近鉄50000系 単語


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近鉄50000系とは、近畿日本鉄道近鉄)が保有する特急電車である。愛称列車名は「しまかぜ」。

概要

近鉄50000系電車
基本情報
編成 6両(3M3T)
編成長 125.20m
編成定員 138
方式 直流1.5kV線式
編成出力 230×12=2,760kW
編成重量 272t
材料 普通
最高速度 130km/h
営業最高速度 130km/h
起動加速度 2.0km/h/s
速度 4.0km/h/s
要寸法 体長
中間 21,600mm
先頭 20,500mm
体幅 2,800mm
屋根高さ 4,140-4,150mm
台車 ボルスタレ(フルアクティブサスペンション付き)
制御方式 VVVF(IGBT)
ブレーキ方式 電気空気ブレーブレーキ KEBS-21A形(停止および抑速回生・発電ブレーキ、制御圧切換装置、滑走防止装置、保安ブレーキ付き)
運転区間 大阪難波-賢島京都-賢島近鉄名古屋-賢島
動電機 230kW
補助電装置 -
空気圧縮 スクロール
空気調和装 ユニットクーラー
保安装置 -
列車 -
軌間 1,435mm
営業運転開始日 2013年3月21日
製造事業者 近畿
特記事項 ブルーリボン2014年exit鉄道友の会exit
脚注 鉄道ファン №624より

2013年伊勢神宮式年遷宮に向け、阪特急・名特急の新車両として導入された「新観光特急」。2011年7月1日2編成12両の導入が発表されexit、翌2012年9月27日に高安庫に搬入、11月10日の「きんてつ電車まつり2012」で一般向けに初開され、試運転を重ねたのち翌2013年3月21日より、大阪難波~賢間と近鉄名古屋~賢間の1日1往復で営業運転を開始した。1編成あたりの製造コストは約14億5000万円。

2013年10月28日近鉄2014年1編成を増備すること、また京都~賢間で「しまかぜ」の運行を検討していることを発表したexit

列車時刻・運賃などは公式サイトexitを参照。なお、には乗車券特急券のほか、距離制の「しまかぜ」特別車両料金(700円~1000円)が必要ある。

2014年5月26日鉄道友の会よりブルーリボン賞を受賞exit

客室設備

最高のおもてなし伊勢志摩」をコンセプトに、1編成あたり約14億5000万円をかけた駄にな設備が展開する。

なお、大阪難波発着の列車近鉄名古屋発着の列車では、編成の向きは同じだが号番号が異なるため、以下において号番号大阪難波発着列車を基準とする(「種構成」を参照)。

客室

プレミアムシートと呼ばれる座席がシートピッチ1250mm、2+1列で展開する。シート地には本革を採用し、電動リクライニング・レッグレストやエアクッションモバイルコンセント、読書などを装備しており、JRグリーン車はおろかグランクラスに匹敵する居住性を実現している。

1号・6号展望車両として、床面高さを720mm上げたハイデッカー構造となっており、ビスタカーの2階席に迫る高い視点からの車窓が眺める構造となっている。

2号5号には客室端部に22インチ液晶ディスプレイが設置されており、行先・停ニュース天気予報などを表示する(1号4号5号は3色LED式表示器)。

グループ席車両

4号グループ車両となっている。同大阪名古屋寄りには、特急では最大の広さとなる個室(定員4名、3名から利用可)が、和風個室(掘りごたつ)・個室L字ソファーシート)それぞれ1室ずつ設置されている。個室内には、前面展望BSデジタル放送・走行地点表示などの映像自由に選択して表示できる液晶ディスプレイが設置されている(カフェ車両にも設置)

一方、賢寄りには、23000系伊勢志摩ライナー」と同様(ただしこちらは2人用+4人用)、大テーブルを備える6人用ボックス席・サロンが3室設置されている。

カフェ車両

3号は、近鉄伝統のダブルデッカー構造のカフェ車両となっている。1階に8席(グループ席としても利用可)、2階に13席、向きのテーブルに沿って配置されており、「の幸ピラフ」や「松阪牛カレー」など、沿線の名産を味わうことができる。
なお、 山側は段差のない通路となっている。

その他の設備

車両デッキはエントランスとして、床材に天然御影石を用いて、広々とした間がとられている。また、1号と6号デッキにはロッカーが26口(うち大6口)設置されている(ハイデッカー展望車両のために荷棚が小さくなることへの配慮)。

近鉄特急は全禁煙であることから、4号には喫煙コーナーが設置された。

メカニズム

基本的なシステム21020系「アーバンライナーnext」に準じており、1C2M方式(1台のインバータで2台の電動機を制御する)のIGBT素子のVVVFインバータ制御である。設計最高速度130km/hである。

新幹線以外の鉄道車両で初めて、全車両フルアクティブサスペンションを導入しており、乗り心地の向上が実現された。

客室内の照明にはLEDが使用されている。また、走行状態に応じて電球色と白色の切り替えが可である。

車種構成

大阪難波発着の列車は上の号番号近鉄名古屋発着の列車は下の号番号となる。
2編成とも高安検区所属。 

←賢 1号 2号 3号 4号 5号 6号 大阪難波
6号 5号 4号 3号 2号 1号 近鉄名古屋
パンタグラフ
客室設備 ク50600
(Tc2) 
モ50500
M3)
サ50400
(T) 
モ50300
M2
モ50200
M1)
50100
(Tc1
客室設備 展望客室(27人) 一般客室(28人)
いす対応席2席 
2階:カフェ車両(13席) 和風個室
(4人×2室)
サロン
(6人×3室)
一般客室(30人) 展望客室(27人) 編成定員138
端部の設備 ロッカー(26口) トイレ
パウダールーム 
1階:カフェ車両(8席) ウダールー 喫煙コーナー 自動販売機 トイレ
パウダールーム 
ロッカー(26口)
SV01 高安 50601 50501 50401 50301 50201 50101
SV02 高安 50602 50502 50402 50302 50202 50102
SV03 高安 50603 50503 50403 50303 50203 50103

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