透明人間(とうめいにんげん)とは、創作作品に登場する肉体が透明で、姿を見る事が出来ない人間の事。
透明人間がH.Gウエルズの小説として登場したのは1897年の事である。現在では、多くの創作作品に登場するようになった。
彼の小説の影響からか、後発の作品の透明人間の多くは、元は人間で、薬を飲んで透明になるという、後天的に透明になる性質を得た場合が多い。そのため、生まれながらにして体が透明であるという作品はあまり無い。
透明人間の特徴は空気のように存在が他の人の目に付くことはない。なので透明であるということを利用して悪事を働くことも多い。窃盗や女湯の覗きぐらいならまだ可愛い方で、中にはレイプや殺人を犯す透明人間が登場する作品もある。その為、SFや怪奇小説等では、透明人間=悪役として描かれる事も多い。
肉体が完全に透明になる場合、眼球も透明になる為、透明人間は盲目になると推測もできる。この矛盾を解消する為、目だけは透明にならない、或いは目に虹色の『物体』が浮かんでいる(H.G.ウエルズの小説から)等という設定が付加される事も多い。その他、体が透明に見えるのは透明人間の周りの光を屈折させる能力であると考える例もある。
作中で味方側や中立の立場として登場する透明人間は、体に包帯を体に巻いている場合も多い。
比喩としての透明人間は地味な人、影の薄い人を指す。詰るところ空気である。歌手稲葉浩志の楽曲にも思春期の誰にも存在を認知されない少年の苦しさを透明人間に例えた物が存在する。
(参照)⇒見えない人
透明人間として登場人物を太字で表わしている。
掲示板
72ななしのよっしん
2022/07/17(日) 06:33:14 ID: 0D7cTBIJ0F
>>71
透明状態にも定義がある様に、あなたに取ってのリアリティ(シコリティ?)を具体的に示して頂ければと思う。
古典を例示すると、『空』を理論構築したインド仏僧『龍樹(ナーガールジュナ)』は、3名の友人共々『隠身の術』の伝授を受けて超常行為(性的な意味で)に及んでいる(伝記『龍樹菩薩伝』の描写)。
仏教説話として後世にまでリアリティ(悪人正機的な意味も含めて)を提示したにせよ、彼の人生の一時期のみならず古代インドの宮廷が舞台なので現代でのそれには限界があるだろう。
「広大な後宮の私室に妃妾が1人でいる所を1人で襲って事後は速やかに宮殿外の住居に撤退する様にすれば容易には発覚しない物の、特定地域で再犯すると物理的監視網を構築されて発覚するが1度は切り抜けられるかも知れない」といった所だろうか…
73削除しました
削除しました ID: fFQ90Rf9dB
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74ななしのよっしん
2023/01/27(金) 22:49:11 ID: hksk09GFqb
創作では包帯巻いてるイメージが強くミイラ男と混同されてたよね。
完全に透明になるには衣服を脱いで素っ裸にならないといけないわけだから何か羞恥心凄そう。
透明なだけで存在と言うか掴んだりは出来るんだよね?
内臓心臓も見えないだけでちゃんと動いてると言うか。
眼球が透明になったらちゃんと見えるのかね?
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最終更新:2023/04/01(土) 08:00
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