高校時代は素行不良な生徒であり、停学などを一年の頃から繰り返し、二年時には退学となった。
その後、紆余曲折を経て大映ニューフェイスに応募し、見事合格。俳優としての道を歩むことになった。
速水亮という芸名に至るまでは、それぞれ全く定着しなかった。最初に大映から勝手に決められた炎三四郎は非常に不服なものであった。だが立場上逆らえず、廃業を考えるほど悩みつつもその名前で活動していくことになる。
数年後、改名を許されたものの、その時の豊田正文も、大映倒産後の三崎玲資もまるで定着せず、1~2度の使用のみで終了した。
現在の芸名になったのは、速水の代表作である『仮面ライダーX』の出演が決まる前だった。この名前もいずれは変えてしまうつもりだったが、知られているように現在ではこれが完全に定着している。
『仮面ライダーX』への出演は速水にとって非常に大きな影響を与えており、その最たるものは作品の路線変更によって降板を余儀なくされた、水城姉妹を演じた美山尚子との結婚であろう。
都合によって降板が決まった美山を気の毒に思った速水が、何かと気にかけていたのが交際のキッカケだったようだ。美山も暇になったことで速水の身の回りの家事を手伝うようになっていたという。ただし交際がスタートしたのは『仮面ライダーX』終了後だったとのこと。
結構してしばらく経っても一緒のベッドで寝ていたほど仲が良いのだが、速水は悪役と戦う夢を見て寝相でアクションをし、寝ながら回し蹴りをするという奇妙なことをすることがあるため、身の危険を感じた美山は別のベッドで寝るようにしたという。
仮面ライダー終了後は、他の俳優の例に漏れず、幅広い活躍を見せている。特に昼メロに常連参加するようになると、芝居の方向性も大きく変わったという。
現在でも俳優活動を続ける傍ら、速水アクターズ・スタジオという教室を開講し、後進の育成に尽力している。また、仮面ライダー関係のイベントには多数出演している。自身のブログでは仮面ライダーに関するイベントの報告、旧知の中との再会などが多数綴られており、ファンを沸かせている。佐々木剛が営業している居酒屋「バッタもん」にもしばしば顔を出している。
以前から仮面ライダーの客演に対する熱意は強かったが、2014年に仮面ライダー大戦への出演が決定、およそ34年ぶりに神敬介 / 仮面ライダーX役を担当した。
長男は香坂優介の名前で、同じく俳優業を行っている。ちなみに一度『仮面ライダーアギト』のオーディションを受けさせたそうだが、仮面ライダーの役者選出において「2世俳優はNG」という決まりがあり、香坂が速水の子供であることがバレたことで即落とされたという。
近年は自己免疫性胆管炎という難病に悩まされており、闘病を続けている。前述のライダー大戦はその最中の出演であった。
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最終更新:2025/03/26(水) 18:00
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