZYで完成する。
というのも生産したZの時点で大体のGX防具と同定度の防御力を有し、ZY時点で防御力はもちろんスキルポイントも標準的GX防具を上回るため。以降の強化でももちろん更に性能が上がっていくが、要求素材やクエスト難易度を考慮するとその道のりは険しく上を目指す人用と言った趣のようだ。
辿異防具の最大の特徴が1部位ごとに有する辿異スキルであり、高い防御力と新たな妨害・状態異常への対抗ということで、辿異種を始めとした通常のG級モンスターより上の相手に対抗するための防具となっており、作成難易度に関してもそれに見合うものであるので、辿異武器同様まずはG50やGX防具を整えてから作成を目指すことになる。
またZ2.3からはガンナーの始種防具への依存を解消するために、始種防具の効果の一部である「1部位以上装備すると全ての武器でクリティカル距離と強撃ビンのダメージがアップ」という効果が追加された。
辿異武器、防具及びスキルカフについている自動発動スキル群であり、スキル枠の更なる増加や既存スキルの強化を行うことができる。
大きく分けると「スキル枠拡張+1」、「〇〇強化+1」、「〇〇強化」というタイプに分かれる。
当然だが強化系(=スキル枠+1以外)の辿異スキルは強化するスキルを発動していないと無意味。
ここにおける発動は当該スキルを内包する複合スキルや遷悠防具の自動発動でも有効。
"+1"という表記のものはスキルごとの上限数まで重ねることが可能で、元のスキル段階がありその最高ランクを通常発動してない場合は+1につき1ランク段階を上昇させ、+が最高ランクを超えた時に辿異スキルによる独自の強化効果が発動する。
例えば耳栓を発動して耳栓強化+1の辿異防具を二部位装備すれば超高級耳栓効果となり、豪放+3を発動して耳栓効果+1の辿異防具を一部位装備すれば超咆哮を無効化できる。
辿異スキル名 | 上限 | 効果 |
---|---|---|
スキル枠拡張+1 | +7 | 発動スキル枠を1つ増加する。 |
閃転強化+1 | +2 | 元の効果とは別に武器が元々持つ会心率に応じて攻撃力が上昇する。 |
巧撃強化+1 | +2 | 巧撃効果発動中に更に回避に成功すると更に攻撃力が上昇する。 上限は+1,2共に同じだが追加成功1回の上昇幅が異なる。 |
属撃強化 | - | 属性特効の効果が属性肉質15から発動するようになる。 |
纏雷強化+1 | +2 | 纏雷の効果時間が延長される。 |
氷界創生強化 | - | 氷界創生の効果減衰の猶予時間が+4秒される。 |
耳栓強化+1 | +3 | 聴覚保護スキルが+数だけランクアップ。 超高級耳栓を超えた場合は超咆哮を無効化する。 |
風圧強化+1 | +4 | 風圧スキルが+数だけランクアップ。 暴風圧無効を超えた場合、超風圧を無効化する。 |
耐震強化+1 | +2 | 耐震スキルが+数だけランクアップ。 耐震+2を超えた場合、超震動を無効化する。 |
耐毒強化+1 | +2 | 毒スキルが+数だけランクアップ。 毒無効を超えた場合、超毒のスリップダメージを軽減する。 |
耐麻痺強化+1 | +2 | 麻痺スキルが+数だけランクアップ。 麻痺無効を超えた場合、継続麻痺やられを麻痺に軽減する。 |
耐睡眠強化+1 | +2 | 睡眠スキルが+数だけランクアップ。 睡眠無効を超えた場合、熟睡を睡眠に軽減する。 |
吸血強化+1 | +2 | 吸血スキルが+数だけランクアップ。 吸血+2を超えた場合、発動確率が更に上昇。 ※Z2.2までは+段階が無く、発動確率が上昇するのみだった。 |
劇物強化 | - | 劇物の心得発動時の状態異常値下降補正47%に緩和される。 |
支援強化 | - | 支援発動時一定範囲内のハンターに付与する「状態異常無効」が、 「状態異常無効【多種】」にランクアップする。 |
弾丸節約術強化+1 | +2 | 弾丸節約術スキルが+数だけランクアップ。 節約達人を超えた場合、更に節約効果の発動確率が上がる。 |
ガード性能強化+1 | +2 | |
適応撃強化+1 | +2 | 適応撃スキルが+数だけランクアップ。 適応撃+2を超えた場合、攻撃部位に有利な攻撃系統の割合が更に緩和される。 |
鼓舞強化+1 | +2 | 鼓舞スキルが+数だけランクアップ。 激励+2を超えた場合、 自動付与スキルに「絶倫」、「スタミナ急速回復【大】」が追加される。 |
反射強化+1 | +3 | 反射スキルが+数だけランクアップ。 反射+3を超えた場合、反射の攻撃判定と威力が大きくなる。 |
巧流強化 | - | 回避を成功させるとハンターの周囲に攻撃判定が出現し、 一定回数のみ斬れ味消費0で攻撃することができる。 |
血気活性強化 | - | 体力が最大値かつ100以上の時更に攻撃力が上昇する。 |
雌伏強化 | - | 攻撃力UP上限までに必要なガード成功回数が減少し、 上限に達している状態でガードに成功すると斬れ味が回復。 モンスターの攻撃を寸前でガードすると必要なガード成功回数が更に減少し、 上限に達している状態の斬れ味回復量も寸前ガードで増加する。 ※「刹那の護り【中/大】」の発動中は「寸前ガード」の有効時間が延長される。 また、ガンスのHB/属性B中でも斬れ味回復効果の恩恵が発生する。 |
喝強化 | - | ・「赤魂」発動時 自身の攻撃力が更に上昇、 攻撃がサポート狩人や他のハンターに当たった時に怯まなくなり、 味方を攻撃すると 一定時間味方の攻撃力を更に上昇させ抜刀ダッシュ時のスタミナ消費を0にする。 ・「青魂」発動時 自身の防御力が更に上昇、 攻撃がサポート狩人や他のハンターに当たった時に怯まなくなり、 味方を攻撃すると 一定時間味方の防御力を更に上昇させ体力持続回復効果を付与、 更に味方の様々な状態異常や特定のプレイヤーのやられ状態を解除できる。 ・共通 他プレイヤーに攻撃が当たると、 そのプレイヤーから一定範囲内に効果を伝播させることが可能。 この効果は音爆弾などでも付与できる。 |
猛進強化 | - | 猛進発動時に従来の最大でる第二段階の上に第三段階が追加される。 第三段階では攻撃力が更に上昇しスタミナ消費を完全に無効化するが、 30秒経過すると第二段階に戻る。 |
MHF-ZZで追加された新しいシジル。
辿異スキルを持つ武器(辿異武器、辿異進化武器)にのみ焼き付けることが可能で、シジル/装飾品のスロットは3つあるが辿異シジルは1つの武器につき1つしか焼き付けられない。
通常のシジルと異なり焼き付けるだけでは効果が発揮されず、クエスト中にアイテム欄から使用することで一定時間効果を発揮する。効果中はハンターの周りに効果毎に異なるオーラのようなエフェクトが発生し、一定時間が経過するとクールタイムとなりその後に再使用が可能となる。使用可能時は左上の自分のハンターネームと右下のアイテムスロットの辿異シジルが明滅し、使用モーションは短く武器種を問わず抜刀したまま可能でアイテム使用とも見なされない。
効果には自分にのみ効果がある[辿]と有効範囲内のパーティーメンバーに効果がある[範]があり、辿異クエストのクリアで手に入る「脅威の印章」をキー素材、レシピ毎決まった辿異種の素材を追加素材として生産する。
[辿]はそれぞれレシピが分かれているが、[範]は汎用範囲レシピとなっている。
[辿]は1つにつき効果1種類で効果時間、再使用待機時間(クールタイム)、シジル効果(効果量)のパラメータを持ち、[範]は普通のシジル同様に効果3種類と効果量が表示され効果時間とクールタイムは一定。
一つしか焼き付けられず効果が20秒前後でクールタイム付きなど制限が付いているだけあって、ものによっては攻撃力であれば+200以上、属性値であれば2倍以上など普通のシジルより数段強力な効果を持つ。
辿異シジル | 効果 |
---|---|
[辿]◯耐性 | ◯属性やられを解除し、効果時間中◯耐性が上昇する。 |
[辿]持続回復 | 効果時間中体力が持続回復する。 |
[辿]豪傑 | 効果時間中一度だけダメージを0にする(リアクションは取る)。(※) |
[辿]攻撃力 | 効果時間中攻撃力が上昇する。 |
[辿]属性値 | 効果時間中武器の属性値が上昇する。 |
[辿]移動速度 | 効果時間中移動速度が上昇する。 |
[範]攻撃力 | 効果時間中有効範囲内のPTメンバーの攻撃力が上昇する。 |
[範]属性値 | 効果時間中有効範囲内のPTメンバーの武器の属性値が上昇する。 |
[範]会心率 | 効果時間中有効範囲内のPTメンバーの会心率が上昇する。 |
[範]状態異常 | 効果時間中有効範囲内のPTメンバーの状態異常属性値が上昇する。(※) |
[範]スタン値 | 効果時間中有効範囲内のPTメンバーのスタン値が上昇する。(※) |
[範]持続回復 | 効果時間中有効範囲内のPTメンバーの体力が持続回復する。(※) |
[範]全耐性 | 効果時間中有効範囲内のPTメンバーの全属性の耐性値が上昇する。 |
※:効果量固定
MHF-Zからはアップデートがナンバリングされていないため、実装された時期を表記する。
モンスター | 実装時期 | 発達部位 | 使用する能力 |
---|---|---|---|
フルフル | 2016年11月 | 頭 | 超咆哮、雷属性やられ【特大】 |
ダイミョウザザミ | 両爪 | 超震動、水属性やられ【特大】 | |
ヒプノック | 嘴 | 超咆哮、熟睡 | |
エスピナス | 角 | 超咆哮、超風圧、超毒 | |
リオレウス | 2017年1月 | 両翼 | 超風圧、火属性やられ【特大】 |
ドドブランゴ | 両腕 | 超震動、氷属性やられ【特大】 | |
アクラ・ヴァシム | 2017年2月 | 尻尾 | 超震動、継続麻痺やられ |
ティガレックス | 2017年3月 | 両爪 | 超咆哮、出血やられ |
ヒュジキキ | 2017年4月 | 背中 | 超咆哮、出血やられ、避雷針やられ |
ギアオルグ | 2017年5月 | 尻尾 | 超震動、氷属性やられ【特大】 |
ミドガロン | 2017年8月 | 脚 | 超咆哮、火属性やられ【特大】 |
ルコディオラ | 翼 | 超咆哮、超風圧、超震動、龍属性やられ【特大】 | |
ガノトトス | 2017年9月 | 頭 | 超咆哮、水属性やられ【特大】、ゲルやられ |
イナガミ | 2017年11月 | 尻尾 | 超咆哮、超震動、熟睡 |
トリドクレス | 2018年2月 | 両翼 | 超咆哮、超風圧、雷属性やられ【特大】 |
ドラギュロス | 角 | 超咆哮、龍属性やられ【特大】 | |
ガスラバズラ | 2018年5月 | 腕 | 超咆哮、超震動、超毒 |
アノルパティス | 2018年7月 | 鋸角 | 超咆哮、超震動、氷属性やられ【特大】、龍属性やられ【大】 |
ボガバドルム[2] | 2018年9月 | 腕 | 超咆哮、超震動、爆破やられ、膝崩れやられ |
グラビモス | 2018年10月 | 躰 | 超咆哮、超震動、火属性やられ【特大】 |
バルラガル | 2018年11月 | 頭 | 超咆哮、水属性やられ【特大】、腐食やられ |
掲示板
58 ななしのよっしん
2021/07/08(木) 02:08:40 ID: s7azvyHqPj
辿異種ヒプノックを一人(ラスタ等込み)で倒せなくてやめてしまった
イベント武器の辿異強化がヒプノック素材で、集めることができなかった
59 ななしのよっしん
2021/07/18(日) 20:27:30 ID: wkWRYz4+Co
装備マイセット数がかなり少ないのに
アホみたいにアレコレ要求してきたのは最高にアホだと思った
そこを抜きにしても、状態異常は対策しても「軽減」にしかならないし、道をやりこむなら全55以上必要だったりとストレスが半端無かったな
一部除いたモンスターは悪くないだけに惜しいわ
60 ななしのよっしん
2022/07/21(木) 14:57:12 ID: VmQQWtUkn8
やってないから実態はわからんけど
MHFの辿異種とかの響きは
厨二心をくすぐられてめっちゃ好き
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 08:00
最終更新:2024/04/25(木) 08:00
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