郡上八幡(ぐじょうはちまん)とは、岐阜県郡上市内にある地域名。旧 郡上郡八幡町にあたる。
郡上市の中心地域として栄え、地域内には郡上市役所の本庁舎が所在する。
地域内には長良川とその支流の吉田川、そのさらに支流の小駄良川と乙姫川が流れており、街は吉田川の両岸を挟むように形成されている。また、宗祇水ややなか水のこみちなど、そこから引いた用水や井戸が多数設置されている。このため、郡上八幡は中部地方屈指の清流の街として知られ、鮎やうなぎ、アマゴの格好の漁場となっている。
また、かつては地域内北東部の城山(八幡山)頂上にそびえたつ日本最古の木造再建城の郡上八幡城の城下町として古くから栄えた。そしてその郡上八幡城は、紅葉スポットとして名高く「炎上天守の城」という異名が付いている。さらに「天空の城」としても近年注目され、朝もやの中に立つ郡上八幡城を観賞するために、多くの観光客が訪れている。
郡上八幡では、日本三大盆踊りの一角である「郡上おどり」を筆頭に多くのお祭りやイベントが開催されている。
郡上八幡の冬の風物詩として知られている催し。郡上八幡では、「郡上本染」と呼ばれる藍染物が特産品となっており、このイベントではその寒ざらしが行われる。本染の柄はイベントの名前の通り、鯉のぼりが描かれており、その様はまるで冬の清流に泳ぐ鯉のよう。寒ざらし前夜にはライトアップが行われる。
郡上八幡のひなまつりは旧暦で行われるのが慣例となっており、まつり当日には街のあちこちに「福よせ雛」と呼ばれるひなが設置される。
千虎白山神社で行われる縁日で、伊勢神楽の奉納が行われる。また、無病息災を念じて参拝者に甘酒が振舞われる。
八幡神社、岸劔神社、日吉神社の合同縁日で、三社の大神楽が奉納され、獅子演舞行列が街中を練り歩く。また、町内の子供神輿も街中を練り歩き、三社の大神楽の競演や神輿コンクールが行われる。
郡上八幡城で行われる縁日の1つ。週末には天守閣を背景に和太鼓演奏が開催される。
郡上八幡の祭りの中での一大イベントとなる踊りまつり。日本三大盆おどりの一角で、国重要無形民俗文化財に指定されている。初代郡上藩主、遠藤慶隆が領民の融和を図るためにおどりを奨励し、領内の盆踊りまつりを郡上八幡城下の一点に集結させたのが始まり。中でも、夜8時から最大で翌朝の5時まで、夜を徹して踊り続ける盂蘭盆会の日は、全国的にも類を見ない奇祭となっている。
また、8月上旬頃には郡上八幡城から打ち上げられる郡上八幡城花火大会が並行して開催される。
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最終更新:2024/10/09(水) 12:00
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