遊佐司狼

「女の陰でバトルの解説なんかをしてる男は、死んでいいだろ」

遊佐司狼とは、lightより2009年12月25日に発売されたPCゲーム『Dies irae ～Acta est Fabula～』に登場する架空の人物。CV：ルネッサンス山田（PC版）、前田剛（移植版）。

なお、専門用語に関してはwikipediaに詳しくのっているのでそちらを参照のこと。

概要

この項目は、大量の厨二成分とネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任でごらんください。

蓮のもう一人の幼馴染でかつての親友。あらゆる物事を高レベルでこなせる天才。諏訪原市にある私立月乃澤学園の2年生だったが、現在は退学している。

何もない日常を愛する蓮とは違い、常に新しい刺激や感覚を求める無鉄砲な性格。「デジャヴるんだよ」が口癖。色々とズレた思考回路を持っており、蓮を脱力させることもしばしば。もっとも、頭の回転はよく、熱くなりがちな蓮を諭す場面もある。精神力も常人のそれを遥かに凌駕しており、死への恐怖心が皆無であるどころか、危機的な状況にあっても冗談を口にすることができるほど。

本編が始まる二ヶ月前に、ある事情から蓮とお互い瀕死の重傷を負うほどの決闘まがいの喧嘩を起こし、病院に担ぎ込まれた3日後に姿をくらまし、そのまま消息を絶った。その後は病院の跡取り娘であるエリーこと本城恵梨依と行動を共にし、ふとしたことで出会った騎士団との戦いへ自ら足を踏み入れる。

蓮との決闘の更に以前に蓮、香純と三人乗りをしてバイク事故を起こしており、その事故の後遺症として痛覚、味覚、嗅覚が麻痺した代償としてそれら三感以外が発達し、アドレナリンが大量に分泌されるという異常体質になってしまっている。この体質と自身の並外れた戦闘センスと射撃の腕前故に、通常の人間にしては並外れた戦闘力を持つに至った。ただし、弊害として生殖障害を起こし、また大幅に寿命が縮んでいる（ヴィルヘルム曰く「死相が見える」らしい）。とはいえ騎士団相手には遠く及ばず、加えてダメージを与える手段もないため、まともな戦いでは相手にならないため様々な策と小細工・手段を講じて彼らに挑む。

なお、司狼には断続的に既知感が起こり、その既知感を持っている間は何をどうしようとも都合良く絶対に死なない（死ねない）展開になるという現象が起こる（本人曰く「無敵モード」）。この既知感のため人生そのものに退屈してしまっており、既知感を踏破するべくあらゆることに手を出しており、騎士団との戦いもその一環にすぎない。本編のあるルートにてこの既知感の正体、そして自身すら知らない秘密が明かされるのだが…。

良くも悪くも厨二というものを体現したかのようなキャラクター。蓮の数少ない味方であり頼れる友人ではあるが、07版では彼についての補完がほとんどなされなかったために、一般人のくせに強すぎる、露骨に出番が多すぎる、言動そのものが厨二すぎるなどといった理由で否定的なファンも多かった。しかし、完全版では設定の補完がなされただけでなく、玲愛ルート後半での蓮との喧嘩は作品の中でも屈指の名シーンの一つであるため、彼のファンも増えている。というかルートによっては主人公を完全に喰ってたりするし。

戦闘能力

聖遺物

『血の伯爵夫人（エリザベート・バートリー）』。とあるルート後半でルサルカから奪ったもの。能力自体はルサルカ所有時と変わらないが、ルサルカが事象展開型なのに対し、司狼は人器融合型であるという違いがある。位階は形成。

能力を使って自分の体から拷問器具を射出したり、体そのものを拷問器具に変換したり、デザートイーグルから拷問器具の特性を乗せた弾丸を放ったりすることができ、これによって聖遺物の使徒相手にも有効なダメージを与えることができるようになった。もっとも、位階は形成止まりであるため、創造位階に達している相手には絶対的な力の差がある。

この状態の司狼はメルクリウスから『狼を司る者（ゲオルギウス）』という魔名を与えられている。

関連動画

なんてそっくりな声なんだー（棒）。

関連項目

• Dies irae
• 天才
• 天魔・宿儺
• エロゲのキャラクター一覧

• 聖槍十三騎士団
  在籍中	愛すべからざる光 - 死を喰らう者 - 神を運ぶ者 - 串刺し公 獅子心剣 - 太陽の御子 - 鋼鉄の腕 - 魔女の鉄槌 魔操砲兵 - 紅蜘蛛 - 大淫婦 - 悪名高き狼 - 水銀の王
  かつて在籍	戦乙女 - 太陽の御子 - 死を喰らう者
  その他	超越する人の理 - 狼を司る者