郷田真隆 単語

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郷田真隆(ごうだまさたか)とは、将棋棋士である。棋士番号は195。段位は九段。東京都練馬区出身。故大友昇九段門下。

棋歴

棋風

  • 居飛車党。相手の作戦正面から受けて立つことが多く、直線的な攻めを得意とする剛直な棋である。そのし手は格調高いと評されることも多々ある。
  • 序盤から持ち時間の消費を惜しまない「長考」として知られるが、長考後のし手はいわゆる「普通の手」であることが多い。素人には「時間の使い方が上手くない?」と一思いそうになるが、それが全くの間違いであるのは、郷田が持ち時間の極めて短い将棋にもめっぽう強く、1手30棋戦優勝すること8回(非公式棋戦時代の銀河戦2回を含む)という実績が示すとおり。この点は加藤一二三との類似度が高く、郷田本人も認めている。郷田いわく「自分で言うのもなんだけど、長考というのは手がよく見えるんですよ。いい手が見えなくて困っているというわけではなく、見えすぎて選択肢が多いから時間を使っているんです。読まなくても良さそうな手を拾い上げて、どの手がベストか考えているのですね」。
  • ただ、いくら良い手でも、それが「美意識」に反するものであればきっぱり切り捨てる。2021年棋王戦五番勝負第1局を解説中に将棋AIの予想する読み筋を見て「5万年生きていても考えないですね。美しくないですからね。人間美しいと感じるのはすごく大事なことなんです」と評したセリフにその信念がよく現れている。ここまで述べてきたような特徴があいまって冒頭の「格調高い」という周囲の評価が形成されている。
  • 後手番一手損角換わりは嫌い」と言していたが、第70期順位戦A級9回戦(2012年3月2日)において公式戦で初めて採用した(結果は敗北)。
  • 将棋専門誌のインタビューで「もっと自由にやる。これからは振り飛車をやったとしても、自分としては何の違和感もない。」と述べている。

人物・エピソード

昇段履歴

主な成績

タイトル獲得履歴

タイトル戦登場履歴

登場回数18回、獲得合計6期

一般棋戦優勝履歴

優勝合計7回

非公式戦優勝履歴

将棋大賞受賞履歴

叡王戦戦績

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最終更新:2024/04/23(火) 18:00

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