進撃の帝王とは、
「COSMO BLAZER」(2012年11月17日発売)でOCGに登場。
永続魔法
※「COSMO BLAZER」収録のカード(CBLZ-JP064)による
このカードがフィールド上に存在する限り、
自分フィールド上のアドバンス召喚したモンスターはカードの効果の対象にならず、
カードの効果では破壊されない。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、
自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
アドバンス召喚や帝モンスターのサポートカード・帝王シリーズの開祖。
アドバンス召喚したモンスターに効果耐性を与えるが、代償としてエクストラデッキからのモンスターの召喚を封じる(融合・シンクロ・エクシーズ・リンクモンスターが使えない。ペンデュラム召喚の際にも縛りが入る)。
エクストラデッキを封じるデメリットがあるため、使用するならアドバンス召喚主体のデッキ構築となる。「オレイカルコスの結界」とはデメリットを共有でき、全体強化でこのカードがカバーできない戦闘の補助を行えるため、相性はいい。
しかし、効果の都合から、リリース要因となる「黄泉ガエル」や「レベル・スティーラー(2016年より禁止化)」などとの相性が悪い。このカードを使う場合は「ダンディライオン」など、邪魔にならないリリース要因を用意したい。
特殊召喚の手段が充実しており、デュエルが高速化した現在は、アドバンス召喚を狙うという行為自体が敬遠されやすいため、あえてアドバンス召喚を狙うならば、特殊召喚できないか、アドバンス召喚で効果を発揮するモンスターということに・・・なるかと思われていたが、第八期・第九期以降は特殊召喚メタの手段も充実化したほか、特殊召喚を多用せずとも環境上位と渡り合えるカテゴリーも登場したため、このカードにも活躍の場が増えつつある。
特殊召喚を封印できる「虚無魔人」と併用すれば、特殊召喚に依存する傾向が強い現在の状況において、効果を無効化されない限り強力なロックをかけられる。「エフェクト・ヴェーラー」の妨害を受けないのもポイント。
戦闘で強力な効果を発揮する「古代の機械巨人」などの場合も相性がいい。「歯車街」などのサポートカードも魅力であるが、融合モンスターである「古代の機械究極巨人」などが使えなくなってしまう点には注意が必要。しかし、何よりの魅力はデッキ名を【進撃の(機械)巨人】にできること。
3体リリースの必要な三幻神や三邪神の場合も、強力な耐性を付与できるこのカードと相性がいい。
長期間フィールドに維持したい「オシリスの天空竜」や戦闘で実質無敵の「邪神アバター」などとは組み合わせやすい。「光の創造神 ホルアクティ」を出す場合も、それまで三幻神を守るために使える。ただ、「邪神イレイザー」の自壊効果が使えなくなってしまうため、そこには注意。一応デッキ名が【進撃の邪神】になるが、インパクトに欠ける。
アドバンス召喚を主体とするデッキであれば十分に採用価値のあるカードではあるものの、代償として融合・シンクロ・エクシーズモンスターなどが使えないために、デッキに柔軟性を欠くのが難点。帝モンスターのようなデッキであればチューナーを交えてシンクロ召喚したり、エクシーズ召喚を行いやすいので、それを捨てるのも惜しい。無意味に入れるのではなく、エクストラデッキを捨ててでも守る価値のあるモンスターを選びたい。
このカードの登場以降、アドバンス召喚をサポートするカードが増加しているので、それらを活用するのもよい。
また、「神の宣告」などで、アドバンス召喚成功前に召喚自体を無効化されてしまう場合はこのカードでは守れない。
レベル7以上であれば「ハードアームドラゴン」も似たような耐性を付与できる。
対象を取る効果への耐性の有無という点で異なるが、向こうは「サイクロン」などによる除去を心配する必要がないのが強み。元々対象を取る効果への耐性を持っている「オベリスクの巨神兵」であれば、耐性を与えているカードの除去という突破手段を与えない向こうのほうがより強力。
自壊効果も封じられるため、地縛神などとも併用できる。素直にフィールド魔法を使ったほうが手っ取り早く、特殊召喚を封じられるのも少々苦しいが。
むしろこれによって一番喜んでいるのは「聖獣セルケト」。維持条件である「王家の神殿」が禁止カードであったために、長い間複数のカードの組み合わせで無理やり維持しない限り使いようがなかったが、それをこのカード1枚で賄えるようになったため、これまでほど苦労せずに耐性を得ながら自壊も防げるようになり、使いやすくなった。「進撃の帝王」の耐性付加によって装備魔法などによる打点補強ができない欠点もセルケトであれば自身の効果で補えるため、なかなか相性がいい。
現在は「王家の神殿」が無制限カードなので正規の方法での維持も可能であるが、「帝王の深怨」のようなサーチ手段がない、特別な耐性は得られないなどの点から、こちらで維持することも考えられる。アドバンス召喚以外での展開ができないのが欠点となる。
イラストに描かれているのは、いわゆる帝モンスター。
手前にいるのが、左から「炎帝テスタロス」、「風帝ライザー」、「邪帝ガイウス」、「氷帝メビウス」、「雷帝ザボルグ」。その後ろにひときわ大きい姿で描かれているのが、「地帝グランマーグ」。アニメGXではグランマーグも他の帝とそう変わらない大きさであったが、OCG世界ではグランマーグは帝の中でも特別な地位にあるのかもしれない。
背景をみると倒壊した高層ビルなどが見られるため、どこかの街へと「進撃」したのだろうか。アニメDMでのOPの「オベリスクの巨神兵」に似ているとか何とか。
このカードの登場以降、「帝王」シリーズとも言うべき、「○○の帝王」あるいは「帝王の○○」という名称でアドバンス召喚をサポートするカードが多数登場しており、「帝王の深怨」で1つのカテゴリとしてくくられた。
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最終更新:2024/04/24(水) 20:00
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