返し馬(かえしうま)とは、競馬においてパドックからコースに入場してきた馬が、コースを走る前に行うウォーミングアップのこと。
パドックを終えてコース(本馬場)に入場してきた競走馬が行う、発走10分ほど前までのウォーミングアップのこと。返し馬の後、輪乗り⇒ゲート入り⇒発走と移行していく。
馬券検討の最終要素でもあり、馬の脚捌きや仕草から状態の良し悪しを判断する。ただ、馬券購入締め切り直前のため、短時間での判断が求められる。
返し馬の方法にも個性があり、入場後に一目散に待機所やゲート前に移動させることもあれば、あえてコースと逆周りにゲートに向かったり、誘導馬の横で一旦待機させて落ち着かせた後にゲート前に向かう、ゴール番の位置を馬に確認させてからゲート前に向かわせる など、馬の性格・状態や騎手の考え方によって千差万別である。また誘導馬に連れられて馬場に入場する前にスタンドの観客の歓声に配慮して「先入れ」と呼ばれる方法で返し馬を行うこともある。
時に馬場入場時や厩務員が引き紐を外した瞬間に馬が暴れだし、放馬(騎手を振り落とし、逸走すること)してしまうこともある。放馬してしまった馬は捕まり次第馬体検査が行われ、著しく疲労している場合や故障が発覚した際には、競走除外となる。返し馬時点での競走除外の場合、レース前の除外となるため、除外馬を含む馬券を購入していた場合は、除外馬が関与する分の購入金額は返還されるが、異常なしと診断されそのまま出走する場合は、当然そのまま扱われる。
なお競馬の規則上では返し馬の時に審判員に常歩(なみあし)で姿を見せる必要があるとされていて、そのためゴール板の目線のスタンドにいる審判員に見せる必要からこの付近を通過している。
JRA関係法令等 このページ内の日本中央競馬会競馬施行規程の106条に記載されている。
その流れでスタンドの観客にも馬体を見せているが、このスタンドの観客の歓声などで放馬等の不測の事態もありえるので、スタンド前を通らずにスタートまでの待機所に向かう人馬もいたりする。またスタンド前を通らなくても日本においては明確な罰則はないもようである、これはスタンドの観客の歓声が一因があることの配慮とされている。
ただし諸外国では厳しいところもあり、例えば2022年に凱旋門賞にタイトルホルダーで出走した横山和生はこの規定の行為をしなかったことから騎乗停止の制裁を受けていた。
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最終更新:2026/01/22(木) 01:00
最終更新:2026/01/22(木) 00:00
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